5月11日(水)晴れ
夕べ図書館から予約本が入ったとの電話をもらってたので
ちょっと買い物してから図書館へ。
待ってました「永遠の仔 第4巻」
他に佐藤愛子のエッセイと料理本を数冊借りる。
佐藤愛子さんの歯切れよいエッセイは元気が出るので
ずいぶん昔から愛読している。
あまり人の言う事を聞かない私だが彼女の言う事は
素直に聞けそうな気がするくらいだ。
彼女のエッセイは私の闘争心に火をつける。
彼女と相反する位置にいるような田辺聖子のエッセイも好きだ。
彼女の書くおっさんは愛すべきおやじで
彼女のように生きたら世の中ま~るくいきそうだ。
高校生の頃ティーン向け雑誌に林真理子のエッセイが登場。
ぶっ飛んだおもしろさでのめりこんだ。
小説を書き始めたのでそれも全部読んだ。
しかし、だんだん恋愛小説が過激になり、遠ざかり始めた。
私も枯れてきたということか。
若い頃は渡辺淳一も結構読んだ。
ある医者のドラマがとてもおもしろく、その原作が彼だった。
エッセイも面白かった。
しかし失楽園あたりからまた遠ざかり始めた・・・やはり枯れてきたからか?
いや、枯れるほど花開いていたわけでもないが・・・
群よう子の登場も驚いた。
淡々とした日常を冷めた、ひねた目で見ているようで
でも動物への愛は異常とでもいえるほどで、
人間嫌いの動物好きと評されたことのある自分を見るようだった。
小説で好きなのは宮本輝だ。
若い頃は「青が散る」がマイベストだったが
今は「草原の椅子」だな。
彼の書く人間は芯のある優しい人が多いのでとても魅力的だ。
こうありたい、こう生きたいと思う姿がある。
「でも結構喧嘩っ早いらしいよ。
喧嘩っ早そうな筒井康隆氏がエッセイで言ってたよ」
と雑学博士の夫が言ってたが本当だろうか・・・
明日夫の電車の中の読書用になるだろうから
「永遠の仔」を超特急で読む。
あ~、相変わらずつらい本だ・・・
この巻の最後で、遼平という養父母に育てられた子が
大人になってその両親に「あなた達に似たかった」と言う。
思わず泣ける。
この本のほかに天童荒太の本は「家族狩り」を読んだことがある。
これまた「この世には幸せな家族は存在しないのか」と
暗澹たる思いにかられる本だった。
早く5巻が入荷しないかなあ~
このままどんよりした気持ちでいるのはつらい。
最後くらい希望に満ちた終わりにしてくれよという思いだ。
今夜はかぼちゃのそぼろあんかけ、タラの香り蒸し、
ゆで豚サラダ、サトイモのお味噌汁。
そぼろあんかけのレシピはめんつゆが濃縮3倍のもので
先日夫のたっての希望で買っためんつゆは濃縮2倍・・・
これってどうすりゃいいの?
小学校の算数の時点でつまずいた私としては
もうパニックだ・・・
だからめんつゆなんて邪道なんだよっ!
ちゃんとだしから自分でとって作りたいんだよっ!
散々悪態つきながら私なりの理論を打ち立てて作る。
美味しいじゃないの!
しかし夫が「ちょっと辛いね」と言うので
分量を言うと、くすっと笑う。
どうやら根本的に間違ってるようだ。
だってもうわたしゃ2倍と3倍と聞いた時点でどっちが濃いか
わからないんだもん・・・
もうこのめんつゆはソーメン食べる時しか使わないもんね!と妻逆ギレ。
食事が終わり、インターネットで新聞を読んでた夫が
「中村獅童が結婚する相手を知ってる?」と聞く。
「昨日私が言ってたじゃん!さては聞いてなかったな、
竹内結子でしょ。」
「じゃあ、米倉涼子といえば?」
「う~ん・・・市原海老介」
「わっはっは!市川海老蔵でした。」
「惜しいねえ~あれっ?傘の上でいろいろ回す人は誰だっけ?」
「海老一染ノ介」
「を~っ、それとごっちゃになったんだな」
夫、あきれたのか無言。
ずっと帰宅が遅くて朝早いというのが続いたので
娘は夫の顔を見ない日が続いたが
今夜は9時過ぎ帰宅。
「あんまり変わってないね。」などとふざけてる。
夕方9階に住む1年生のれいなちゃんとママがお礼にいらっしゃった話とかする。
入学して一ヶ月娘がれいなちゃんを学校まで連れて行ったお礼だということで
クッキー詰め合わせだの、娘にはかわいい雑貨をいろいろ持ってきて下さって
恐縮したのだった。
娘が話していたとおりれいなちゃんのママは超美人で
おしゃれで若く上品なママであった。
7分パンツによれよれパーカー、ちょうどカボチャの面取りをしてて
手は黄色に染まってて・・・という私はちょっと恥ずかしかったぞ。
小奇麗に!を目標に掲げて努力はしているが
夕方にはしっかり小汚くなっている・・・
朝部屋着兼パジャマで、スッピンのままお見送りし、
夜は先にお風呂に入り化粧も落としてのお出迎えを
夫はどう思ってるのだろう。
これまた何にも言わない寡黙な夫なので真意は闇の中。
綺麗なママを見て反省した妻であった。
夕べ図書館から予約本が入ったとの電話をもらってたので
ちょっと買い物してから図書館へ。
待ってました「永遠の仔 第4巻」
他に佐藤愛子のエッセイと料理本を数冊借りる。
佐藤愛子さんの歯切れよいエッセイは元気が出るので
ずいぶん昔から愛読している。
あまり人の言う事を聞かない私だが彼女の言う事は
素直に聞けそうな気がするくらいだ。
彼女のエッセイは私の闘争心に火をつける。
彼女と相反する位置にいるような田辺聖子のエッセイも好きだ。
彼女の書くおっさんは愛すべきおやじで
彼女のように生きたら世の中ま~るくいきそうだ。
高校生の頃ティーン向け雑誌に林真理子のエッセイが登場。
ぶっ飛んだおもしろさでのめりこんだ。
小説を書き始めたのでそれも全部読んだ。
しかし、だんだん恋愛小説が過激になり、遠ざかり始めた。
私も枯れてきたということか。
若い頃は渡辺淳一も結構読んだ。
ある医者のドラマがとてもおもしろく、その原作が彼だった。
エッセイも面白かった。
しかし失楽園あたりからまた遠ざかり始めた・・・やはり枯れてきたからか?
いや、枯れるほど花開いていたわけでもないが・・・
群よう子の登場も驚いた。
淡々とした日常を冷めた、ひねた目で見ているようで
でも動物への愛は異常とでもいえるほどで、
人間嫌いの動物好きと評されたことのある自分を見るようだった。
小説で好きなのは宮本輝だ。
若い頃は「青が散る」がマイベストだったが
今は「草原の椅子」だな。
彼の書く人間は芯のある優しい人が多いのでとても魅力的だ。
こうありたい、こう生きたいと思う姿がある。
「でも結構喧嘩っ早いらしいよ。
喧嘩っ早そうな筒井康隆氏がエッセイで言ってたよ」
と雑学博士の夫が言ってたが本当だろうか・・・
明日夫の電車の中の読書用になるだろうから
「永遠の仔」を超特急で読む。
あ~、相変わらずつらい本だ・・・
この巻の最後で、遼平という養父母に育てられた子が
大人になってその両親に「あなた達に似たかった」と言う。
思わず泣ける。
この本のほかに天童荒太の本は「家族狩り」を読んだことがある。
これまた「この世には幸せな家族は存在しないのか」と
暗澹たる思いにかられる本だった。
早く5巻が入荷しないかなあ~
このままどんよりした気持ちでいるのはつらい。
最後くらい希望に満ちた終わりにしてくれよという思いだ。
今夜はかぼちゃのそぼろあんかけ、タラの香り蒸し、
ゆで豚サラダ、サトイモのお味噌汁。
そぼろあんかけのレシピはめんつゆが濃縮3倍のもので
先日夫のたっての希望で買っためんつゆは濃縮2倍・・・
これってどうすりゃいいの?
小学校の算数の時点でつまずいた私としては
もうパニックだ・・・
だからめんつゆなんて邪道なんだよっ!
ちゃんとだしから自分でとって作りたいんだよっ!
散々悪態つきながら私なりの理論を打ち立てて作る。
美味しいじゃないの!
しかし夫が「ちょっと辛いね」と言うので
分量を言うと、くすっと笑う。
どうやら根本的に間違ってるようだ。
だってもうわたしゃ2倍と3倍と聞いた時点でどっちが濃いか
わからないんだもん・・・
もうこのめんつゆはソーメン食べる時しか使わないもんね!と妻逆ギレ。
食事が終わり、インターネットで新聞を読んでた夫が
「中村獅童が結婚する相手を知ってる?」と聞く。
「昨日私が言ってたじゃん!さては聞いてなかったな、
竹内結子でしょ。」
「じゃあ、米倉涼子といえば?」
「う~ん・・・市原海老介」
「わっはっは!市川海老蔵でした。」
「惜しいねえ~あれっ?傘の上でいろいろ回す人は誰だっけ?」
「海老一染ノ介」
「を~っ、それとごっちゃになったんだな」
夫、あきれたのか無言。
ずっと帰宅が遅くて朝早いというのが続いたので
娘は夫の顔を見ない日が続いたが
今夜は9時過ぎ帰宅。
「あんまり変わってないね。」などとふざけてる。
夕方9階に住む1年生のれいなちゃんとママがお礼にいらっしゃった話とかする。
入学して一ヶ月娘がれいなちゃんを学校まで連れて行ったお礼だということで
クッキー詰め合わせだの、娘にはかわいい雑貨をいろいろ持ってきて下さって
恐縮したのだった。
娘が話していたとおりれいなちゃんのママは超美人で
おしゃれで若く上品なママであった。
7分パンツによれよれパーカー、ちょうどカボチャの面取りをしてて
手は黄色に染まってて・・・という私はちょっと恥ずかしかったぞ。
小奇麗に!を目標に掲げて努力はしているが
夕方にはしっかり小汚くなっている・・・
朝部屋着兼パジャマで、スッピンのままお見送りし、
夜は先にお風呂に入り化粧も落としてのお出迎えを
夫はどう思ってるのだろう。
これまた何にも言わない寡黙な夫なので真意は闇の中。
綺麗なママを見て反省した妻であった。