マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

民主主義国家の蛮行

2011年10月23日 06時21分53秒 | ひとりごと
そうかぁー・・・カダフィー大佐が死んだんかー、残念!リビアと言えば東山動物園のリビア山猫ぐらいしか思い出さないが、とりあえず主権国家たるものが、先進国の都合で強引に崩壊させられたことは歴史に残る蛮行だし、それを黙って見逃している我々も同罪なのであるぞ。
独裁政権が非民主的で許されないと主張するのは自由かもしれない、が他国が特定の国の反乱に手を貸す、もしくは企てることは主権侵害として許されるはずもない。その主権侵害を行った国家が民主国家と呼ばれるのはまさにお笑いである。民主主義のどこが民主的なのだ、民主主義国家を装う日本国民はそう思っているぞ。

それにしても現政権の軍隊を政府軍、そしてそれに反抗するのは反乱軍、もしくは反政府軍と書くのは常識ではないのか、しかしリビアの場合、カダフィー派対反カダフィー派という言い方をし、米、英、仏が反政府軍のクーデターに肩入れしたことを意図的にごまかそうとしているのは明らかである。要は、先進国が政権転覆を企て、民兵を雇い群衆を扇動した、いわゆるCIAやMI16の得意技でアラブの春などとはとんだ茶番劇である。

我々は意図的に捻じ曲げた新聞報道を見て、リビアのような軍事独裁政権?が、民主化を望む民衆によって倒されたのだと喜ぶほど単純でも馬鹿でもない。これは大国のエゴであり、横暴である。しかしほとんどの国は黙って見ているしかなく、一つの国の政権転覆を見て「明日は我が身」と肩をすぼめるだけである。
ん・・・、待てよ、これは現在の小中学校のいじめと似た構図ではないか、いじめというものを私自身はあまり記憶がないのだが、おそらく人間なのだから私も学校時代多少はあったはずなのだが・・・、でも、特定の個人を多くの者が執拗にいじめるなどなかった気がする。私たちの小さい頃は「強気を挫き、弱きを助ける」が基本で、たとえ誰かがいじめられても必ず誰かがそれをかばい、それで子供心にも社会への対応を身につけてきたのである。当時の教師は戦中派ばかりで、結構気骨があり、正義感が強かったのだ。

現在のいじめの本質は「異質を排除する気質」である。人と違うことをしていると排除され、個性は失われ、いわゆる右へならえが基本となる。
短いスカートをはいている女子高生にそのわけを聞くと、「だって、長いスカートはくといじめられるんだもの・・・」だそうである。つまり、どこかに女子高生がみんな短いスカートをはかなければならない力がかかっているのだ。
子供はいじめを横目で見ながら、自分だけはいじめられないよう、なるべく人と同じ行動を取り、目立たないようやはり肩をすぼめて生きて行くのである。そのような子供時代を過ごせば、当然その者たちは社会へ出ても人の意見に同調するようになるし、個性は隠してしまう。かくて長いものには巻かれる理想的な奴隷人間が完成するのである。まったく、いじめは国策なんだな。つまり、国策だからいじめはなくならないのだ。

さて、せっかくの日曜日なのに早起きしてしまい、まだ頭の回転がよろしくない。したがって説明がうまく出来ないのだが、いま世界で起きている色々な事件は19世紀から20世紀の初旬に逆戻りしようという世界戦略、つまりNWOの一環なのだと思う。皆さんも世界地図を広げ、ゆっくりと考えてほしい。
中東ではオスマン帝国の復活であり、アジアでは大清国と大日本帝国の復活である。
初心者さんからのコメントに日韓併合とあったが、これは事実上すでにそうなのだ。誰が何と言おうが、韓国は日本なしには成り立たない。つまりずっと前から一心同体なのである。
小説1984年の描く世界戦略は、世界を4つの地域に分け、常にどこかで戦争が起きている状況を作り出すことである。まさに、今そうなろうとしている。そんな中で消え去ろうとしているのがイスラエルで、おそらく彼らはハルマゲドンを起こすまで追い込まれるか、もしくは小国としてその存在感を失ってしまうかではないか、つまり、米国はもはやそこに関わっておれないほど力を失ってしまったといえる。

今朝の新聞(日経)に、IBMの人工知能コンピューターが米クイズ王に勝ったとあった。これはワトソン・プロジェクトと呼ばれるもので、米人気クイズ番組「ジョバディー」で人間の賞金王と戦い、コンピューターの質疑応答システムが勝利したのだそうだ。
このシステムは人間の言葉を理解し、的確な答えを出せるような可能性を秘めている。つまり、ビッグ・ブラザーの完成がもはやそこまで来ているのだ。
「いま、打倒すべき国家はどこですか?」
「日本です。人民はすべて殺し、根絶やしにします。何人かの例外を除き、すでに抹殺するためのスケジュールはスタートさせています。」
なんて時代が始まっているのだな。