トランスポーターとオートバイトライアルと日記の備忘録

ノアにオートバイを積んでみました。忘れないように記録しておきます。

XL883L エアクリーナーのフィルター洗浄 12か月点検終了

2018年06月23日 | ハーレー XL883L

エアフィルターの洗浄をします。エアクリーナーはS&Sに替えてあったのでK&Nのメンテナンスキットを使います。

エアクリーナーカバーの3本のビスを外します。

 


エアクリーナーを外して、外側のゴミを軽く取り洗浄スプレーを両面にまんべんなくスプレーして数時間放置しました。

 


エアクリーナーを外すとオイルが付着しています。ブローバイガスの影響のようです。取付けは数日後なので虫等が入らないように新聞紙を詰めておきます。

 


昼食後にフィルターを見ると汚れた液が出ています。水道の水を内側からかけて汚れを落とします。水がかなり汚れました。

 

 

強い水流は良くないとのことなので、この程度の水流ですがきれいになりました。あとは日陰で自然乾燥させます。


自然乾燥したらフィルターオイルを両面にスプレーします。スプレーなので手早く塗れます。うっすらと赤みがかりました。塗り終えたら平らな面に少し置いておきます。オイルが下側に溜まるようなら塗り過ぎです。大丈夫なようですので取り付けて終了です。後日走行して様子を見ます。

 


これで12か月点検が終了です。車検整備付きで購入したので、整備はプロに任そうかと思ったのですが、いろいろいじったので自分で12か月点検を行ってみました。記録簿はネットからダウンロードしました。内容で記入できなかったのは、バッテリーが密閉式なので液量と液比重の所と、点火時期の点検方法が分かりません。コンピューター制御だと思うので、乗ってみてアイドリング・加速・アクセルレスポンス等問題なければ良いのかなと思います。

12か月点検を行ってみて、これなら車検整備も出来そうなので、来年の車検時にはディスクブレーキ液の交換やピストンの整備を行い、ユーザー車検を受けようかなと思っています。

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XL883L エンジンオイル交換とオイルフィルター交換

2018年06月18日 | ハーレー XL883L

前回交換より6か月経ったので自分でオイル交換しました。

一回りしてきてエンジンを温めました。オイルタンクのキャップを外してオイルレベルゲージで確認したのと、オイルタンクの油面の高さをメジャーで測定しておきます。オイルフィルターにはオイルを120cc入れてフィルター内部に浸みこむように傾けて少し回して放置しておきます。

 

 

ドレンプラグの所のホースバンドを外し、プラグを抜くのですがオイル受けの缶を置くと手が入り難く苦労しました。

 

 

オイルが抜けたらドレンプラグを差し込みホースバンドを取り付けます。

その後に、オイルフィルターを外すのですが、オイル受けは牛乳パックで切り込みを入れて作りオイル受けを置きます。フィルターレンチで回すのですが、これがものすごく固く、途中で少し空回りして緩められるのかと不安になりますが何とか緩めることができました。

 

 

オイルは少ししか出ませんでした。最初にオイルフィルターを外そうと思ったのですが、そうするとオイルタンク内のオイルがフィルターから出てくるのではないなと思い、先にドレンプラグからオイルを抜きました。

 

オイルフィルターを取り付けます。フィルターに入れたオイルはすっかり吸収されていました。フィルターのゴムパッキンにオイルを薄く塗り1/2から3/4回転手で締め込むと書いてあるので、手で締め込みましたが1/2に少し届きません。フィルターレンチは外したフィルターが咬んでしまったのでハンマーで叩いて外しました。ここで問題が。レンチがフィルターに入りません。外す時に歪んでしまったのか? 見た感じは大丈夫そうですが。叩いて入れると外せない可能性があるので、もう一度手で回したら、何とか1/2ちょっと締め込むことができました。

 締め込み具合が分かるようにテープを貼っておきます。

 

エンジンオイルを入れます。使用するオイルは、レブテックシルバー20W-50です。2本入れたら、最初にメジャーで測定した油面高さになりました。メジャーで測っておかないと、いちいちレベルゲージで確認しないとならないので面倒です。

 

 

オイルキャップをしてエンジンを掛けて暖機運転をしてからオイルレベルの確認をします。エンジン停止後はオイルが泡立っているので数分してから測定します。150cc追加してメジャーで83mmで、油面ゲージは下から40%位のところにしました。

次回走行してから、再度油面高さの確認を行います。

総オイル量は、2本+追加150ccとフィルターに入れた120ccでした。250cc以上余っているので、次回6か月後は2本購入すれば良さそうです。フィルターは12か月後に交換予定です。

走行距離は、27115kmでした。前回は26019kmの走行でしたので、6か月間の走行距離は1096kmでした。 

 

追記 オイル交換後エンジンを掛けずに1週間ほど置きオイルタンクを見たら油面がかなり下がっていました。オイルを300ccほど足して暖機運転を5分ほどして油面の高さを確認したら、レベルゲージで大体2/3くらいでした。

オイルレベルを確認しないまま走行しなくて良かった。今回のオイル交換で使用した量は、トータルで2462ccになりました。それで残りは約300ccです。次回はオイルフィルターは替えないのでオイルを2本買って微妙な感じです。

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XL883L クラッチケーブルに給油

2018年05月23日 | ハーレー XL883L

購入してからそろそろ1年になるのでクラッチケーブルに給油しました。

ネットで調べると、ハーレーのクラッチケーブルはテフロン加工されている物があり、その場合は通常の潤滑材は使用しないとのことなので、KUREのドライファストルブというテフロンスプレーを買いました。このスプレーは速乾性なので、スプレーするとベタつかずふっ素樹脂が残るとあります。それとゴムプラスチック等を侵さないとあります。ワイヤーインジェクターは昔から持っている物です。

 

今回は、作業で手がかなり汚れたのであまり写真を撮れませんでした。


クラッチケーブルの途中にあるネジ部の間隔を測っておきます。そしてネジ部が見えなくなるまで緩めます。

 

クラッチレバーのピンの下側のスナップリングを外します。ここで問題が、スナップリングの穴が小さく手持ちのスナップリングプライヤーが入りません。しかたがないので、やすりで削って細くして何とか使えました。

 

 

レバーとケーブルを外して、ワイヤーインジェクターを取り付けますが、ハーレーのケーブルは太く先端の金具の径も太いのでなかなかうまくセットできません。やっとの思いでインジェクターをセットして、ドライファストルブを5秒弱スプレーするとケーブル途中のネジ部からシューと音がしました。もう少しスプレーして終了です。

あとは、クラッチ可動部にグリスを薄く塗り組み立てて終了です。

終了後にケーブル途中のネジ部を最初の時と同じ長さにして、レバー部で遊びの確認をします。確か1.6~3.0mmなので確認すると3mm弱なので問題ないと思います。購入時は、クラッチの繋がりがかなり手前でトライアル車の感覚でクラッチをつなぐとポンとフロントが浮きました。途中で少し遠くにセットしなおしました。ただ、遠くにするとクラッチが重くなります。

 

整備後にクラッチを握ってみると特に変わりはありませんでした。

 

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XL883L スマホナビの過熱対策

2018年05月17日 | ハーレー XL883L

 

スマホナビの場合、過熱で動作しなくなることがあるので対策をしてみました。

まずは、空気が多く当たるスマホホルダーに替えました。ゴムを掛けるのが面倒ですがナビが機能しなくなるのは困るのでこのタイプを使ってみます。スマホカバーの背面は空気が当たるように切り取っています。このカバーがないとホルダー部がスマホの電源・音量スイッチを押すので外せません。

 

 

ナビの放熱のために冷却フィンを買い、そのままの厚みだとホルダーの高さを超えるので削りました。両角も持つときとゴムバンド固定に当たりそうなので削りました。ただ、削っている時になんて馬鹿なことしているのかと思いました。

 

 

冷却フィンを薄い両面テープでスマホの裏側に貼ります。本当は熱伝導両面テープが良いのですが、薄ければ熱を逃がすかなと思い手持ちの物を使いました。

 

 

今日 5月17日は最高気温31度の予報なので絶好のテスト日和です。 前回はTCスマホナビを使用したのですが、充電しながらでも1時間18%も電池が減るので、今回はヤフーナビを使ってみました。 筑波山ツーリングではナビがしばしば途中で止まったのですが、今回はイヤホンケーブルをスマホの裏側に通したら正常に動作しました。やはり、液晶の前でケーブルが動くと誤動作するようです。

気温は高いのですが快晴ではありません。約20km走行後のスマホ温度は57℃で正常に動作します。電池の消耗は充電なしで18%です。右の画像はスマホの重量が増えたので、落下防止用に釣り糸を付けてスマホホルダー部に掛けます。もう一つは、携帯ストラップをハンドルに絡めて2重に対策です。

 

 

充電しながら約20km走行しました。 走行前電池残量は41%でしたが、走行後は39%でCPU温度は53℃でした。少し曇りで、液晶画面の明るさがセーブされたので電池消耗とCPUの過熱が内場だったようです。

 

 

帰りは快晴で自宅までの10kmです。充電しながらの使用で、到着後は56℃と電池残量34%です。

 

 

スマホの過熱と電池消耗は、外気温と直射日光が大きく影響します。外気温が高いのは当然ですが、快晴だと画面を明るくするのでより電池が消耗するようです。また、ナビアプリによりCPUの温度が上昇するようです。

ちなみに、TCスマホナビは前回のデータ量は285MBでしたが、今回のヤフーナビと一部グーグルナビのデータ量は28MBです。データが多ければ処理をするためのCPUはより多く働くので過熱もすると思います。それと、TCスマホナビのデータ量では契約上の問題もあり残念ながら使えないのでアンインストールすることにします。

結論は、ヤフーナビをメインにしてグーグルナビを状況により使います。成り行きでここまで行いましたが、以前使っていたゴリラナビは真夏で防水ケースに入れて1日走行しても問題なかったのでナビ専用機のほうが良さそうです。過熱対策はこれで終了です。今回の部品代は660円ほどでしたので行いました。ここまでしても、真夏の使用で問題が発生するようならナビ専用機にします。ただ、スマホナビの良いのは新しい道路の反映が早いので悩むところではあります。

追記 2018年6月27日 気温35℃位 かなりの暑さの中約30㎞ほど走ってきました。充電しながら15km走行後のCPU温度は60℃です。少し休憩して帰路15km走行後のCPU温度も60℃でした。ヤフーナビは順調に動作しました。これなら真夏のツーリング大丈夫でしょうか。長時間のツーリングで使えれば良いのですが。

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XL883L シリンダヘッドのオイル漏れ修理後の試走

2018年04月30日 | ハーレー XL883L

先日 前側シリンダヘッドのオイル漏れ修理をしたので、確認のために4月28日に走りに行きました。

片道18kmほどです。到着後にシリンダヘッドを確認するとオイル漏れはありません。どうやら直ったようです。

公園で一休みです。

 

 

帰りは、ホームセンターに寄ってボルトを買って帰りました。

2日後にシリンダーヘッドを確認するとオイル漏れの跡はありませんでした。

今回のオイル漏れも、乗った直後には何ともなくても数日後にオイル漏れを発見しました。

なので、2日後にオイル漏れの確認をしました。結果は大丈夫です。黒く見えるラインがベースガスケットですが、通常のままで取り付けるとこうハッキリは見えないと思います。液体ガスケットを使いはみ出た分を拭き取ったのでゴム状になっているためのようです。

 

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XL883L シリンダヘッドのオイル漏れ修理

2018年04月27日 | ハーレー XL883L

昨年末に後ろのシリンダヘッドのオイル漏れは保証で修理できましたが、今度は前側のシリンダヘッドからのオイル漏れです。

筑波山ツーリングの時は問題なく、数日後に乗ってから数日してシリンダーを見たらエキパイ側にオイル漏れの後があり汚れていました。ロッカーボックスのベースガスケットからオイルが漏れています。

  

 

修理手順です。

1.シートを外す。キャリアを付けたのでキャリアも外さないとシートが外せません。

2.タンクを外す。点火コイルを止めているネジと配線カバーのネジも外さないとロッカーカバーが取り難そうなので外しておきました。

 

3.エンジン前部の黒いステーを外す。隙間が狭いので逃げを作るためです。汚れたところも拭けます。

 

4.ロッカーカバーアウターのボルトを均等に少しずつ緩めて外してからカバーを外す。

 

 

5.点火プラグを外し、後輪を浮かしてギアを5速に入れ圧縮上死点にして、バルブスプリングが伸び切った状態でロッカーカバーインナーを外す。

1-4は無事に作業が進みます。

5の圧縮上死点はなかなか厄介です。なにしろ初めて見るので圧縮上死点と排気上死点を間違えないようにしないといけません。

ロッカーカバーを外した状態です。前側のバルブスプリングをロッカーアームが押している状態です。圧縮上死点は、両方のスプリングが伸びていないといけないので、リアタイヤを回して圧縮上死点の位置を探します。リアタイヤを回すのに力がいるので一人では結構大変です。

 

ストローをシリンダーに入れて状況を見ながらリアタイヤを少しずつ回します。この時の注意は前進側に回し、逆に回してはいけないとのことです。ストローにマジックで印を付けています。ロッカーアームも両方とも一番上に来てスプリングも伸びています。圧縮上死点が出たら、両側(前後)にあるヘキサゴンボルトを緩めます。

 

ヘキサゴンボルトを外したら、写真の三角形に位置する銀色のボルト3本を外します。最後に4本の黒いボルトを対角線に1/8ずつ緩めながら外します。

 

 

狭いので少し手間取りましたが、無事にロッカーカバーとボックスが外せました。カバーは少し固着していたので角をプラハンマーでコツンと叩きました。ボックスは、かなり固着していたのでドライバーをテコにして外しました。前側にオイル漏れがありました。

 

 

スクレーパーを使ってベースガスケットを剥がします。上側には黒いゴムのパッキンが入っています。

 

 

シリンダー側のガスケットも剥がしきれいにします。平面は出ているようです。

 

 

使用するガスケットは、 COMETIC製 2007年以降スポーツスター用(883/1200兼用)ロッカーボックスガスケットキット3400-9195です。2セットが入っています。ボックス用ベースガスケットは金属にコーティングがされていますが段差があります。ネットでこのまま取り付けたら後日オイルが漏れて再度液体ガスケットを使用して組み付けたとありました。なので、手持ちのキタコ液状ガスケット 5G KC-027(シリンダーヘッド/ マニホールド用) があったのでガスケット両面に塗ります。うまく薄く塗りつけられなかったので少し厚くなりました。 あとで、ガスケットの販売ページを調べていたら、ジェームズのガスケットにはゴム状のパッキンが付いているようでした。でも価格が高くなります。

液体ガスケットの乾燥時間が7分からと書いてあるので写真を撮っている暇がありません。

組み付けは、取り外しの逆の手順で進めます。ガスケットを置いてボックスを取り付けるのですがガスケットが滑ります。ガスケットがはみ出ないように確認しながらボルトを締めて固定します。ボックスを取り付ける前に溝をきれいに拭いてからゴムパッキンを取り付けておきます。

 


なんとかロッカーボックスを取付け、続いてロッカーカバーも取り付けました。締め付けた時に液体ガスケットがはみ出たのできれいに拭いておきます。前回タンクを外した時にフレームの塗装に傷がついたので、手持ちの艶消しブラックを塗ったのですが変なので後日艶ありを塗りました。

 


数日空けた方が良いかなと思い、3日後にガソリンタンクを取付けてエンジンを掛けます。シリンダヘッドから煙が出ます。え-と思いましたが、ビラーゴのエキパイガスケットに液体ガスケットを着けた時も煙が出たのを思い出しました。5分位で煙がでなくなり、10分ほどアイドリングを行いました。エンジン停止後にヘッド部を確認しましたがオイル漏れはありません。

後日 試走に行き、数日後にオイル漏れがなければ修理は成功ということになります。

写真はアイドリング時のバッテリー用パルス発生器です。これは、ヤフオクで購入したのですが、ハーレーのバッテリーは密封タイプで対応するか問い合わせたのですが、返答はもらえませんでしたがとりあえず付けています。それとアイドリング時の電圧13.63Vです。

 


それと、携帯工具です。半分に折り少し丸めてプラグレンチとともにバッグに入れます。このほかにも別に少し工具があります。

今回の作業で、上記の工具とインチのソケット・メガネレンチ等とミリ工具も使いました。

XL883Lは、OHVということもあり構造はそれほど難しくはありません。それと、このタイプのエンジンのヘッドからのオイル漏れは多いのでネットに情報がたくさんあります。それらの人の情報を参考にしてオイル漏れを直し、次回の自分用にまとめてみました。でも、もう漏れないでほしい。最近は、いじるのも少し面倒になってきました。

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XL883L リアサス交換後の油面レベルと傾き修正

2018年04月06日 | ハーレー XL883L

リアサスを13インチに交換してリアが上がり、サイドスタンドがそのままで傾きが大きくなりました。買い物に行った時に右隣りにスクーターを置かれていました。距離は普通に開いていたのですが、車体を立てるとギリギリでバックさせるのにXLは重く少し苦労しました。そこで、サイドスタンドの下に端材を利用して加工してみました。

MCナイロンを切りましたが大変です。ジグソーではなかなか進まないし、ディスクグラインダーで切りますが溶けてきます。何とか形にしました。両面テープを貼ってからスタンド接地面に固定します。

 

 

取付け前にジャッキを2個使いサイドスタンドを浮かせます。専用ジャッキを持っていないので苦肉の策です。

右側のジャッキは軽く当てる位です。左側はスイングアームを持ち上げるようにします。だんだん車体が右に傾いてきてスタンドが浮きます。ただ、車体が倒れないように途中何回もチェックをします。無事浮きました。

 

 

アルミ板を加工してスタンドの上から被せ穴を開け、MCナイロンにはタップを立てます。M3のタップを使用したらタップを折ってしまったので、M4のタップに変更しました。ポイントはスタンド上のアルミの形です。外側は溶接部で止まるようにして、車体側はスタンドに沿って曲げて動かないようにしました。両面テープで止めてもいます。スタンドを跳ね上げても問題ありません。

 

 

 

油面の測定が違ったので記録。

サイドスタンドをそのまま地面に立てて、エンジンが冷えている時の油面高さは、115mm。

 

サイドスタンド下に19mm厚の板を置いた時の油面高さは、110mm。

 

走行後、エンジンが暖まっている状態で、19mm厚の板を置いた時は、90mm。

この時のオイルレベルゲージは、Lラインの5mm上に油面跡が付きました。先端より10mm。

リアサス交換前も、ほぼ同じ所に油面跡が付いていました。

 

車体の傾きも以前とほぼ同じ感じです。上から重量が掛かるだけでしたら問題ないと思います。ぶつけなければ大丈夫なはずです。地面にめり込むようなときは注意が必要かもしれません。これはノーマルでも同じです。走行後に油面高さのチェックをします。

車体が傾き過ぎている時は、ハンドルをまっすぐにした状態では車体を起こすのがかなりの力がいりますが、スタンド加工後はすんなりと車体を起こせます。これで、しばらく様子を見て問題なければ黒く塗装をするつもりです。

 

上の右画面はつくばツーリングから帰った後の油面高さです。

以前のオイルレベルゲージでは、少しオイルが低い感じなので100ccほどオイルを足しました。足した後のオイルレベルゲージです。少し油面が上がっています。次回のオイル交換まではこれで様子を見ます。

 

 

上画像右 スタンド一部がアルミ地だと違和感があるので黒く塗装しました。使用上は問題ありませんでした。

 

追記 2019年7月21日 MCナイロンが削れてきたので下側にアルミ板を取り付けました。

コの字にして両面テープで貼りつけます。手前と奥側をビスで止めます。MCナイロン下側が平面ではなく隙間が出来ているのでシリコンシーリングを充填して、ビスの頭とアルミ板にもシーリングをつけてビスの脱落を防ぎます。ビスにはネジロックも付けてあります。

 

 

両面テープ・接着剤・シーリング・ビスで止めているので、ビス頭の接着剤・シーリングを取ってビスを外せばこじると外せます。

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XL883L  腰痛対策2/2 ハンドル交換

2018年03月25日 | ハーレー XL883L

前回は、腰痛対策でリアサスを交換しましたが、今回は上体を前傾姿勢にするためにハンドルを交換しました。

下が今回中古で購入したハンドルです。少し長いのでカットしました。今までのハンドルは74cmでした。

 

 

ハンドルにケーブルを止めている物がうまく取れないので考えていたらドライヤーで温めるのを思いつきました。しっかり温めて柔らかくなったらラジオペンチで片側を引き抜きます。うまく抜けました。再利用できます。

 

 

クラッチレバーホルダーを外してからスイッチを外します。タンクに傷がつかないようにコートを着せました。

 

 

アクセル側は、スイッチ部のボルトを緩めてからブレーキホルダーを外します。落ちないように紐で結んでおきます。ブレーキホースが折れないように注意します。

 

 

ここからは写真があまりありません。

ハンドルを止めているボルト4本を外します。ただスピードメーターが付いているので、落とさないように注意しながらハンドルを外したらボルト1本で軽く固定しておきます。

ハンドル左側のグリップは、細いドライバーを差し込みCRCを注入するのを数カ所行い回しながら外します。

今回購入したハンドルを取り付けます。ここで問題が。ハンドルをカットしたため配線用の凹みに余裕がなくなりギリギリです。何とか取り付けました。ハンドルを切った時に前のハンドルではウィンカーはタンク上でしたが、今回はハンドルが少し前に出たためタンクより前になりました。マスターシリンダーの高さは、前は110cmでしたが108cmちょっとです。

 

 

完成しました。比べてみます。今回のハンドルは高さ10cmとのことで、もっと下がるかと思いましたがハンドル一本分くらいの感じです。全体が前に出ています。

 

 

リアサスをストロークを長くして底付を防ぎ衝撃を弱め、ハンドルを前に出し低くして上体を前傾姿勢にします。

こうすれば、以前は上体がまっすぐなので衝撃があると上体の重みが腰の痛い部分一点にかかりますが、今回は前傾姿勢なので下からの衝撃を受けた時に上体の重みが逃げてハンドルを支えている腕に分散するのではないかと考えました。

注意点は前傾姿勢で背筋を伸ばせるかです。まだ乗っていないので、どうなるのかはこれからです。

ただ、リアが上がるとキャスターが立ちトレールが短くなると思うので直進性が弱くなるかもしれません。

車検については、高さは±40mmで一番高い部分はメーター上部とFブレーキマスターシリンダーでした。幅は±20mmでクラッチレバーとブレーキレバー間でした。ハンドルよりレバー間のほうが意外と広さがあります。

今回の腰痛対策が実際の効果が分かりませんので、パーツは全て中古で購入しました。なので費用は余りかかっていません。

さて、どうなるでしょうか?

追記 2018年8月10日 腰もすっかり良くなりましたので、ハンドルをノーマルに戻してみました。ハンドリングは特に違和感はありませんが、上体を倒していた姿勢から立てた姿勢になりました。腰が痛くならないようなら、車検のこともあるのでノーマルハンドルのままにします。

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XL883L  腰痛対策1/2 リアサス交換

2018年03月20日 | ハーレー XL883L

先日の走行時のデコボコの衝撃で腰が痛くなり、何か対策をしようと考えて色々調べたら、XL1200Rのリアサスがフワフワしているとの情報を見つけ早速中古を購入し取り付けました。

現在ついているのは、スタンドを立てた状態で29cmくらいです。手に入れたのは芯芯で33.5cmでした。型番54566-04 G5B7-00が今回交換するリアサスです。

 

 

 

サスの長さに合わせてジャッキアップして、リアサスを取り外します。案の定ボルトがかなり固くなっています。数日前にCRCを拭いていたのですがL型T50レンチにパイプを挿して延長してもたわみますが緩みそうもなく破損しそうなので、上部ボルトにソケットレンチのコマを当てプラスチックハンマーで数回叩くと緩めることができました。XLのボルトはそういうことが多いようです。リアサスを外したら、取り付けるサスのサイズに合わせてジャッキアップしてネジ穴を合わせ、ネジロックを付けてボルトを締めます。右側を取り付けました。

 

 

左側を交換するのにどういう風にジャッキを当てようか考えたら、ジャッキを降ろしてサスの長さに合わせボルトを外しました。交換するサスの芯芯の長さに合わせてジャッキアップしてボルトを取り付けました。意外とすんなり交換できました。

交換後にジャッキを外してリアサスの芯芯ピッチを測ったら33.5mmで変わりませんでした。スタンドを立てた状態が前より左の傾きが少し大きくなりサスが伸びた状態になっているからのようです。

ジャッキを外して車体にまたがってみます。リアがスッと沈みます。2~3cmくらいでしょうか。前のサスがまたがってもほとんど沈む感じはありませんでした。測定では5cm高くなりますが、沈み込みの差を考えると3cmくらいのように思います。

前のサスの時に体重が58kgなので、最弱にセットしたのが衝撃で底付きしたのが腰にダメージを与えたようです。

今回のサスは、底付をしないようにするために3段階の調整の中間にしました。それでも乗車するとスッと沈みますので良いと思います。

 

この前、サイドバッグがリヤサス下部ボルトに擦れて少し痛んできたので、バッグサポートを取り付けました。形が変えられるタイプで三角形にしました。M8ボルトを使うのですが止めるパイプ部がずれるのでM8が通るパイプを入れてズレを押さえています。右はM8×100mmで、左はM8×110mmを使いナットを数個とワッシャーを使いスプリングに接触しないようにしました。先日のデコボコでも問題はありませんでした。

 

 

サスを取付けてドライブベルトの張りを確認するとゆるゆるです。

サスが長くなると張りが緩くなるようです。

ネットでベルトのたわみを調べると

XL 883/CXL 1200C 6.357.94mm

XL 883/XL1200R  9.5311.1mm

'04以降のスポーツスターではサイドスタンドに掛けて乗員や荷物で加重されていない状態で視る。とありました。

Rのサスにしたので、11.1mmになるように調整しました。

先日作った測定具を使用しますが、右側のシャフトと測定具が離れているのでA4用紙を丸めて差し込みました。リヤサスが長くなったらシャフトがマフラーと重なり短めの紙を入れて確認します。

  

マフラーが邪魔で測定具が平行にならないので、本当は青ラインに合うのが少し離れるのでこんな感じです。

反対側は、赤ラインで合わせました。まだ乗っていませんので走行の確認は後日です。

 

追記 このリアサスに替えてから路面からの衝撃がほぼなくなり、腰も良くなったのでXL883Lに乗るのも楽しくなりました。最近は、走っていてイタッということもなくなりました。

ドライブベルトは、走行後にはかなり張っています。なので少し緩めました。

追記 ノーマルのサイドスタンドでは車体の傾きが大きく油面位置も変わるのでスタンドを加工しました。MCナイロンを取り付け高くしました。両面テープとアルミ板で止めているので簡単に外すことができます。1年半使用しましたが問題もありません。ただ、スポーツスターのスタンドはストップする所まで出し切らないとスタンドがロックする位置にならないので注意が必要です。

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XL883L ベルトドライブ調整の軸間距離測定工具を作ってみた。

2018年03月11日 | ハーレー XL883L

ベルトドライブ調整をするには、スイングアームシャフトとリヤアクスルシャフトの軸間距離を左右同じにしなければなりません。ネットで見るとスイングアームに穴が開いていてアクスルシャフトとの距離を測る針金みたいな工具がありますが、所有のXL883Lには穴がありません。調べてみても、実際にはどのような工具を使うのか分かりません。

そこで、有り合わせの端材を使って測定工具を自作しました。

アルミ板を曲げた物にパイプをビス止めしました。

 

 

測定部は紙にラインを引いて丸めたものを挿します。スライドできるようにしました。アクスルシャフトは中空になっていて左右の穴径が違います。なので、ラインを2本引きました。

 

 

右側は、スイングアームシャフトのへこんでいる中心部に測定具をセットします。

 

 

アクスルシャフトの穴に青ライン(16mm)を合わせます。ただし、実際はスイングアームシャフトと直角にしなければならないので、穴からかなり離れます。なので正確に合わせるのが難しいのです。

 

 

スイングアームと平行にするとこんなに離れます。なので感になります。シャフトにぴったりのパイプを差し込み手前に出せば良いのですが今回はこのままです。

 

左側はスイングアームシャフトの手前にブレーキホースがあるので避けるようにセットします。ブレーキホースの真後ろにスイングアームシャフトの中心のへこみがあるのでこんな形になりました。

 

 

右側を測った時にセットした紙の印の赤ライン(13mm)をリヤシャフトの穴に合わせます。これで左右を同じにすればスイングアームシャフトとリヤアクスルシャフトが平行になるはずです。

 


日本車なら目盛りが刻んであるので簡単なのですが、ハーレーなので仕方ないです。まあ、こういうのを作るのも楽しみではあります。

測定の結果は、ほぼ大丈夫かなと思います。たぶん、0.5mm以下の誤差はあるかもしれませんが。

前回 ドライブベルトの調整をして数回乗りましたが問題はありませんでした。一応 念のために確認するために自作してみました。

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