ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

今週の頂き物 16番目~20番目まで

2010年01月23日 | 頂き物
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黒豆、キュウリ、活きのいい鯖、ナマコ、ワカナ、

以上です。

③「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」を見る。

2010年01月22日 | 映画の事
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『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』

監督:サム・メンデス

出演:レオナルド・ディカプリオ,ケイト・ウィンスレット キャシー・ベイツ,マイケル・シャノン キャスリン・ハーン,デヴィッド・ハーバー ゾーイ・カザン,ディラン・ベイカー ジェイ・O・サンダース,リチャード・イーストン
脚本:ジャスティン・ヘイス
撮影:ロジャー・ディーキンス
音楽:トーマス・ニューマン

 レンタルDVDのコーナーで、ふと目についた作品。
そういえばいつだか、「タイタニックのコンビの映画」と映画評論で見た記憶。
というわけでレンタルしてみたのだけど・・・

人のこと言えた義理じゃないけど、デカプリオもケイト・ウインスレッドも年を取りましたね。大人になったと言った方がいいのか・・
『タイタニック』から10年以上もの時間が流れてるんだなぁと思うと、心にくるものがありますね。

レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットが理想と現実の狭間で苦悩する夫婦に扮したヒューマン・ドラマ。原作はリチャード・イェーツの「家族の終わりに」。1950年代のアメリカ郊外を舞台に、一見理想的な夫婦が虚しい日々から脱却を図ろうともがく姿とその顛末を生々しく描く。監督はケイト・ウィンスレットの夫でもある『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス。ということなのですけど。

うーうん、
私的にはあまり乗れなかったというか、もっと楽しい内容のほういいのかな、でも主演二人の演技の素晴らしさにはうなるものがあったので、それでよしと思ったり。

どんなに長い時間を共有している夫婦だとしても、結局は他人同志なのだから、どれだけお互いのことを理解しあえるかっていうことを考えさせてくれる物語。
ボタンを掛け違えてしまった夫婦の心の溝はそう易々とは埋まるものではないでしょうね。

 結婚すると決めた相手が、同じ夢を共有していたらこんないいことはないだろうが、なかなかそういう夢を抱えたままで生活が出来る夫婦って 世の中では少数なわけで、たいがいの人々は生活をするために、収入を得られる仕事をして生きていかなくてはならないのだ。

レオナルド・デカプリオとケイト・ウインスレッドは、長年共演できる作品を模索していたらしいのだけど、そんな二人が選んだ作品だけあって、一方だけが突起せず、息の合った演技合戦で見応えはありましたね。
二人とも流石ですが、どうしてレオはアカデミー賞から見はなされているのか、そこが私は理解できません。

ま、話は映画に戻りますが、結婚生活にはそれぞれの夫婦の形があり、でもその根底にあるのは、家族の絆や愛であると思う。夫婦だからと言って完全に理解し合えるものではないと割り切るのも必要ですし、曖昧にする部分もあるのではないかな。
そんなこと思いながら観終わりました。

そうそうこの映画には『タイタニック』で共演していたキャシー・ベイツが出てました。
少しスマートになって。

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雲り 8℃

季節のずれ

2010年01月21日 | 四方山話
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ね、いいにおいがしませんか?この香りをお届けできないのがとても残念です。



散歩の途中、香りに気づいて辺りを見回せば、よそ様の家の庭先のロウバイが目に入った。葉のない枝には、2,3センチ程の黄色い透き通った花が お互いちょっとお辞儀をしたような感じでいくつもいくつもついている。半ば透き通ったようなロウ細工のような光沢をもつ上品な花だ。花の神様はいったいどんな造化の妙でこんなロウ細工のような琥珀色の花弁を作られたのか、しばらく立ち止まって見上げ、においを手で何度の何度も、身体に振りかけた。
まるで巣鴨のおばあちゃんたちが、煙を振りかけるように・・

漢字では蠟梅だが、植物が学上は梅と違いロウバイ科の木で、学名もズバリ「冬の花」なんだとか。
でも、もう盛りを過ぎていた。
花ことばは「先見、先導、」訪れる春をどんな花よりいち早く教えてくれる花ということで付けられたのだろう。

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 冷たい雨じゃなくて「春雨じゃ濡れてまいろう」的な暖かい雨が降っている。
なんか変、まだ1月なのに、昨日も今日も暖房が要らない。少し動けば汗ばむ・・・
暖房なしで過ごせるなんて、いくらなんでも少し早すぎやしませんか。
年々季節が曖昧になってゆく。
昨日は一年で一番寒いといわれる『大寒』それなのに、それなのに。

思えば、去年は花や木の成長がどこか変だった。
桜だってまだかまだか、と待つ楽しみもなく開花してしまったけど、途中で足踏みしたりして。
背丈が驚くほどにぐいぐい伸び、葉が怖いほどに茂っていた、紫陽花。
金木犀は9月のうちに咲いてしまい写真撮りそびれたし、いつもは9月に咲き終わる百日紅は10月に入ってもまだ咲いていた。昨年ばかりではないな。
ロウバイだって、2月の寒い花のない時期に楽しませてくれるのに、もう咲き終わりの感じがする。ロウバイに導かれるように3月に満開になる梅だって、もう咲き始めているし、水仙はもう終わった。そして沈丁花が咲き始めた。これだって3月に咲く花。
日本は四季があるから自然が美しいのに、春夏秋冬がうまく引き継ぎをしてくれないものだから、植物も混乱してしまうのかもしれない。

昔からある暦を季節が待ってくれないで ドンドン追い越していくのだ。

喜んでいいのか、それとも異常気象だと嘆くのか・・

かくいうう私は、季節が追い越して行こうが、夜と朝が逆さになろうが、そんなことお構いなしに忙しい。
確定申告の準備もしなくてはならないし、読まなければならない本もたまっているし、観たいDVDもあるし・・うーん身体が二つ欲しい。

仕事をする私と、だらだらする私と・・

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雨 朝暖か 16℃

春待ち散歩

2010年01月20日 | 四方山話
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なんとなく黄砂でどんよりしているのが気に入らないけど、それでも青空を見上げたら、飛行機雲がぐんぐん進むのが見える。



青空に直角三角形ができた。

ここ二、三日お天気がいいけど、明日からまた崩れるんだとか・・
こりゃカメラ散歩しなくちゃ、と久しぶりに歩いてみました。
見上げる空は どこまでもずーっと果てしないけど、そこはただの青い空間で、それを手につかみ取ることはできない。
なのに、この四角く切り取られた空には、質感があるよなぁ。
手で触れられるような、実体がある、掴みたい、触ってみたい、ように思う。
そんなことつらつら思いながら 新川沿いをぽくぽく歩いてみました。日本海の方は下水道工事していて、通行止めだから、山手の方に。
暖かいなぁ、春は近いなぁ・・

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そうそう、あれはどうなっているだろう・・・
ここらで一番最初に咲く新川沿いの畑の緋寒桜は?と偵察に行ってみた。やっぱりね、思った通り、すでに兆しが・・・

調べてみたら・・・
桜の「花芽」は前の年の夏にすでに作られているのだそう。
でもその花芽は、冬には休眠してしまう。そして「5度以下」の低温に一定期間さらされると、ふたたび成長しはじめる。つまり桜は、寒い冬の次は春だと知っているのだ。
これだけ寒さが続いたのだから、もうすぐ春がやってくるはず。そろそろ準備しなくちゃ、と、目をさますのだ。

異常気象で季節が曖昧になろうとも、もろともせず自ら生きるために生きている植物。
花芽を育てて、花を咲かせ、実をつけて、種を落とし、ちゃんと命をつないでいるのだ。
ホントすごいなぁと思う。
この分じゃ 2月の初めには咲くかもね。気をつけてみていなくちゃです。



ぽつぽつと咲き始めた梅にウグイスがと思ったらメジロでした。
甘い香りが辺り一面に漂っていたので、その香に誘われて遊んでいるんでしょうね。



赤い鳥ことりなぜなぜ赤い、という歌を思い出すような、赤い実のヒラカンサスと、黄色の夏ミカンのコラボレーション。
冬の間から実っているのに、”夏”ミカンとは、これいかに。
二つあっても”いちじく”というがごとし。なーんちゃって!
ゆるゆるとした春のような陽の中で、金色に輝く夏みかんが、どこか安堵しているように見えるのは、気のせいか。

この辺りのと言うか昔ながらの、田舎の家の庭には、柑橘類の木が多くて、夏みかんはあちこちにごろごろと実っているし、美味しそうなミカンもあるし、ゆずもあれば、金柑も、中には、つやつやの青いレモンがなっている家もあって、思わずもぎたくなってしまう。
もちろんついばみにくる鳥たちもたくさんいて、春の生き物たちは、さぁこれからだ!とばかりこれざわざわといそがしい。

ブツブツ言いながら歩いていて気がつけば、一月も終盤。
今年は昨年より日照時間が少ないような気がするけど、記憶というのはあまり頼りにならないようで。
明日からまた崩れるとか・・・

北風吹きぬく山陰地方の荒れ狂った冬の、つかの間の穏やかな昼下がりでした。

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雲り 19℃

③「最悪」奥田英朗著(講談社)・・1/12日読了

2010年01月19日 | 本の事
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 最近お気に入りの奥田英朗の本。
昨年から(一人旅の時から)読み始めてやっと読むことができた。
そして、この本も期待通り ずっしりとした満足感で読み終えた。
最悪というタイトル通り、ドツボの人たちの物語なのだ。

奥田さんお得意の 主人公3人の物語を平行して描いていく物語で、小さな鉄鋼所の社長・川谷は、長引く不況にあえいでいた。下請けの下請けという立場は、どんなに無理な仕事でも断る事はできない。後から引っ越してきた近隣のマンションの住人は、残業を騒音公害だといって騒ぐ。

銀行員のみどりは、社内での上司のセクハラに悩んでいた。味方になってくれそうだった人たちは、その上司にかつて派閥抗争で負けた人たちで、みどりを利用しようとしているだけ。彼らにセクハラの事実を知られた事で、みどりは更なる窮地に追い込まれていく

パチンコとかつあげで生計をたてる野村和也。トルエンをめぐるちょっとした誤解が元で、やくざに弱みを握られる。

一見 全然無関係の3人が、偶然みどりの勤める銀行の窓口で出会ってしまうのだ。しかも、3人が3人とも二進も三進も行かなくなっており、現実から逃避しようという切実な思いを胸に抱いている。結局は、野村が川谷の預金を強奪しようとするが川谷が阻止し、替わりにと言って川谷が銀行の500万円を野村に渡して一緒に逃げようとする。その野村が連れていた彼女がみどりの不良妹で、妹を助け出そうとしてみどりも一緒に逃走用の車に乗り込んでしまうのだ。川谷は世間や取引先から、野村はヤクザから、みどりは銀行から、それぞれの激情の赴くままに走り去ってしまうのだ。

私は個人的だけど、川谷社長に同情してしまった。
小さな鉄工所の町工場を苦労して立ち上げ、製作から営業、搬入搬出、経理まで全部ひとりでやっている。しかも、鉄工所があることがわかってながら 後で入居してきたマンション住民による騒音阻止運動にも立ち向かわねばならないし、取引先からは無理矢理に大型機械を押し付けられてしまうのだ。陰気で無口で社会不適応の若者と外国人労働者という役に立たない従業員に、短大へ行きたいとダダをこねる娘。騒音問題を気にしていては納期に間に合わないばかりか死活問題になる。よくここまで切れずに頑張ったよ、ガンバレ川谷!と思わず叫んでしまった。
世の中には こういう悪いことしているわけではないのに 自分ひとりの力ではどうにもできない事ってあるんですよね。政治の光が当たらない盲点が・・・
 
さぁ 今度は「空中ブランコ」です。楽しみ・・・

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晴れ 朝霜で真っ白だった。 13℃

今年初の「サンコー観光雪見温泉ドライブ」

2010年01月18日 | 私ごと
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車窓から見えた、三瓶山は頂きに雪をまとい、久しぶりに穏やかに覗いたお日様に照らされて、浮かび上がったように神々しく見えた。
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定休日、頗る晴天。
お正月以来の我が家の掃除、使わない部屋でも、埃ってたまるものですね。気持ちよくなった、やはりボロ屋でも掃除をすれば違いうものだと自己満足・・・

ここにきて安光姫が少しずつだけど 減塩食事療法が、功を奏したのか体調を取り戻した。
毎日、朝、昼、晩と たとえば おなますにしても、大根は茹でる、ニンジンも茹でる、キュウリは何度も何度も水にさらす、白菜の煮びたしにしても、サバ缶だけで他の味付けは一切なし、サラダにしても野菜はボイル、シャキシャキ感を出すために、リンゴを入れる。減塩マヨネーズで味付け、シチューにしても最初に薄味で一人分作る、そのようにして来た。卵焼きにしても、そのまま味付けないで、食べるときにポン酢で食べるように指示してきた。
「これ3日間食べたら、ご褒美に混ぜ寿司食べさせてあげるからね。」
このようにして2ヶ月、「薄味のお漬物たべていい?」「ダメ!」「緑茶のんでいい?」「ダメ!お茶は番茶。」「かつおのタタキは?」」「ダメ!お刺身は白身と青い魚それも3切れくらい。ポン酢で・・」

すっかり「ダメ」おばさんになってしまったけど、糖尿病の合併症から腎症になった母は、食べなければ低血糖になるし、食べすぎれば血糖値が上がるし、ほっておけば入院ということになると、私の負担は増えるしで、もうこうするよりほかに方法がなかったのだ。

話がそれたけど、定休日の朝 安光姫が「たまには温泉に行きたいね。」と言いだした。
年末によたっていた事を思えば考えられないくらいの回復。

さっそくサンコー観光にお願いして「今年初のサンコー観光温泉雪見ドイブ」に行くことにした。
西に行く?東に行く?
西の大佐山経由匹見温泉・・これはあの昨年の忌まわしい事件の臥龍山を通る。あの事件以来何度も、濃紺のデリカがオービスに写ると怪しまれるんじゃない?、それじゃ東方面の奥出雲の「砂の器」の舞台になった亀嵩温泉では?ということで話が決まる。

 

久々に風はなく、黄砂も飛んでなく、青空に点在する雲の綺麗なことと言ったらない。
松江自動車道で出雲から三刀屋まで、外気温9度の中を走った。雪はないね。



でもやはり奥出雲ですね。
トンネルを抜けると雪化粧でした。



雪の露天風呂。最高!!
ここはこまっちさんの故郷。
どうしておられるかなぁ、今年は雪が少ないからでも、寒いから炬燵に潜っていられるのかなぁ そんなこと思いながらのんびりとお湯につかって骨やすめしたのでした。



『いままで、よくまずい食事を食べて頑張りました。
今日は特別に 天麩羅を許可します。ただし、天つゆは少しだけですよ。』
とダメだしおばさんもOKした、天麩羅定食をたべて、新年会もどきをして、お開きにしました。

たまには人間様の食べるものを食べたいよねぇ、食べるしか楽しみがないのだから。

でもホント減塩には気をつけないとしみじみ思っています。

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晴れ 11℃

追加



雲がきれいだったので、夕陽も綺麗。

ヤマタノオロチで有名な斐伊川にはハクチョウが飛来していて、ゆったりと泳いでいた。

1月15日は・・

2010年01月17日 | 四方山話
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メダカがいるのが見えますか?(クリックしてみてくださいね。)



表の鉢のほてい草の根ひげの下で、震えていたので、店内に入れてあげた青いメダカなんです。
時々姿が見えないなぁと思ったら、底に引いたビーズに頭を突っ込んで身動きとれず、尾っぽを振っている。
「オイオイ、押してもだめなら引いてみなよ。」

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 1月15日は少正月だった。
毎日仕事していたら、一体全体今日が何曜日なのか、なんの休日なのか分らなくなる。
「松の内」というのは、
関東は7日まで、関西は15日まで、のこととか。神様を迎える門松などの「松飾り」も、この日まで。ちなみに、目印の門松を見つけて家の中に入られた神様は、松の内のあいだ「鏡餅」に鎮座されているのだそう。
で、神様が帰られて、お役目を終えた松をはずすと、松が明ける。

そしてまた昔は 15日は「成人の日」で祝日だった。
いつからかハッピーマンデーとかで、何やかやと昔からのなじみの祝日が消えるのは寂しい。
メダカと一緒にしたら怒られそうだけど、大人になった方々に『押してもだめなら引いてみな』って訳のわからないエールですが、送りたいと。
ホントにしみじみそんな事を思ったのです。柔軟に臨機応変に、世間を渡っていくために。

そしてまたこの1月15日を、<左義長>・・・さぎちょうともいったらしい。
日本の古くからの風習で、お正月に使った門松や注連縄、お飾りに書き初めなんかを寺社の境内に持ち寄って焼く。これが<左義長>で地方によっては<どんと焼き>ともいう。そしてまたこの日は女正月とも言った。
お正月の間台所で忙しかった女たちが、ようやくほっとして女だけで御馳走を食べるてこっそり新しい年を祝ったという習慣。これは久世光彦のエッセイに書いてあったのだけど。

たまたま成人の日に車のラジオを聞いていたら、「あなたが大人になったなと思った瞬間は?」とアナウンサーが聞いていた。
はじめてジャズ喫茶に行った時、両親に初給料で奢った時、R指定映画にすんなり入れた時、いろいろ出ていたが、私はどうだろう。

最近の若者は本当に しっかりしているんですね。
私なんか二十歳の時 大人になるっていうことがどういうことなのか、よくわからなかった。世間さまはどういうのを大人としてみなしてくれるのかわからなかった。
大人って自分の頭で考え、自分の足で(生活力)立てるようになることなんじゃないかな、そう思っていた。
それなら、何もかも未熟な私はとてもじゃないが、大人になれない。
それどころか、思考力も、判断力も、生活力も、未熟な私は、ここにきても 毎年、毎年、なーんかどんどん年齢に中味が追い越されていくようで、ついていけないなぁと、思う。

ピーターパン症候群は、もしかしたら私のこと?
しっかりした人間になりたい、一人前になりたい、そう思いながらどのように努力すればいいのか分からず、大人になったフリをしているのかもしれない。

これじゃ可愛いおばあさんにもなれないかも・・

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晴れ時々曇り 9℃

今週の頂き物の料理(写真をクリックしてくださいね。)

2010年01月16日 | 料理
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① こんにゃくのキンピラ     ② 厚揚げの煮しめ     ③ 春菊と鶏ささみの辛子酢味噌和え


  

④ ジユッパリ           ⑤ ほうとうもどき         ⑥ 大根サラダ


  

⑦ ブリのおろし煮           ⑧ ぜんざい          ⑨ 赤カブのクリーム煮


  

⑩ カキフライ            ⑪ サーモンと玉ねぎのマリネ   ⑫ 白菜と豚バラのロール煮

以上です。

レシピを・・・

⑤ ほうとうもどき  

冷蔵庫の整理です。
ニンジン、小芋、大根、こんにゃく、シイタケ、鶏肉、すべて一口大に切る。
油でこれらを炒め、昆布出汁で柔らかくなるまでこコトコトと煮る。
醤油、みりん少々、お酒で味付け、ここに冷凍のうどんを加えて煮込む。

⑦ ブリのおろし煮 

ブリは食べやすい大きさに切り、塩をふる。
30分くらい置き、ブリの水けをきり、小麦粉をまぶす。180℃くらいの油で揚げる。
大根はすりおろし軽く水けをきる。
別の鍋に出汁、みりん、お酒、醤油、を煮立てて、先ほどのブリを入れて煮立て、大根おろしを入れる。仕上げに針ショウガをトッピングして出来上がり。

⑫ 白菜と豚バラのロール煮

白菜をゆでて、冷ます。
これに豚バラ肉を巻き、和風だしで煮る。(あくをすくいいながら)
出来上がりに水溶き片栗粉でとろみをつける。

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④ ジユッパリ        
名前はハイカラだけど、これはただ薄揚げをじっくりと焼いて、あつあつになったところに醤油をかける。それを食べるとパリパリと音がしてお酒の肴にもご飯のおかずにも合うというもの。

いつだか嵐山光三郎の「文人悪食」を読んでいたら「内田百」のところに書いてあった。
内田百と言えば、黒澤監督の最後の映画「まあだだよ」のモデルにもなった、夏目漱石門下生の作家。
この百先生の料理に対する描写が いかにも美味しそうで有名なのだけど、たとえば、すき焼きで牛肉を焼くところは、「竹の皮の包みの中から、白い脂の切れを取りだして、焼けた鍋の上を舎しゃぁしゃぁと引いた。薄青くたちのぼる煙のにおいを嗅いだ。」
なんかしゃぁしゃぁの表現が如何にもおいしそうだと思いませんか?

この油揚げにしても「じゅん、じゅん、じゅん、と焼けてまだ煙りのでているのをお皿にうつして、すぐに醤油をかけると ぱりぱりとはねる。」
じゅんじゅんじゅんなんてホント美味しそう。
それからというものは、名付けて「ジュッパリ」です。
是非一度おためしあれ。

因みに私は、大根おろしにショウガおろしをまぜ、醤油をかけたのをジュッと言わせながら、のせて食べるのが大好きなり・・・

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雲り時々薄晴れ 7℃

②「ディア・ドクター」をDVDで見る

2010年01月15日 | 映画の事
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監督・原作・脚本:西川美和
撮影:柳島克己
美術:三ツ松けいこ
編集:宮島竜治
音楽:モアリズム
上映時間:2時間7分

出演:笑福亭鶴瓶、八千草薫 、香川照之、瑛太、余貴美子、松重豊、岩松了、笹野高史、井川遥、高橋昌也、中村勘三郎

私が選んだ映画ではなくて、トンボがレンタルしたのを、又貸しして見せてもらった映画。

<ストーリー>
村でただ一人の医師、伊野(笑福亭鶴瓶)が失踪(しっそう)する。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人としていなかった。事件前、伊野は一人暮らしの未亡人、かづ子(八千草薫)を診療していた。かづ子は次第に伊野に心を開き始めていたが、そんな折に例の失踪(しっそう)事件が起き……。(シネマトゥディより)

ううーん、きっとこれはいい映画なのでしょうね。昨年度のキネマ旬報日本映画の部の一位なのですから。
私が、邦画を見る目がないのか、それとも、感性が萎えてしまったのか・・・
観終わって、なんか腑に落ちないところが多々あったような気がした。

でも自然描写のカメラワークがとても美しくて、棚田の青い稲穂を揺らす風、田舎の漆黒の闇と蛍のように光る自転車のライト、伊野のペンライト、白衣、緑のあぜ道を駆け抜ける赤いスポーツカーという色合いも美しかったし、
ま、女性監督らしい細かいところの描写は流石だなぁと思わせたてくれたけど。

なぜ彼(鶴瓶演じる贋医者)は突然逃げ出したのか?
井川遥演じる本物の医者との診断についてのやりとりを、クリアしたにもかかわらず・・・・。
また逃げ出した後の関係者の冷ややかな態度、とくに贋医者を心の底から尊敬し始めていた瑛太演じる研修医が手のひらを返したように冷淡になったのはなぜか?
また逃げ出す直接の原因になった八千草薫が、刑事の尋問に答えて「何もしてくれませんでした。」というのは、どういう気持ちからなのか?

と私が言ったら、トンボが「そこが悦ちゃんと俺の映画の見方が違うんだね、あれはすべて鶴瓶演じる贋医者をかばっているんよ。」
「でも医者の免許を持たないで患者を見るのは犯罪よ、年間2000万円ももらっているんだから、犯罪者をかばうなんておかしいよ。」
私は医者の映画なら「赤ひげ」のようであってほしいし、あっさりだますのなら寅さん映画の贋坊主のように、最後は「なーんちゃって!」ととぼけてほしかった。
なんか中途半端な気がしたのですけどね。

でもそういうことは抜きにして、この映画は古き良き時代の過疎地医療を思い起こさせてくれた。医者の往診なんて、いつの時代からなくなったのか、具合が悪くなったらすぐに駆けつけてくれる、少々の病気なら、目だろうが、ねん挫だろうが、すべて見てくれる総合医者だった昔。安心して生活できたような気がする。

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久々の薄晴れ 7℃