ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

春待ち散歩

2010年01月20日 | 四方山話
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なんとなく黄砂でどんよりしているのが気に入らないけど、それでも青空を見上げたら、飛行機雲がぐんぐん進むのが見える。



青空に直角三角形ができた。

ここ二、三日お天気がいいけど、明日からまた崩れるんだとか・・
こりゃカメラ散歩しなくちゃ、と久しぶりに歩いてみました。
見上げる空は どこまでもずーっと果てしないけど、そこはただの青い空間で、それを手につかみ取ることはできない。
なのに、この四角く切り取られた空には、質感があるよなぁ。
手で触れられるような、実体がある、掴みたい、触ってみたい、ように思う。
そんなことつらつら思いながら 新川沿いをぽくぽく歩いてみました。日本海の方は下水道工事していて、通行止めだから、山手の方に。
暖かいなぁ、春は近いなぁ・・

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そうそう、あれはどうなっているだろう・・・
ここらで一番最初に咲く新川沿いの畑の緋寒桜は?と偵察に行ってみた。やっぱりね、思った通り、すでに兆しが・・・

調べてみたら・・・
桜の「花芽」は前の年の夏にすでに作られているのだそう。
でもその花芽は、冬には休眠してしまう。そして「5度以下」の低温に一定期間さらされると、ふたたび成長しはじめる。つまり桜は、寒い冬の次は春だと知っているのだ。
これだけ寒さが続いたのだから、もうすぐ春がやってくるはず。そろそろ準備しなくちゃ、と、目をさますのだ。

異常気象で季節が曖昧になろうとも、もろともせず自ら生きるために生きている植物。
花芽を育てて、花を咲かせ、実をつけて、種を落とし、ちゃんと命をつないでいるのだ。
ホントすごいなぁと思う。
この分じゃ 2月の初めには咲くかもね。気をつけてみていなくちゃです。



ぽつぽつと咲き始めた梅にウグイスがと思ったらメジロでした。
甘い香りが辺り一面に漂っていたので、その香に誘われて遊んでいるんでしょうね。



赤い鳥ことりなぜなぜ赤い、という歌を思い出すような、赤い実のヒラカンサスと、黄色の夏ミカンのコラボレーション。
冬の間から実っているのに、”夏”ミカンとは、これいかに。
二つあっても”いちじく”というがごとし。なーんちゃって!
ゆるゆるとした春のような陽の中で、金色に輝く夏みかんが、どこか安堵しているように見えるのは、気のせいか。

この辺りのと言うか昔ながらの、田舎の家の庭には、柑橘類の木が多くて、夏みかんはあちこちにごろごろと実っているし、美味しそうなミカンもあるし、ゆずもあれば、金柑も、中には、つやつやの青いレモンがなっている家もあって、思わずもぎたくなってしまう。
もちろんついばみにくる鳥たちもたくさんいて、春の生き物たちは、さぁこれからだ!とばかりこれざわざわといそがしい。

ブツブツ言いながら歩いていて気がつけば、一月も終盤。
今年は昨年より日照時間が少ないような気がするけど、記憶というのはあまり頼りにならないようで。
明日からまた崩れるとか・・・

北風吹きぬく山陰地方の荒れ狂った冬の、つかの間の穏やかな昼下がりでした。

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