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これは１月２日の月です。
その昔、『晦日に月が出る』ことはあり得ないことのたとえだったとか、月の満ち欠けの一周期をひと月とする太陰暦では月末の晦日には月がない。
「晦日の月」は「四角い卵」ととともに「ないもの」を表すシャレとして重宝された、と、そしてそれが明治の新政府が太陽暦にきりかえたから、晦日にも十五夜が見れると、毎日新聞に書いてあった。
そんなわけで1月１日の午前４時、月は満月に。
こちらでは猛突風に見舞われ、粉雪が舞う生憎の天候で見れなかったけど、「初日の出」よりも先に新年の空を飾ったであろう「初満月」いやぁメデタイ・・
そんなわけで私の見た初日の出ですが、この後すぐさま太陽の周りの雲に覆われてしまい、見えなくなりました。風が強いので雲の流れが速い。
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話は変わるけど・・・
そういえば子供のころ お正月 目を開けた瞬間からお正月だった。
窓から差し込む陽の光も、吸う息もすべてお正月用になっていた。
枕元には新しい下着がきちんと用意されていて、いちばん下に一張羅の洋服がたたまれていた。
よし、今年は子供のころと同じようにしようと母と私の下着を全部新しくして、布団のシーツも、パジャマも新品にした。
お正月の朝、お風呂にお湯をはり、桃のバスクリンを入れた。
朝風呂に入って新しい下着にを身に付けた。やはり気持ちいい。
せめて温泉に行った気分になろうね、ということでそうしたのだけど、恥ずかしながらパジャマなんて何年ぶりに新品にしただろう。
いつも色気もそっけもない洗いざらしを身に着けていたからね。たまにはいいものですね。
それにしても新しいパジャマって随分暖かいんですね。知りませんでした。
我が家は自慢じゃないが、隙間風がスースで寝ていても寒くて仕方ない。それで、パジャマの上から首にタオルを巻き、ハイソックスをば履き、そのソックスの中にパジャマの裾を入れ込む。そして 上着がめくれ上がらないようにズボンの中に入れる。まるで、工事現場の監督のような道路工事現場に今からすぐにでも行けるような格好？。色気もへったくれもない、あぁ これも人生です。
このブログを書きながら天井を見あげ、ふっとため息、そして つくずく貧乏だなぁと思う２０１０のお正月です。
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