久しぶりに映画舘で観た。
1903年、ロンドン。新作劇の不評で落ち込んでいる主人公が公園である家族(未亡人と子供達)に出会いその家族との交流から“ピーターパン”を思いつくと言う話だ。
色々な思いをして、そして子供と同じように夢を持ち続けて、それだから生まれたピーターパンの作者の実話。こういう話は(作品をつくるまでの苦しみを描いたと言う事では)
以前見た“恋に落ちたシェークスピア”みたい。
J・デップはほとんど見ているけど、相変わらずいいねぇ。目の演技、顔の演技、やはりこの役はJ・デップじゃないと出来ない。
“タイタニック”のケイト・ウインスレットが見違えるようにスマートになり4人の子供達の母親の役を演じていた。夫を亡くし子供達のため頑張って、そして最後少しだけど幸福感を主人公から貰う、(死んでしまうのだけど)タイタニックのローズよりずーっと大人になり、円熟してた。
ダスティン・ホフマンも出ていて画面を引き締めていたけど、トンボに言わせるとあの役はショーン・コネリーにやらせたかったと言っていた。そうそう、“ドクトルジバコ”のジュリー・クリスティも出てた。
夢があり、イギリスの公園が素晴らしく、音楽もステキ、ファンタジックな映像。
うーん私的には、臨場感のある音響の大画面で観たことと、デップファンであるからして☆☆☆☆☆(甘いかな?)トンボは☆☆☆半だと言ってました。
映画を選べないこの地でこの映画の看板を見つけて、目を疑った。こんな地味な映画をするなんてと。私はうれしかった。アカデミー賞の作品賞にノミネートされていたし、至福の日でした。
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