ツバメの話。

ツバメの姿を見るのが今年は遅いなと思っていたら、空を飛んでいた。

木馬のベランダに巣を作らなくなって何年になるだろう？
毎年、毎年、５月頃になるとツバメが飛んできて巣を作る場所を探していたが、とうとうベランダに作り始めた。よくツバメが巣を作ると、その家にいい事があると言う。
そして歓迎して巣箱の下に保護板を打ってあげたり、雨に濡れないようにしてあげたり、動物に親切にしてあげている。そういう人達は偉いと思うし、尊敬する。でも…
時々私は前世は“からす”だったのか、それとも人間の皮を被った悪魔だったのではないかと思うことがある。どうもその手の侵略者は嫌いだ。と言うか好きになれない。

ツバメとの壮絶な戦いが何年も続いたが、巣は毎年作られた。色々試したけど効き目がなかった。（トンボなど、巣の下で焼き鳥をしたらとか茶化すし…）
ツバメのほうも、巣をすずめに取られて赤ちゃんツバメが巣から落されて死んだ事もあった。
カラスに狙われた事もあった。
蛇（直径１０センチくらいある青だいしょう）に狙われたり、さすがにこの時はお客さんに助けてもらった。

あるとき、アルミ箔を短冊に切って３０センチくらいの暖簾にして、巣を補修しているところにぶら下げてみた。
これが風が吹くとガサガサと音がする。この音が功を奏したのか、作らなくなった。

苦労したけど、ツバメとの戦いは、私とイリコさんとの頭脳コンビの努力が勝利した。

春になりツバメが飛んでいる。
晴れ　　１７℃
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ツツジどうかな？と思い市役所の丸小山公園に行ってみたけど・・・