古本屋巡りはストレス解消なり

　こういう時は１０倍ズームはいいですね。
高いところではじけている栗を見つけて、思わずシャッターを切る。
残暑が厳しいといってもやはり秋は来る。季節は巡る。四季のある日本は我慢すれば永久という訳じゃないのでいいです。
私事ですが、『夏～秋』　このパターンは余り好きじゃない。暑さに弱く、さぁ涼しくなったぞ！と思えばセイタカアワダチソウが咲き乱れる。汗でくしゃくしゃの顔は今度は花粉症でくしゃくしゃになる。
というわけで私は人に会ったり、人と接する行事は是非とも冬にしていただきたい。
　
　とまぁ　秋が来て涼しくなり喜んでいたが　やはりそうは問屋が卸さなかった。残暑は厳しい。
昨日の定休日、久々に我が家の諸々の片づけをして、浜田の古本屋まで出かけた。
暑い、暑い。
玄関を出るとき一瞬躊躇う。
陽射しは薄晴れなのに、ノースリーブのもろだし腕はチリチリと針でも刺したように痛い。こういう陽射しが一番紫外線がきついのよね。
もうこの年になると、日焼けは完全にシミと化し、治らない。でももういいや、半分諦めの心境です。

　で話は戻るが、躊躇のところです。
白っちゃけたアスファルトは、溜め込んだ熱気がふぁーっと下から身体を包み込み、たちまちの内に汗がポタポタと落ちてくる。
でもいつまた暇が出来るかわからない、我慢とばかり出かける。
欲しい本を箇条書きにしていたけど探す本はほとんどない。こうなれば仕方ないからまたインターネットのアマゾンで買うか？
向田邦子二冊とと村上春樹を買う。
本は酔生夢死の私のこれからの生き方に無くてはならぬもの。先行投資よね、なーんて、たかが古本、〆て７８０円だけど、少々大袈裟な私です。
本当いうと、私は本屋かレンタルショップ屋をしたいんです。子供の頃からの夢ではなくて、最近そう思うんです。
一日中　本に埋もれて、時々ＤＶＤを見る、憧れるなぁ・・・

さて　話はコロッと変わりますが　土曜日のお料理のレシピ。
あやかし姫さまから質問がありましたので書かせていただきます。

●高野豆腐のオランダ煮
オランダ煮とは、揚げて煮る事なんですよ。
高野豆腐をもどして、しっかりと固く絞り、４等分する。
これに片栗粉をまぶして、１８０度くらいの油で、カラリと揚げる。
だし汁にお砂糖、味醂、お醤油、お酒、で少し甘めに味をつけて、今揚げた高野豆腐を入れて　ひと煮たちさせて出来上がり。一緒に青いお野菜、たとばオクラとか、インゲン豆とか、葱でもいいと思う、飾り付けます。

年を取ったせいか、若い時のように油っこいものより、煮物とか、おなますとか、煮魚とかが好きになりました。
毎日頂いたお野菜で　何を作ろうかな？と考えている時が一番楽しい。このように商売に身を入れれば今頃は自転車操業でこぎ続けていなくてもいいかもしれませんね。わかっちゃいるんですがね・・・

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