ライバル
冬来りなば春遠からじ というけれど、本当に待ち遠しい春がやってきた。
梅の開花便りもちらほら聞こえるようになった。
偉いもんだ、寒かった一月には春は来るのだろうかと思っていたが季節はちゃ―んとやってきた。真っ黒だった早咲きの桜の幹も枝もだんだんと色が抜けて薄茶色に変わってきた。
そういえば桜の「花芽」は前の年の夏にすでに作られているのだそう。
でもその花芽は、冬には休眠してしまう。
そして「5度以下」の低温に一定期間さらされると、ふたたび成長しはじめる。
つまり桜は、寒い冬の次は春だと知っているのだ。
これだけ寒さが続いたのだから、もうすぐ春がやってくるんだぞ、そろそろ目を覚ます準備をしなくちゃ、そう感じるのだという。
今年の冬はほんとうに寒かったから、桜もなかなか咲くに咲けないのではなかろうか。
きっと桜の開花も遅いよ、そう話していたが、そんな心配は無用。
寒い日が続いたからこそ、「低温にさらされる」期間が短期間で済んでしまい、綺麗にいつも通り咲くのだという。
ただ食べるものがない鳥が、花芽を食べてしまわないことを祈るのみ。
あぁ・・・またもや枕が長くなってしまったけれど、そんな好天気に見舞われた昨日(定休日)年末から手をつけてなかった掃除をした、した。(寒過ぎて出来なかったのだ。なにしろ室内温度が3℃くらいだもの。家の中ではく息が白い。外気温とあまり変わらないあばら家なんです。)
薄汚れた窓ガラス、チカチカしている蛍光管取り換え、エアコンのフィルターの掃除。
やはり掃除なんていうものは、やった端から綺麗になっていくのが実感できる方が、気持ちがいいですね。
ためてした方がいいということ?。そうですよ。
エアコンのフイルターもほとんど24時間つけっぱなしだったし、冬は特に毛羽立ったものが多いから、網目にいっぱいこびりついていた。
その埃を見て安光姫が「私が毎日使い続けたから、すごいね、埃も電気代も。」という。
「大丈夫よ、風邪でも引かれた方がもっと大変、それに我が家には千葉の伊達直人がいるから、いざとなったら何とかしてくれるよ。」
そんな充実した日曜日、午後からはまたいつものようにサンコー観光で温泉に行きました。
どこに?それはまた明日・・・
雲り 時々薄晴れ 11℃