だるまを食べ尽くすなんて物騒なタイトルをつけたけど、まさに今釣ったばかりのだるま鯛を まゆパパから頂いたのだ。
親譲りの無鉄砲は、夏目漱石だったけど、私は親譲りの食いしん坊で、「さぁ、どのように料理してたべようか」と山姥のように頭の中で思いめぐらす。
このお魚 調べてみたら「目鯛」ともいうらしく、今の時期が一番 脂がのって美味しいらしい。そうでしょう、そうでしょう、まな板の上にのせておろそうと思ったら、脂でぬめぬめして、料理しにくいのなんのって。
でも本当にいつも美味しいお魚ありがとうございます。
さぁ、ここからは”シェフその”の腕の振るいどころ・・・まず、大根を桂むきにして刺身のけんをつくる、そしてまな板の鯛を三枚におろしてお刺身に。
鮮度のいいお魚はお刺身が一番好き。味のほどは口の中でとろける甘さ、お醤油に漬けるとおてしょうがキラーりとひかる。「うーん美味しい!最高!」次にこのお刺身を作る時 はがした皮で湯ぶきをして、柚子ポン酢で。
これが、また美味、モチモチして、ポン酢とよく合う。
ワケギでもきざんで入れたら美味しかったかもです。
次にお頭を縦に割り、綺麗に中を洗い熱湯をかけて、うしお汁に。
粗も同じように、血合いのところを綺麗に洗い熱湯をかけて霜降りにし、ショウガをいれてコトコトと煮ました。いいお出しが出てとても美味しゅうございます。白髪ねぎをトッピング。
次は、バターソテーキノコソース添え 昆布ジメ、大好きな漬け丼です。
昆布ジメとは、酢で湿らせた昆布に切り身を包みラップをして一日くらい寝かせたものです。お刺身とはまた違った味がして、これもまた美味しい。
最後に 昆布ジメにした切り身で 手毬りずしを作りました。
このようにしてとうとう だるま鯛はハラワタと、骨以外はすべて、食いしん坊な山姥に食べられてしまいましたとさ。御愁傷様です。
雲り 時々粉雪 6℃