偉いもんだ。
陽射しの明るさを裏切るような肌寒さに、私は気持ち的にはまだ冬から抜け切っていない。朝ホント寒いんですもの。
なのにそんなことおかまいなしに、生きものたちは春を迎える準備をしている。
そんな畑でトンンボ一家三人が長閑に 畑の土起こしをしておられる所をお邪魔しました。
”木蓮が綺麗に咲いているからブログの写真にどうですか” との連絡をもらったのでちゃとび号で、わっさわっさと太ももあらわに出かけた昨日の午後のことです。
野菜作りの名人のおばあちゃんが、高齢のため、ここのところの気温の変化についていけず、土起こし作業は若い者に任せて、現場監督として仕切っておられました。
「兄さん もう少し腰を入れて、もう少し深く掘って!」と結構細かいのがおかしい。
御年92歳にして、まだまだ畑のことは任せられん、という気概を感じる。
畑の隅に咲いている、薄紫の八重の木蓮と純白の木蓮。最後はこぶしかな?
確かに見事に天に向かって花を付けていました。綺麗!!
春になるたびに、首をひねってしまうこと。
「こぶし」と「もくれん」の見分け方。
つぼみのうちは、なんとなく区別がつくものの、花びらを広げて咲き乱れるほどに、さっぱり分からなくなってしまい、見あげる首が痛むほどに、立ち尽くしてしまうのだ。
で、足もとには
ゆるゆるとした陽射しに初恋色の檸檬が揺れている。
ゆったりとして見えるのは気のせいか。
勿論ぜーんぶ頂いて帰りましたとも・・・。
だって、トンボ家では食べないっていうんですもの。
勿体ない、私はどれもこれも大好物なんです。おまけに無農薬ですよ。
これはソメイヨシノだとか。↑
子供さんが生まれたときに植えた記念樹だそうです。
まだまだ固い蕾でした。
けど、まだ固いから大丈夫などと思っていると、明日にはぷっくり膨らんでいる。
これだから桜は、油断がならない。
綺麗に咲いたらまたお知らせください。
写真に収めようと思います。なーんて、お土産が楽しみだったりして・・・
晴れ 15℃
ちょうど中間の様な物もあって、判断に苦しみます。
良くは分からないのですが、薄紫の八重は「シデコブシ」というのではないかと思います。
せせらぎにセリ!! なんて贅沢☆
見よう見まねで きりたんぽ鍋をする時など、一把では物足りなくて
スーパーで二把 買って帰ります。
秋田の人は、根も食べるのだそうですが、市販のセリには 洗ってまで戴く程の
根は付いていなくて...。
八重のはシデコブシというのですか?
やはりコブシも木蓮も同じ仲間なのでしょうね。いつも迷います。
私もこんな身近に野生のセリがあったなんて知りませんでした。
鍋の時など高いのに買っていましたもの。
でも今度からここに摘みにきます。
トンボ家では全然使わないそうです。
勿体ない。
セリご飯と卵とじをして春の香りを楽しみながら頂きました。