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世の中何もかも時空が少しずれているような・・・
このスイカズラは春咲く花。
当店の鉢植えのスイカズラです。いい匂いも漂っています。（柑橘系）
秋も深まり、落葉樹は寒風の中 はらはらと散り、季節相応に色付いているというのに、どうしてあなたは今咲くの？と聞いてみますれば、「世の中すべて狂い始めているので、思い立ったときに咲かなければ、明日の我が身はどうなるかわかりませんもの。」と答えていました。（嘘ですけど・・）
さて。
なんとも穏やかな天気の昨日、トンボ家のおばあちゃんが 野菜を取りにおいでといってくれる。
兄さん（トンボのことをこう呼ぶ）が、毎日毎日 雨が降っても矢が降っても行ってお世話になっているからと、これも、あれも、畑で土の中から引っこ抜いてくれる。
おばあちゃん、一応 店を開けて商売しているんですから、来てもらってコーヒー飲んでもらわないと成り立たないんですけど、と言おうとしたが、その言葉は飲み込んだ。もしかしたらおばあちゃんは暇つぶしに行ってると思っているのだろうか？それならそう思わせておいたほうが、有難がれられる という下心がちらついたことは否めませんが、説明するのがおっくうだから。
それにしても、奥様の生みの親なのにとても仲がいいというか、大事にされていて 絶大な信頼を寄せておられるのがよくわかる。
サニーレタス、大根、白菜、菊の小花、サラダ菜、ジャガイモ等々袋いっぱいのお土産。
今年は白菜の巻きが悪くて葉ばかり大きくなるとか、今年のジャガイモは大きいとかいいながら・・・
え？ジャガイモは不作らしいのに、トンボのおばあちゃんのマジックにかかったら大きくなるのだろう。
早速 ジャガイモはコロッケね、そして白菜はロール白菜、大根はと。
どうしよう、そうだ、広島菜漬けと豚肉と一緒に炒めてみようかな？
大根って冬の根菜の王様だよね。
全然関係ないけど 大根役者って大根の根の白いところをしろうと（素人）っぽい演技の「しろ」にこじつけたとする説、芝居で馬の脚をする下手な役者のさまをダイコンに見立てたとする説、あるいは、ダイコンはどうやって食べても当たることがないところから、どんな役をやっても当たらない役者をいったものとする節があるの知ってました？
とうの昔に知っていた？
そりゃどうもすいません・・・
雲りのち雨 １０℃
