ZYBO Z7の開発環境のセットアップがトラブルだらけだったので備忘録.
Xilinxの
ダウンロードサイトではVivado MLという新しい開発環境が提供されている.
まだネット上にもあまり情報がないので,2020.2のVivado Design Suite HLx Editionを選び,
ここの手順を参考にVivado HL WebPackをインストール.
ZYBO (Zynq) 初心者ガイド (1) 開発環境の準備
早速,Hello Worldプロジェクトを試してみるが,"Vitis IDE launch failed"のエラーが出て
ソフトウェアの開発環境が起動しない.
どうやら,インストールの際にVivadoを選択すると,ソフトウェア開発環境であるVitisが
インストールされないらしい.しかも,Vitisだけを後からインストールすることができず,
VivadoをアンインストールしてからVitis(+Vivado)をインストールする必要があるらしい.
Xilinx Community Forums >
Vitis IDE launch failed
仕方なくVivadoをアンインストールして,再度インストーラを起動し,Vitisを選択した.
ところが,そうすると今度は無償のVivado HL WebPackが選択できず,System Editionが
強制的に選択されてしまう.
ライセンスがないのでどうしようかと調べてみたら,System Editionであっても,
WebPackがサポートするデバイスをターゲットにする限り,ライセンスは不要とのこと.
Xilinx Community Forums >
Installing Vitis and Vivado Webpack
そんなわけで,ただいまVitis+Vivado HL System Editionをインストール中のため,
再び1時間待ち…
P.S.
Vivadoは綴り的に「ビベイド」かと思いきや,Xilinxのチュートリアル動画で
「ビバード」ど発音している.
P.P.S.
Vitisは「バイティス」なのね.