アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「少子化対策」は、「ひきこもり対策」

2024年08月01日 | Weblog
 選挙の公約で立候補者は、「少子化対策」を掲げなければ当選は難しい。猫も杓子も、少子化対策。「一応、言っておくか」という程度なのでしょうがね。少子化は、日本国の存亡に係わることですからね。
 対策など何もない立候補者が、「少子高齢化に歯止めを!」と、おっしゃる?おかしなことを言っていることに気づかない?
「高齢化に歯止め」って?出来るのか?アンチエイジングってヤツですかねぇ?出来るわけないでしょう!「シミ取り」「顔の皺取り」「目の下のタルミ除去?」…ふざけてしまいました。

 岸田首相が掲げる「異次元の少子化対策」・・・
① 児童手当など経済的支援の強化
② 学童保育や病児保育、産後ケアなどの支援拡充
③ 働き方改革の推進

 で、異次元はこれら三本の柱じゃないんです。これらを実現するためには、数兆円単位の新規財源が必要。5兆円規模との指摘もあります。この、数兆円が、異次元です。どこからお金を持ってくるの?
 家庭庁の予算は4.8兆円ですよ。その、4分の1が、児童手当(1.2兆円)です。新財源?どこにあるのか?ミスター・マリックにお願いするしかありません。
 なぬ?マリックさんを知らない?では、引田天功さんは?これも知らないかぁ…。マギー司郎さんは?ますます知らないね。誕生日が、私と同じ。…また、ふざけてしまいました。

 私は、本気で少子化対策をするなら、「引きこもりをなくせばよい」という考えです。
2022年1~10月の出生数は、66.9万人です。出生率は急下降の一途。これからますます赤ちゃんを見るのが珍しくなってきます。

 50歳迄一度も結婚したことのない人の割合を「生涯未婚率」と呼んでいます。この生涯未婚率が急激に上がっているのです。
 現在、日本では男性の約23.4%、女性の約14.1%が未婚です。50年前の日本では、男女共に約2%が生涯未婚でした。
 内閣府の「少子化社会対策白書」では、2040年には「生涯未婚率」が、男性30%、女性24%になるとしています。
 この数字…男子は3人に1人、女子は4人に1人が50歳までに結婚していないということ(50歳を過ぎても結婚しないと予想されますがね)。大変なことになってしまいます。

 念のためですが、「独身者のみなさ~ん、結婚しましょ~う!」などとは、言っていません。
 結婚は、したくなければしなくてもいい。そんなの当たり前。 私は、「少子化対策」として、日本国民の一人としての考えを開陳しているだけです。

「引きこもり」と「生涯未婚率」と、どういう関係があるか?
 現在引きこもりの人が生涯未婚という確率は、100%近いと考えられます。これは、誰れだってそう考えますよね。
 通常、未婚では出産しません。「引きこもり」「生涯未婚」は、「風前の灯火のような出生率」に、バケツの水をぶちまけるようなもの。

 少子化対策は、家庭教育と学校教育で、「1%の我慢ができる人」を 育てるところからです。遠い、遠い道のりではありますが…。

 こうして、今年も残すところあと5か月かぁ…。


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