勤務中のゴルフの素振り サボリ？体力づくり？

　先日褒めたばかりなのに…どの話かって？「警官とゴミ収集の職員　どっちが強いか？」で…ごみ収集車の神戸市職員が、痴漢をはたらき逃げる巡査をゴミ収集車で追跡し、取り押さえた。警察官より強い神戸市の職員…だった。兵庫県警に対し、ゴミ収集職員を警察官に採用するようにとの提言までさせていただいた。

　と、と、ところが…
　「神戸市のゴミ収集担当の職員が、勤務時間中に事業所内の駐車スペースで、サッカーやキャッチボール、ゴルフの素振りなどをしていた」
　ゴミ収集の職員が、警察官より強いわけが分かりました。勤務中に体を鍛えていたわけで…強いはずです。

　この事実は匿名の通報で発覚したのだそう。そこで、私が最も得意とする、「邪推ストーリー」が、できあがりました。
　数日前に、痴漢の巡査を捕まえて、神戸市のゴミ収集職員が一躍脚光を浴びた。光が当たれば影ができるわけで、そのことを快く思わない分子がいた。
　「あいつら、勤務時間中に、遊んでいるのに。英雄扱いになっている。よーし、暴露してやる。記者会見で暴露したのでは、自分の身も危ない。清武の二の前は御免被りたい。密告作戦とするか」
　こうして、英雄たちはいい加減な勤務をする不良職員となった。

　絶妙な「密告」のタイミングからして、このように考えるのが妥当でしょう。痴漢を捕まえなければ、処分されることもなかったというわけか。世の中、何が起こるか分かりません。

　オチはつけないのかって？前回は、「ゴミ収集車が痴漢を捕まえた。世の中のゴミである痴漢を捕まえるのは、ゴミ収集車の本務」という、オチにしました。なかなかのでき。
　今回は、「粗大ゴミの収集もしなければならないので、体力作りが不可欠。サッカー・キャッチボール・ゴルフは、重要な職務です。勤務時間中にするべきことです」…え？オチてないって？ゴミンネ…