アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

レディー・ガガを省略すると…「レガ」ですよね?

2011年12月30日 | Weblog
 「レディー・カガが、石川県の加賀温泉郷の旅館や飲食店で働いている」まあ、日本びいきのレディー・ガガだからそういうこともあるのかなと思ったら…レディー・ガガではなく、レディー・カガでした。つまり、「レディー加賀」。
 「白い恋人」が「面白い恋人」を提訴しましたが、「レディー・カガ」は、提訴になりませんですよね?加賀温泉の女性たちだから、レディー・カガ…!何の問題もないですよね。レディー・ガガは、むしろ歓迎するでしょうし。

 東京大学を東大といいますよね。その省略法でいくと、東大は多いですよ。東洋大学、東海大学、東邦大学…みんな東大。東大の門が広くなりました。東京国際経済短期大学へ通う子がいる親が、「うちの子は、東大です」と、言ってもウソにならない。ウソつきを減らすという観点からもありがたい省略法ですよね。

 ずいぶん、「ですよね」を多用するじゃないかって?「ですよね」…。これは、「です」「よ」「ね」を全部合わせたもの。
 「です」は、丁寧な断言です。私の場合、根拠がなくても断言します。
 「よ」は、少々自信がない主張。だけど、共感してよという哀願が込められております。
 「ね」は、様々な意味合いがありますが、私の場合「ね」を使う多くの場合、「無理矢理、念を押して、読んでくださる方を強引に味方につける」こういう意味の「ね」です。
 「です」で断言しておいて、「よ」「よね」で懐柔作戦に出る。そんなところです。

 講演などで、「よ」「よね」を多用する講師の場合、「この人は自分の言葉に自信を持っていないな」と思って間違いないです。

 考えるに、口語の場合、「です」とキメないですね。特に「よ」の場合…
 1 自己主張の「よ」・・・「私が委員長になりますよ」
 2 よびかけの「よ」・・・「ごはんですよ」
 3 相手(聞き手)の利益になる「よ」・・・「10円落としましたよ」
 4 相手の不利益になる「よ」・・・「カジノへ行くなよ」

 えっ?皆同じ「よ」に見える?イントネーションが違うでしょうがぁ!じゃなくて…イントネーションが違うんですよね。