今日は神戸市のあすてっぷでDV被害者支援関係機関担当者向け行動研修会があり、参加してきました。神戸市だけでなく、各自治体の担当者の参加されており70名以上にも及ぶ人数でした。小野市の子育て支援課も参加されていたので、三木市ももしやと思いましたが、ざんねんながらいらっしゃいませんでした。いろいろ研修があるので、全部参加できるわけではないでしょうが、三木で配偶者暴力支援センターの設置について、議会で質問が出たらしいので期待しています。そのためには、担当の職員の方ができるだけ研修をたくさん出て検討していただきたいと思います。
今日のおはなしなどぜひ担当の検討している管理職の方や議員さんに聞いていただきたかったです。
一番印象にのこっているのは
DVの支援は「ただ寄り添ってお話を聞くだけではだめで、支援につながるような相談のききかたをしなければならない」ということでした。
つまりカウンセリングだけではだめで、実際の支援につながる「ソーシャルワークの視点」をもたなければならないということでした。
つまり、今までの女性相談の回数をふやしただけではだめだということです。
「できるかできないか」の検討だけではなく、「できるためにどうすればようか」を検討しなければならないということです。それは現場にいるものとして実感としてよくわかります。「ただお話をきいてもらうだけで、すっきりしました」と何年も同じ話を繰り返すだけでは解決にはなかなかつながらないのです。確かに同じ話を何度も聞いて、一度は決心して家を出ても戻ってしまうことを繰り返すということが結構あります。しかし、その中で、少しずつでも、今の状況から逃れていく方向性をみいだすということでしょうか。
配偶者暴力支援センターはできたけれど看板ばかりというところも少なくありません。本当の支援につながっていないのです、一方では悲惨な状態で駆け込んでくる人が後を絶たない現状のなかにいると、市町で窓口を作るときは、ぜひその自治体の社会的リソースを十分に生かしたものであってほしいとおもいます。市町がしっかりとしていれば一番いい支援が受けられます。三木は連携して親切な対応をしていただいているという話を聞いたこともあります。それは現在の三木の職員のかたが精いっぱい努力されているからだと思います。
税金をかけて新しくつくるならば、ぜひしっかりと検討して、他市の現状や支援者のヒアリングや、、調査をきちんと行って設置していただきたいと思います。
被害を受けている女性や子どもたちの未来のためにも、三木の現状にあったしっかりとサポートのできる機関でなければと思います。