昨日7月9日月曜日第2回目の、新図書館建築検討委員会がありましたので、傍聴に行ってきました。傍聴者は3名。このごろは必ず傍聴者がいて、風通しがよくなっていいですね。HPにも委員会開催予告がきちんと事前にアップされていましたし。これは、ほかの委員会の事務局の方も見習ってくださいね。傍聴するにも事前の広報がないと市民にはわからないのです。資料もきちんと用意されていましたよ。
さて議題はパブリックコメントや地区説明会の報告と、新図書館整備の考え方について(案)、視察先の決定など。
結局、建設予定地は、決定したということになります。いろいろ意見はあったけれど、教育委員会としてはこれで決定ということで、きのうの委員会でも、異論はありませんでした。これからは中身の議論ということになるのでしょうか。賛同というわけではありませんが、きまったことですので、それにしたがって次の計画について考えたいと思います。
新図書館整備の考え方については以下のような整備方針がだされました。
①市内図書館のサービス網の核としての役割を担う中央館とします
②ワンフロアーで利用しやすい開架室に読書席や視聴覚利用席を設置します
③ゆとりのある開架スペースや将来の蔵書計画に対応できる閉架書庫を確保します
④利用しやすく、人にやさしく、開放的なユニバーサルデザインを取り入れた施設にします
⑤周辺の環境に調和した建築デザインと。利用者に安らぎやぬくもりを与える快適な空間整備を目指します
⑥省エネルギーなど環境に配慮した施設整備を目指します
⑦市民の多くが交流、研修できるスペースを確保します
なかなかいい内容にまとめてくださったと思います。この方針に沿って具体的に進めていけばきっといい図書館になりますよ。
委員さんからは、省エネルギーなど具体的な方法は?
乳幼児や高齢者などという言葉で表現された具体的な整備の在り方は?
などの質問があり、
図書館の機能については、中央館と地方館との機能の整理ができていないとの指摘があり、事務局側が訂正するということになりました
次の規模、レイアウトについては先進地視察をしてからということになりました。
先進地視察については
滋賀県の東近江市の図書館に行くことになったそうです。八日市、能登川、湖東、永源寺の中から3館選んで行くそうです。
八日市、能登川、永源寺は三木市で以前視察に行った図書館です。そのころから三木はずいぶん変わりました。確か、映像の記録も司書さんがしてくださったはずです。そのころからどうかわっているのか、どこを変わらずに守っているのか、建物だけでなく、司書の働きもきちんと見てきていただきたいと思います。そしてできれば、公開で市民向けの、報告会をやってほしいなあ。
私たちもおススメの図書館ばかりなので、委員の方たちにはしっかり見てきて新しい図書館をイメージしていただきたいです。特に委員長の先生に。シロウトですから、と会議でおっしゃっていましたが、シロウトならシロウトの委員長として、きちんと役割を果たしていただくことを期待します。
写真は予定されている、湖東図書館です。