佐賀新聞はこんな記事を載せています。
地元紙らしく、佐賀九州の取材をもとに書かれていますが、写真もイメージではなく、武雄の図書館の写真であり記事の内容もこちらのほうが、
リアルな記事のような気がします。
新聞記事も書かれ方によってずいぶん違うものになりますね。
佐賀新聞はこんな記事を載せています。
地元紙らしく、佐賀九州の取材をもとに書かれていますが、写真もイメージではなく、武雄の図書館の写真であり記事の内容もこちらのほうが、
リアルな記事のような気がします。
新聞記事も書かれ方によってずいぶん違うものになりますね。
18日付 朝日新聞社会面に、「図書館民力借りたい」というタイトルで武雄の図書館の
記事が出ています。
読むと、指定管理の記事なのですが、武雄市のイメージ図を写真にのせ、
民間になるとこんなサービスができるという記事になっています。まだ決まっていな
い武雄市の(議会の議決を経ていない)イメージ図で指定管理を論ずるのも、どうか
と思いますし、民間にするとこれだけよくなるという各図書館それぞれの羅列の仕方で、その問題点につ
いてはほとんどふれられていません。
民間だからよいという図式はおかしいと思いますし、指定管理を取り上げるなら、
直営の図書館もとりあげるというバランスが必要と思います。(小郡市がちょっとのって
いましたが、公立直営でさまざまなサービスを展開しているところもあります)
今回の武雄の問題点、図書カード を全部Tカードにすることもほとんど取り上げて
いません。
そして無料が原則の図書館に、どんどん有料のサービスが持ち込まれることも、民間の特徴だと思います。やり方によってそれは違法ではない、ということですが、「雑誌を充実してほしい」という市民のニーズが図書館で雑誌が買えるということなのかどうか、よく検討する必要があると思います。
もちろん直営の図書館での問題点も多多あるわけで、その課題について検討することは必要ですが、
小手先のサービスに目を奪われて、安易に指定管理にすることは、自治体の責任を問われることになると思います。
三木市では現在行われている、歴史の杜構想説明会で、図書館の民間委託の質問も出たようで、それははっきり直営とおっしゃったようですので(神戸新聞記事)ほっとしていますが、武雄のように市民の意見も議会の意見も聞かないで、いきなりマスコミにぶち上げる方式をとるようなことだけは、ならないでほしいと思っています。
皆様はどう思われますか。