もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

第4回三木市民病院事業運営審議会

2008-11-10 | Weblog
アップするのが遅くなってしまいましたが、11月7日市民病院で第4回目の審議会が開かれました。継続して傍聴していたので、今回も傍聴。回を重ねるごとに傍聴の人数も増え、関心の高さがうかがえます。
特に今回は、小野市との統合の問題があり、今までの流れと、どう整合性があるのか、ガイドラインの答申について、変化があるのかということでかんしんがありました。今回は市長がオブザーバー参加して、統合について説明。急な決定なので、委員さんたちもとまどっているという印象をうけました。
しかし統合問題とは別に、現在の市民病院の、現状とたとえ数年間だとしても、その改革については、きちんとプランを出さないと、その数年間もち答えられるのか、ということにもなります。
統合の問題が浮上したからといって、三木の市民病院の問題はちっとも解決されたわけではないのです。そのことを、議会でもきっちり論議していく必要があると思いました。

小野市と三木市との統合病院

2008-11-06 | Weblog
神戸新聞1面トップにやはり出ていた病院統合問題。
これから論議の中心となりそうです。
どのようなプロセスで合意にいたっとのか、新聞によって微妙にニュアンスが違いますが、三木市ではなく、小野市でという三木からの提案で、急遽合意に至ったのかどうか。三木市にという声もあるのは当然ですが、引っ張り合いをしていても、進展しないと判断したのかどうか、そのあたりの事情もいずれ明らかにされるでしょうが、
前進したということのほうを選択したいと思います。
現在のままで三木の市民病院を存続させるのは、非常に難しく、それは三木に限ったことではありません。総合的な規模の大きな病院は、もっと大きな枠組みで考えないと難しいと言う事情はやむを得ません。
今後ますます、近くのかかりつけ医や、民間病院との連携のあり方を考えながら、
新しい病院の姿を考えていくことが大切だとおもいます。

議員総会で新展開

2008-11-04 | Weblog
13時30分より、市民病院についての議員総会があるとの通知を受けていたので、朝から市民病院について、また資料を集めながら考えていました。市民病院なんとかしなけれ場、三木の財政の屋台骨が揺らいでしまう!しかし、どこも医師不足の現実の中で、なかなか妙案はうかんできません。

ところが、議員総会では、思いもかけず、その先行きが不明だった小野市との統合病院の話でした。中断していた小野市との話合いが再開し、神戸大学との話もできて
(仮称)「北播磨総合医療センター」構想
が再び、それも、具体的なイメージを持って浮上してきたのです。

コンセプトはマグネットホスピタル
勤務医が集まる専門的教育を施せる病院です。

診療科目は20科。悲願である周産期センターもしっかり計画に入っています。病床数は400床。事業費は約130億。
手術室8室、外来化学療法ベッド、MRI、CT64列、ガンマナイフ、リニアック、血管造影撮影装置,核医学装置、人口透析装置、結石壊装置等の設備を整えた、まさに総合病院です。

この夢のような病院の建設予定場所は・・・
「小野長寿の郷(小野市所有地敷地面積10haです)
三木市が小野市での建設を提案したことで、首長間の話あいが進んだと思われます。
まだ、はっきりしたことはわかりませんが、三木市と小野市が同じテーブルについて話し合いがはじまったということで、評価したいと思います。
まだあくまでも案ですので、これからどのように進められていくのかを見守りたいと思います。


きょうは文化の日

2008-11-03 | Weblog
国の登録文化財に指定されている、小河家別邸で、ちょこっとアート
粘土でふくろう作りましたよ。幸せを呼ぶと言うふくろう、石膏粘土と,木の粉で作られている粘土で、幼稚園のこどもから、70代まで、みんなそれぞれ個性的なふくろうができましたよ。


「小河家別邸を考える会」では、この別邸を三木市に寄贈し市側で管理と保存をしていただくとと同時に広く市民に開放し、活用してもらうという署名活動も始めることになりました。みんなの力を少しずつでも出し合って、三木の財産を守っていきたいですね。

市民病院のこと

2008-11-02 | Weblog
Rfuruyaさんから早速コメントをいただきました。 ひとつには、機能を特化して縮小していく方向性 もうひとつに地域連携の必要性というご指摘がありました。 おっしゃるとおり、三木市の計画にもそれは重要な課題として提起されています。 私もその考えに、基本的には賛成です。 いきなり、経営形態の見直しの話を書いたので、その前提にある、経営の改善や効率化を、抜かしてしまっている印象を与えてしまいました。それらを考えていないわけではないのですが、もはや、経営形態の見直しまで、進んでいる自治体が次々あらわれてきているので、問題提起をしておこうと言う趣旨です。もちろんその前に、経営改善を考えなければならないのですが・・・。 市民病院の診療科については、救急、高度医療を担える病院としての位置づけで、 特に循環器の専門的な医療提供という案が出されています。 現在の診療科がすぐになくなることはないようですが、現実的には医師の不足で、ベッド数の減少はもちろん、診療できない診療科が出る可能性もあります。これ以上医師が増えていく見通しもない中では、集約していくことは必然だと思います。 もうひとつの市内の病院・診療所との連携については、誰もが異存のないところですが、では具体的にどうすればということになると、まだあまり具体的な方策が出ていないように思います。 市としては、病院ソーシャルワーカーの採用なども考えているようですが、もちろんソーシャルワーカーの必要性は認めますが、どのような仕事をしていくかが問題です。地域の病院診療所との連携には医師会との、連携が欠かせません。プランには紹介率を上げるということでの計画が出されていますが、もっと明確な方策が求められているように思います。メディカルパスなどの調査研究もなされているようですが、実用化の検討にはいろいろなハードルがるように思います。 しかし、地域医療は,市民病院だけで完結するものではないことも明白です。 市民の側も、病院のかかり方や病気の知識、予防など、もっと意識的にかかわるきっかけ作りが必要だと思います。市民レベルでの地域医療の連携も考えていかなければなりません。 そのひとつとして、市民病院の公開講座なども開かれるようです。こうした機会にもっと病院と市民との距離が縮まるように、取り組んで欲しいと思います。 市民の、市民病院への信頼が、市民病院への存続には欠かせない要素です。