もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

児童虐待防止について

2008-01-05 | Weblog
昨年末12月28日朝日新聞の報道により、三木市内でおきた児童虐待の通告、一時保護に伴い、守秘義務違反についての、記者発表が1月4日にありました。(三木市のHP参照)

昨年末の新聞記事だけでは、正確な情報がわからないので、教育委員会に正しい情報と、今後の具体的な対処の仕方を求めていましたが、それらが記者発表となったようです。

記事のよると、虐待を疑われる児童がカウンセリングを受ける際、養護教諭が立ち会ったなどがあり、児童は県の子ども家庭センターの判断により一時保護されたようです。

それについて、父親から相談を受けたらしい、市会議員が学校に問い合わせ、養護教諭が、かかわったことを父親に告げた。(記者発表によると議員の見解は違っているが)
そのことで、父親が養護教諭に面談を強く申し入れており、そのことが原因で、養護教諭が11月から、病気療養中であるということである。

校長が議員に「養護教諭がカウンセリングに立ち会った」ことをもらしたことが守秘義務に違反したものと判断し、県の教育委員会に、本日報告したという内容である。

記者発表によると,校長と議員の事実関係の把握にも違いがあるのだが、少なくとも養護教諭がかかわったことを校長が議員に話す必要がないし、議員も誰がかかわったかを父親に伝える必要はない。

一番気になるのは子どものその後であり、養護教諭の状態であるが、なぜ今まで、
報告を受けながら、対処しなかったのか、教育委員会もとわれるところである。

さらに議員もかかわったとされるところから、議員ももう一度、自らを戒め、児童虐待などの理解を深めると共に、守秘義務などに関して正しく知ることが必要である。
議員の中でも研修などで、共通の認識を持つことが必要だと考える。
今年は、DVや虐待などこどもや女性の人権にかかわることに取り組みたいと思ったいたが、学校、医療など現場での対応が大切である。新聞記事になったことで、内外からの批判も多く出ているようである。しっかりと今後の対策を提案していきたい。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿