もて木みち子 オレンジニュースブログ版

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きんようびはいつも

2012-03-28 | 絵本

きんようびはいつも

イクメン流行もあって、父と子はいろいろな場面で登場するようになりました。

しかし、イベントとしての父と子ではなく、日常の中での父と子の時間も大切です。この絵本の親子は、金曜日のあさは、早く出て一緒にいつもの道を歩き、いつもの店に立ち寄りいつものものを注文します。ただそれだけの静かな絵本ですが、こどもがこの金曜日をいつも楽しみに待っている幸福感があふれています。何も文には書いていないけれど、おかあさんは赤ちゃんの世話で忙しい。だからせめて、週1回は、父と子の時間を作ろうと思いついたのではないかしら。幸福ってこんなところにあるかも。

きんようびはいつも ダン・ヤッカリーノ 作 青山南訳 ほるぷ出版

 


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