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もんく [とある南端港街の住人になった人]

車に2人乗って良いようになってクリニックへ

マレーシアは行動制限を緩めた。

車には2人乗っても良い事になり近所を散歩するのは可能になった。
なので久しぶりに車に2人で、正確には2人と1匹で乗る事になった。

一昨日の夜のきなこがご飯を食べて出て行って帰って来なかった。普通は出て行っても少なくとも朝の4時から5時には帰宅するはずが来なかった。朝探すと3軒隣の家の軒先にいた。呼んでも来ないで座っている。たまにそう言う事もあるので放って置いた。お腹が空けば帰る。

が、夕刻の6時半に仕事から帰った時にもその家のあたりにいたので他人の家の敷地だが入らせてもらって捕まえて帰った。その家では特に美味しいものを食べさせてはいないとの事。

家に帰ると大人しくなっていて寝た。体調が悪いらしい。昨夜は夜に向かってだんだんと体温が少しづつ高くなってきて呼吸も多少だけれど荒い感じになった。酷くはない。と言う事で今朝クリニックに連れて行く事にして様子を見ながら寝た。見ているとやはりどんどんと弱ってくる感じで、クリニックへ行ける時刻、今日の朝10時までもたないのではないかと心配になった。

しかしながらどうにか持ってくれてクリニックへ行くことができた。検査の結果、白血球が高い事がわかり再度のウィルス検査もした。、幸いにも猫エイズと猫白血病ウィルスには感染していない。残る可能性は肝臓の状態が悪いと言う事で、肝細胞を増やす薬と肝臓のサポートのサプリメント、抗生剤、マルチビタミン剤、免疫強化剤を貰った。解熱剤は注射した。


家に帰るなり、解熱剤が効いてカリカリを少し食べる事ができた。その後もまた食べた。これが希望の光なのか、それとも一時的なものかはわからないがとりあえずご飯が食べられる事で時間稼ぎにはなりそうだ。

3から4日後にまたクリニックへ行って薬の効果を観察する予定。



気付いたのは、つぶあんはよく吐く。ネットで調べるとこれも肝臓が悪い時にある事らしい。と言う事は親からそう言う体質をもらったのかも知れない。生まれた場所は猫にとって少し陸の孤島的な場所だったので血が濃い可能性もある。あそこの猫達の寿命は長くなかった気がする。きなこもつぶあんも、どちらも菌に弱く何度も死にかけている。

もし短い寿命が運命ならば仕方ない、生きているうちだけは良い思いをしてもらいたい。
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