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もんく [とある南端港街の住人になった人]

変わり行く風景

新しいニュースではないけれども、AEON(ジャスコ)がマレーシアのカルフールを買ったとのこと。

こうして外国に生活していると日本にはあまり無い食材や雑貨などが見られるので新鮮で良いと思っていたのである意味残念ではある。それはそれとして、日本の本国では景気がなかなか波に乗らないけれども高い円とノウハウを利用してこうして日本企業が外国でそこの人達を相手に商売するのは傾向として仕方ないのだろう。日本で万人単位で人減らしをしている企業もこちらでは人を募集して大きくしようとしているなどと聞くと日本にいる日本人には面白くもあり、面白くもなしと言ったところか。

バンコクやジャカルタの交通渋滞は有名だけれどもマレーシアもその傾向にあって、今政府は公共交通機関利用率を上げようといろいろやっている。この近所もバンコクに比べればずっとマシではあるにしても、今では渋滞で有名な場所になってしまっている。ここに住んでいると言うと二言目には渋滞がすごいでしょう、と言われるほどなのだ。こちらはスクーターなのでその影響はあまり受けないけれどもだんだん渋滞が深刻化しているのは目に見えてわかる。

アパートのパームが切られることになったと先日掲示板に通告があった。

最近の雨で倒れた木が車を潰したりしたことがあったからだ。どうも熱帯の木は単独では弱いようだ。人間が住む地区にある木はジャングルと違って隣に風を防いでくれる仲間が無いためか、ちょっとした風でよく倒れたり枝が折れてしまったりしている。人間がたとえ全く知らない人ばかりであったとしてもかたまって住むのが良いのと同様、熱帯の木もそうしたいと思っているのかもしれない。

自分なら、と考える。今の滞在許可は仕事の契約とパラレルになっているのでどうしてもこうした人の多い場所に住まなければならないが、もし仕事無しでいられるのであればもっとずっと田舎の高床式の家が借りられるような場所に住むだろう。巨大なスーパーマーケットもブランド品が買えたり日本食のレストランなど1つも無かったとしても、自動車が渋滞する場所である必要はない。そんな場所が良いなら東京に住む方が良いわけだから、風に煽られながらも少しは環境の良い場所を選んでぽつんと1本立つ木であった方が良いかなと思う。

中が空洞になっている木があったので覗いてみた。

ハチが住んでいた。詳しい種類はわからないがミツバチのようなハチだった。残念だね。
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