アルテックの到着は明日の午後だった。先に、ちょうど発売されたこれを買った。アルテックのあのユニットのこともいくつかの記事なかに出てくるので。
ただ、しばらくオーディオから離れていた身には読みにくい。物理チューニングのやり方がいろいろ書かれているのだけれど、使っている言葉がとても情緒的なのだ。そしてノウハウに理由というものが無い。だからこれを読んで同じ効果を再現できるかどうかが全くわからない。
今この雑誌を発売して大丈夫なのか?、と心配してしまう。でも、これがたぶん今現在入手できる唯一の、そして最新の情報なのだろう。もうちょっと読み込んでみる。
ひとつ1大きな疑問がある。視聴とチューニングに使っているエンクロジャーだけれども、記事でばいくつか選べるにしてもそれを基にしている。エンクロジャー「ありき」でチューニングとなるわけだけれども、そこに疑問を差し挟まないのか?
簡単な話、バッフルボードは平板だけれど、平らである音響的合理性に疑問は無いと言えるだろうか? それを使うのは単にそれが入手しやすいということではないだろうか? 昔は3Dプリンターのような物が無かったというのが真相だったりしないだろうか?
とは言え、このことから察するに、出発点はイイカゲンでも構わないのだとわかる。また、到達点も物理的にフラットな周波数特性を目指す必要全く無いという のもわかった。
明日のアルテック到着が待ち遠しい。