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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

言葉で伝えるのは人類最大の課題か?

言葉は何のためにあるかと言うと、だいたいそれは「他人に伝える」ため。(の、はず。)

日本人は教育レベルが割合そろっているからそれほどそんな事を意識しなくても普通に生きていくには支障ない。(時々あるけど。) 外国の人ってのはまず、そこに問題がある。言語が違うと言う事を言っているのじゃなくて、「伝える」と言う事があまり訓練されていないようなのだ。


先週の土曜日の夜勤、工場のプロセスでちょっと不具合が出た。次の朝になって昼勤からその事が連絡された。けど、自分はこの日休み。連絡されたけれど、要領を得ない。要領を得ないなりに詳しい事を探り出さないといけない。それでもよくわからない。工場に行くわけにもいかないので仕方なしに調査を指示。

日曜は休みだから今朝(月曜日の朝)になってようやく全貌がわかる。


問題なのは、実際に起きた不具合ではなくて「連絡」の問題だ。彼らは他人に何かを”わかるように”伝えると言う訓練が全然できていない。証拠に同国人どうし、言葉が伝わる人間どうしでもきちんと細かいところまで伝わっていない。

こんな状態なので細かいニュアンスを含む内容なんてとても無理だろう。ただ、ある心理学者によれば世の中の問題の全ては対人関係の問題に集約されるそうで、となれば、この言葉で「伝える」と言うところに問題があると言うのは人類にとって最大の課題ってことになる。仕事のような機能的な活動でさへこの有様なのだから、どこの国もちゃんと訓練してお互いに伝え合わないと争いになるだろう。(もうなってる。)


最近はFacebookでもTwitterでもいろいろ簡単に何かを伝える手段はある。多くの場合、写真などビジュアル的なものに頼っている。やはり言葉を使うのは難しいからかもしれない。Instagramなんかほとんど画像だけだし。そう考えると、これまでちょっとだけだけれど、文字を使って本を出しているけれど、もっとビジュアル的なものにした方が良いのかなあ、とも思う。
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