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もんく [とある南端港街の住人になった人]

つながり合う技術

昨日、スズキ君のタイヤの空気が少なくなっていたのでガソリンスタンドで空気を入れました。

最近ちょっと空気の減りが早くなってきていたので心配していました。もしかしたらごく小さな何かが刺さっていて実はパンク状態なのではないかと。

そこで朝、ガソリンスタンドで空気を入れて昼休み時間に修理屋さんに行きました。そうしたら事実が判明しました。何かが刺さっていたのではなくて以前に修理した部分から漏れていて再修理が不可能だったのです。仕方なくその場でタイヤ交換になりました。



タイヤの値段は上の写真のホーム・タイヤキ・メーカーとほぼ同じ、60リンギット。(約1500円)



コンピュータやネットワークによって世の中は確かに変わりました。

でも人間の中にはそれについていけない部分がとても多いように思います。


今こうして私はマレーシアにいます。そして自分の見た事や感じた事や冗談のような事を書きますとほとんどリアルタイムで世界のどこからも見られます。昔は、そう彼がレインボーカラーのリンゴマークをつけたコンピュータを高い値段で売っていたときにはそれはできませんでした。だからマレーシアと日本で連絡をとろうと思ったら高い国際電話かあればFAXかそれもダメなら何日もかかる手紙です。

それが今ではこんなに便利になって、毎日毎日ものすごい数のメールをお金も時間も気にせずに送受信できます。それにFacebookなどいろいろなツールも用意されています。




だからと言って人間が他人と繋がるのが上手くなっているかと言うとそんな気は全然しません。

顔を見た事がない人、電話でも声を聞いたことが無い人と仕事をせねばならない世の中になって、そして便利なツールも安く手に入るようになってもそちらの方は全くダメな感じがします。人間と人間が繋がりあうための技術革新が進まないと彼の残したものは無意味なのではと思うのです。


今、世界では特にソフトウェアを作る人たちなどは顔も知らない声も聞いたことがない人年齢も性別もわからないどうして一緒に仕事をしたりしているそうです。それを続けるには何らかの方法でお互いに信頼し合うのだと想像します。そう言う実例もあるにもかかわらず、そうなれない人がかなり多いのも事実でしょう。

我々は今後どうなっていくのでしょうか? つながり合う"ため"の技術は偉大な人が世に送り出してくれて発達しましたが、つながり合う技術そのものは当分そうはいかないかもしれません。
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