砂浜のカニのような気持ち

人間って、どうやって生きているんだろう？何かすごく弱い感じの生き物で集団で...そう、砂浜のカニっぽい感じかなぁと思ったりする。波が来ると小さな穴にちょっと隠れて波が引くと出てきてみんなで小さな泡をぷくぷく吐いてたりブツブツ音立ててみたりして。個々には独立して生きているけれど、なぜか寄り集まってなきゃ安心しない的な。特に何するでもなく波に洗われながら日がな一日プクプクやってる。ちゃんと自意識もあるしちゃんと適当な知性もあるけどでもそれだけ。どうしたものだろうなあ。弱ってきたら穴の中に埋もれて誰にも気付かれないままに砂に埋もれちゃうんだろう。


最近Twitterでどの位フォロワーがいるのかわかってなかったにで見たら900人ちょっとだった。けっこう多いな。どうりで猫の写真なんかにハートマークがたくさん付くわけだ。それにたくさんの人が毎日たくさん良い事を言って、何と言うか「教訓」かな？、まあ、そんな事がけっこう多い。世の中すごいよなぁ、以前はそう言うのって本とかで昔の偉人がこう言ったとかしか聞かなかったけど、今は毎日何個も何個も出てくる。

でも、だからと言って世の中は加速的に良くなって行ってる気はしない。素晴らしく人間が知的になったと言う事もないし、人類が驚くほどの知性の塊になってもいない。なぜなんだ！そんなに素晴らしい人間がたくさんいても、昨日みたいに何十年も意識をアップデートできてないのが....まあこれはいい。皆いろいろ言ってて別に楽しくないし。



それにしてもその、エネルギーの無さと言うか、無力感と言うか、自分自身の不甲斐なさと言うか、困ったなと思う。別にこれは群れの中にいるからってのとは関係なくて自分自身の問題なのだが。意識の問題なんだろうけれど。