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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

あの日に帰りたい

泣きながら千切った写真を手のひらで...
全く好きな歌とは言えないが子供の頃によく流れて来ていたので思い出す。


あれは3年前、止めるあなた駅に残し..じゃなくて10年前だ。
2回目の大学を卒業してすぐに夫婦でマレーシアに来た。何のあても無く、伝も無く、地球の歩き方とスーツケースにとりあえずの物だけ詰めて。誰も駅で止めてはくれなかったし、それほど重大な決心すら無かった。

今、もしあの10年前に戻ったら、同じ事ができるだろううか?

答え..... わからない。


でも、今それに匹敵するか、いや、それより大した事じゃない決断で何か始めるって事は可能なのだろうか?

あの時考えなかった事を今は考えるだろう。何がリスクか。将来に備えてのお金。今持っているお金を減らさない事。猫たちの事、移動など。マレーシアを引き払うとして行先。面倒な手続き。どうしてもダメなら死んじゃえばいいとか言いつつも、やっぱりそう言う事ばかり気になる。そしてまだ不労所得になるものが何も用意できておらずと言う状態。パッタリ倒れたらそれで何もかも終わり。


マレーシアでずいぶん前に自分でビジネスを起こされて安定してやっている方はこう言った。退職した時にマレーシアに残りたくて会社を作っただけ。上手く行くかどうか全くわからなかったけれどどうにかなるかも知れないと思った。要は何も考えてなかったんですよ。

自分が10年前にマレーシアに来た時の心境に似ていると言えなくもない。

今また別のどこかの国へ行こうとなったらあの時と同じようにできるだろうか?
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