もんく [とある港街の住人]

映画「THE RECRUIT」 -報酬と運命

仕事は時に自分にとってハードすぎるものである事がある。ハードであると言うのは難しいとか面倒すぎるとか時間がかかりすぎてプライベートな時間を侵食してしまうと言うような事だ。往々にしてそれに対する対価と言うのは知れたもので、仕事の具体的内容が変化してハードのなった程度では会社の規定の範囲から出る事は無い。

長年そんな事をしているとどうしても疑問は膨らんでくる。なぜ自分はここでこんな事をしているのだろう、間違いではないか、もう少しマシなやり方かマシな仕事は他にあるはずだと。そうして転職などしたとしてもまたいつか同じことは起こる。

それは仕方ないことでもともと人生の多くの時間を削ってすべき大切な事と言うのは、いったいこの世にどれだけあるものなのだろう。多くの場合それは他の人間でもできる事であるのだからそうした疑問は根本的に解決のしようが無いものなのかもしれない。

いっそ「いや、これは君の運命なのだよ」と当然の事のように言ってくれる人がいたら少しは楽だろうか。それとも重過ぎるだろうか。
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