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もんく [とある南端港街の住人になった人]

同調圧力

最近に限らずよく言われる言葉に「同調圧力」と言うのがある。

周りに従わなきゃいけない雰囲気ってようなもので、それでもその圧力に気付けばまだマシな方。気付かないとそのまま流されて仕舞には何も自分で考えなくなる。これはこんなものだ、としか感じられない。きっと誰もがその影響を受けていてそれが慣性になってずるずると流れて行く。

大きな事から細かい事までこうした事ってのはある。そしてマレーシアでも同じ事。実はマレーシアも同調圧力ってのはけっこうデカい。ああ、以前いた台湾なんかもかなり強かったしインドネシアも強かった。アジア圏てどこもそう言うものかなあ? 全部は見てないので何とも言えないが。



とりあえず、嫌なのが結局自分で考えないと言う事。最後には考える習慣が無くなるって事。

昨日また現場管理人に嫌だけどちょっとお説教してしまった。言った仕事だけするの止めろと。つまらないから。


ある表の一部に記載ミスがあって修正するように言ったところ、そのポイントだけ修正して終わったと言う。オマエ、アホか! そこミスってるんだったら他のところだってミスってる可能性あるだろ。入力してるの○○人作業員だぞ。ミスが出る理由は何だ? 何が困難だ? 次のシフトが同じ表見て気付けない理由は何だ? 考える習慣と言うものができていない結果で、二度手間も良いところなのである。

この元になる同調を感じる場面と言うのも多々ある。

それで、なぜ仕事ストップしてるの? ○○○がXXXと言ったから。なぜそれでOKと思ったの? ○○○が△△△と言ったから。だいたいこんな事なのだ。


面と向かって何か言われるとそれで思考停止してしまう。その場で誰かに同調してしまう。みんながこうだから。会社がこう決めてるから。休憩時刻の鐘が鳴るから。雰囲気に同調してしまう。別に理由も何もないし、自分の意見すら無い。まるでアホ養成所なのである。
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