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もんく [とある南端港街の住人になった人]

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美人の顔がわからない不幸

2005-08-12 13:06:28 | 日本脱出
素人には馬の顔を見ただけで以前見たことのある馬かどうかなんてわからないと思っていたが、やはりそうだったようだ。競馬関係者にとっても同じらしく、競争馬をICタグで識別 ようになるのだそうだ。

最近オランウータンを見に動物園へ行くことが多い。オランウータンは比較的顔に個性が出ている動物だと思う。チンパンジーも同じサルの仲間だが私にはどれを見ても同じにしか見えない。この前熊本で抱っこしたワオキツネザルも皆同じ顔だった。それは自分がオランウータンを特別気にかけているからではないと思う。好きなレッサーパンダだって同じような顔だし、長年飼っていた猫だって見分けられなかった経験がある。

キタキツネの子は親の尻尾の先が白くなくなると親かどうかわからなくなるらしい。狐にとっての顔は尻尾なのかも知れない。チンパンジーの遺伝子は人間のそれより多様性があるらしいが顔は多様性が少ない。チンパンジーは顔でない何かで固体識別するために顔にそれほど個性が無いのだろうか。オランウータンは人間と同じようにオランウータン同士を顔で見分けているのかも知れない。そのために顔に個性が必要になった可能性もあるのではないだろうか。


ところでインドに行った時のこと。相当昔の話だ。デリーの街にはたくさんの人が歩いているがほとんど男ばかりだ。ニュージーランドの白羊の群れの中にいる黒い羊位の確立でたまに女性もいる。彼女らは鼻筋が通っていて目も大きく典型的な美人顔だ。会う女性が全員と言って良いほど皆美人でびっくりしてたものだ。

しかし気付いたことがある。顔が皆同じに見えるのだ。皆典型的美人すぎて個性が全然感じられないのだ。

これってある意味、とっても不幸な事だよね。
まさかICタグ付けてもらうわけにいかないし。

追加9月19日
やはりオランウータンは人間と同じように顔で固体識別するのかもしれない。

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