地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

映画評「アバター」(追記・再掲)

2010-01-28 16:19:40 | 文化
「善」対「悪」の戦い!
耐えに耐えた末ついに我慢の限界、侵略者たちに決死の反撃!
今時どないやねん!と口々に叫ぶ私とまあちゃんの間で、「鳥に乗って戦うとこ面白かったよ」とマークン
そうやな、そこは面白かったよ

例えば「テロとの戦い」の場合、世界にはいろいろな立場の人たちがいて、ある場所での正義は別の場所では正義ではなくて、つまり、「真」の「正義」なんて存在しなくて、でも、我々の生活を守るために、やつらを「悪」、我々を「善」と見立てた「テロとの戦い」というファンタジーを設定して戦おうじゃないか、愛する人たちを守るため、あえて業を背負おうじゃないか、という暗黙の了解があるんだと思い込んでいた
でもアメリカは心の底から善悪二元論なのだということがよくわかった
この国と同盟組んでて大丈夫なのだろうか

いや、アメリカは悪、と言いたいんじゃないよ
病的に感じたんだ

アメリカは先住民を侵略してできた国
独立戦争という、同族との戦いで出来た国
南北戦争という、国民同士の戦いで「正義」を貫いた国
それらのトラウマに支配された国

日本とアメリカ、絶対わかりあえないよ、と思い知らされた

でもジャズ、この国で生まれたんやあ
ちょっとヤバい
本当の戦いが始まった!

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先日ここまで書いて投稿して、ちょっと悪く書きすぎたかなと反省して削除した
よくよく考えると、侵略はともかく国内部の戦いは日本も同じだ
病的という意味でも日本も同じ
私がいい例だ
私はアメリカが嫌いである
にも関わらずマクドでテキサスバーガーをほおばりながら「次はニューヨークバーガー」てポスターのニューヨーク風景みてうっとりし、サンフランシスコと聞けば俺の街だと叫び、今までで一番音楽を楽しんだ街はと問われればリオでもバイーアでもなくシカゴと答える

こんな風に病んでない人はアバター楽しめると思うよ

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