温泉クンの旅日記

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読んだ本 2009年8月

2009-09-02 | 雑読録
  <読んだ本 2009年8月>

 8月は、休めそうなお盆の週の金曜に仕事がはいり、連続で休めないぜとあきら
めていたら、代わってくれるという奇特なひとがいて急遽休むことができること
に。

 だから、津軽にいってしまった。
 秋田の男鹿半島方面から津軽へ北上して、ぐるぐるっと廻って帰ってきました。



 行きの東北道は深夜割引を利用したのですが、途中、仮眠しようにもどこのサー
ビスエリアもパーキングも車がこれでもかと溢れていて、さすがにお盆でした。
 帰りの東北道では宮城県にはいったところで、前方で事故渋滞が発生している
ことを知り国道で迂回、再度東北道にのって、常磐道経由でスムースに帰ってきま
した。その常磐道も、そのすぐあとから事故渋滞と自然渋滞で30キロほど詰まっ
てしまったようです。

 GWとか連休のときは、多少腕に自信があるドライバーがロングドライブをする
のでいいのですが、お盆はサンデードライバーとかペーパードライバーくらいの
普段あまり長距離を走らない人たちまで旅費を浮かせるために高速道路を走ります
ので注意が肝要ですね。

 こういう人たちはあまり車間距離をあけずにブレーキをよく踏みます。適正な
車間距離をあけない後続車がこれを見てブレーキを踏む。次々とブレーキランプが
連続、これが渋滞の量をまた加速させることになるのです。
 ブレーキをなるべく使わない、つまり車間距離を前後に充分にとってまずはエン
ジンブレーキを使う習慣をつけることが高速道路では大事なことだとわたしは思っ
ています。

 そんなわけで、ETC割引が始まってからわたしは「東海道ウォーク」もとりあえ
ず忘れて、ここぞとばかり遠距離の旅を次々としています。



 お土産に弘前駅で買ったお菓子が、意外とおいしく好評でした。
 そうそう、秋田の「いぶりがっこ」に、いまわたしはハマッています。おいしい
ヤツにめぐり合ったので買って帰り、それを肴に毎日チビチビと呑んでいます。

 ところで、読んだ本の話ですが、今月も手短に書きます。
 今月は5冊、2009年の累計で39冊です。

 1.◎ポジ・スパイラル     服部真澄  光文社
 2.○パークライフ        吉田修一  文芸春秋
 3.○わが心臓の痛み (上)   マイクル・コナリー  扶桑社ミステリー
 4.◎わが心臓の痛み (下)   マイクル・コナリー  扶桑社ミステリー
 5.○ブラック・ハート(上)   マイクル・コナリー  扶桑社ミステリー

 服部真澄の「ポジ・スパイラル」。
 日本の国土面積は世界六十位だが、領海と排他的経済水域とを合わせた面積では
世界第六位までランクアップする。海は国土の十二倍あるのだ。
 その日本の海洋環境を改善することによって画期的な未来を拓いていこうと
する、物語だ。

「わが心臓の痛み」。
 題名はお粗末だが、内容は抜群である。もしも読んでいないミステリー好きの
かたはぜひ一読を。上巻はすこしかったるいところもありますが、下巻にそれが
すべて活きてくるデティルですので、すこしのご辛抱を。


  →「読んだ本 2009年7月」の記事はこちら

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