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温泉クンの旅日記

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輪島の朝市(1) 石川・輪島

2008-08-27 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <輪島の朝市(1)> 

 能登の父(とと)らく、加賀の母(かか)らく、という。
 能登の女は働き者で、だから男が楽をする。加賀は百万石のお国柄で、女のほう
がお姫さまのように楽をするとか。



 輪島の朝市の起源は物々交換といわれ、一千年以上前からと、その歴史は古い。
「言葉は少々荒っぽいですが、輪島の方言です」と立て札にあるのが面白い。 
 飛騨高山、房総勝浦、この能登輪島で、日本三大朝市である。



 朝市の露天の場所は、代々に引き継がれており、売り手は、近辺の農家や漁師町
輪島の女性である。
 露天ばかりでなく、リヤカーで鮮魚を売り歩く女性たちもいる。



 女性たちはだれもがすこぶる働き者で、だから「能登の父らく」なのである。
「買うてくだあ~!」
「お兄さん、ちょっと値段くらい聞いていって!」
 と威勢のいい呼び声が次々とかかる。「お兄さん」の言葉に脚がついつい素直に
反応して立ち止まってしまう。







 新鮮な魚介類や、野菜。



 えがらまんじゅう・・・甘いものだ。たしか勝浦でも同じようなものがあった
な。



 輪島塗のきれいな箸をならべた露天。



 活きのいい魚を目の前でさばいている。

 値段が書いていない店が多い。たとえ書いてあっても、値段は、おばちゃんとの
「交渉」で決めるのである。


  ―輪島の朝市(2)に続く―


  →「高山のみたらしだんご」の記事はこちら  
  →「勝浦の朝市」の記事はこちら

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