<輪島の朝市(2)>
人間がいよいよ生活に困ったときに、その生まれた国がらで、対応が変わる。
「越中強盗、加賀乞食、越前詐欺」
北陸では、こんな言葉でそれぞれの県民性を表現しているのが面白い。ついでに
「若狭首吊る」なんてえ、誠にひどい表現もあるらしい。
さて、朝市の続きだ。
「買(こ)うてくだあ~!」
どんづまりの辺では客が少ないので、呼び込みの迫力がすごいものがあった。
輪島の朝市はバリエーション豊富で、いろいろな物を売っている。
色鮮やかな、布ぞうりと、「すべらない」箸。
きれいな、活きのいい生花。
能登の濃厚な牛乳。飲んでみたいが、腹にきそうなのでパス。
こちらも布ぞうりと、小間物雑貨。
朝っぱらから店頭で日本酒の試飲をして客で賑わっているのだが、こちらは運転
中なのでぐっと我慢。その歴史のありそうな酒屋の棚に、なんとも見事に整然と
並べられた日本酒の列。
同じく、その棚の端のほうには、いかにも歴史を感じる人形が鎮座していた。
この店のご主人はジツニ物持ちがいいし、商品のならべ方からみるとなにごとに
もきっちりした性格のひとのようだ。
―輪島の朝市(3)に続く―
→「輪島の朝市(1)」の記事はこちら
人間がいよいよ生活に困ったときに、その生まれた国がらで、対応が変わる。
「越中強盗、加賀乞食、越前詐欺」
北陸では、こんな言葉でそれぞれの県民性を表現しているのが面白い。ついでに
「若狭首吊る」なんてえ、誠にひどい表現もあるらしい。
さて、朝市の続きだ。
「買(こ)うてくだあ~!」
どんづまりの辺では客が少ないので、呼び込みの迫力がすごいものがあった。
輪島の朝市はバリエーション豊富で、いろいろな物を売っている。
色鮮やかな、布ぞうりと、「すべらない」箸。
きれいな、活きのいい生花。
能登の濃厚な牛乳。飲んでみたいが、腹にきそうなのでパス。
こちらも布ぞうりと、小間物雑貨。
朝っぱらから店頭で日本酒の試飲をして客で賑わっているのだが、こちらは運転
中なのでぐっと我慢。その歴史のありそうな酒屋の棚に、なんとも見事に整然と
並べられた日本酒の列。
同じく、その棚の端のほうには、いかにも歴史を感じる人形が鎮座していた。
この店のご主人はジツニ物持ちがいいし、商品のならべ方からみるとなにごとに
もきっちりした性格のひとのようだ。
―輪島の朝市(3)に続く―
→「輪島の朝市(1)」の記事はこちら
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