温泉クンの旅日記

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瀬波温泉 新潟・村上

2007-12-16 | 温泉エッセイ
  <瀬波温泉>

 あいかわらず雨が止まない。
 寺泊で昼食をとって、山形県に近い村上の瀬波温泉まで一気に足をのばすことに
した。
 新しい高速道路を使って快調に車を飛ばす。



 瀬波温泉といえば、日本海沿いにあり夕陽がとにかくきれいに見える温泉だ。
月岡温泉と同じように石油を掘削していて発見された温泉である。
 与謝野晶子がその瀬波温泉のきれいな景色に感動して1日で45首の歌を詠んだと
いわれるほどだ。そのうちの大半の歌が碑として松林の遊歩道に立てられていると
のことである。

 瀬波温泉に到着して、ゆっくり車を走らせながら日帰りで温泉にはいれる宿を
物色する。
「汐美荘」というわりと大きな宿の前に、半被をきた従業員がいたので訊いてみる
と日帰りではいれるという。
 雨もあがってきた。

 さっそく浴場に足早に向かう。
 瀬波温泉もこれが二回目だ。前回は飛び込みで車をエントランスに横付けして
料金交渉して、こことは別の宿に宿泊した。ずいぶんと前のことである。



 大浴場で入念に掛け湯を繰り返し、軽く身体を温めてから外の源泉風呂に向か
う。
 二人ではいればいっぱいかなと思える浴槽がふたつあった。両方空いている。



 源泉風呂にゆっくり浸かりながら、日本海を眺める。海っぺりであるから、やは
り塩辛い塩化物泉である。
 よく見えないが、前方には粟島があるはずだ。



 だいぶ天気が回復してきたから、今日の宿泊客はきっと夕映えがきれいに見える
ことだろう。



 旅のしすぎで、オーシャン・ビューには喜びがないわたしでも、夕陽とか朝日が
あればそれは嬉しいものだ。
 夕陽といえば、長崎の島原から雲仙を抜けて降りたところに小浜温泉というとこ
ろがあり、そこの露天風呂から橘湾に沈む夕陽をずっと落ちきるまで眺めていたこ
とを懐かしく思いだす。



 夏にはすぐ前にある海岸で泳げると聞く。同僚のひとりが毎夏、家族で瀬波温泉
に来ていると言っていたが、今年も来たのだろうか。
 源泉風呂の先に広めの露天風呂があったが、グループがはいっていて撮影のチャ
ンスがなかった。もちろん入浴はしたが。

 あちこちの浴槽で長湯したものだから汗が引かない。
 宿の前に、あった「まんじゅう岩」。



 こんな伝説があるらしい。
『昔むかし、瀬波の地には数年ごとに海から巨大な龍が現れて大津波を引き起こし
ては、人々を苦しめておりました。
 困り果てた村人たちは、龍の怒りを静めようと大きなおまんじゅうをつくり
祈りを込めて海の底に投げ込みました。
 すると、それをめがけて、龍は海にもぐり込み二度と現れなくなったそうです。
 のちに瀬波海岸にはあたかも巨大なまんじゅうのような丸い大きな岩石が幾つも
みつかりました。この岩に湯水をかけ、願いを込めながらさすり、その晩に龍の夢
をみることができたならその願いは必ず叶うといわれています』

 ふうむ。そんないわれがあったのか。
 ・・・さて、そろそろ月岡方面に戻るとしよう。


   →寺泊の記事はこちら

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