温泉クンの旅日記

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京都・宇治、平等院鳳凰堂(1)

2023-10-01 | 京都点描
  <京都・宇治、平等院(1)>

 JR宇治駅に着いたのは、予定通りの丁度8時だった。

 

 早朝に起きて、昨日買い求めて冷蔵してあった志津屋の<ふんわりオムレツサンド>を食べてから、平等院の拝観が8時半からのため、かなりの時間を潰したのだった。

 

 ところで、玉子の価格の高騰もあるのだろうがオムレツサンドの600円は美味しいが、ちと高い。看板商品の<京かるね>と<ペッパーかるね>の2個でも510円なのだから。

 横浜から車で中国・九州などの西方面へいくときに、ネックとなるのが<名・京・阪・神>だ。
 名古屋から京都、大阪、神戸までを、未明のうちに一気に抜ければ、あとは旅がぐっと楽になる。
 いつだったかの九州旅で、浜名湖サービスエリアで軽く仮眠のはずが、きつい仕事終わりの出発のためか思ったより眠ってしまった。京都に入って名神高速が混雑してきたので、京滋バイパスに迂回したら渋滞にハマり、一般道へ降りたら宇治だったのだ。

 琵琶湖から流下した瀬田川は、大津市の南で「宇治川」となり、京都府と滋賀県の境にあたる醍醐山地を流路にして流れている。
(宇治川あたりのこの景色・・・たしかに見覚えがあるぞ!) 

 

 宇治橋の西詰には「紫式部像」があり、「源氏物語」において最後の十帖が宇治を舞台にしたことを記念したものだそうだ。

 

 宇治橋は、日本三古橋の一つに数えられ、大化2年(646)に奈良元興寺の僧道登によって架けられたと伝えられている。
 現在の橋は1996年3月に架け替えられたもので、桧造りの高欄、青銅製の擬宝珠を冠した伝統的な形状をしている。

 

 石の大鳥居は「縣(あがた)神社」のもので間違えてはいけない。鳥居の左側が目的地である平等院の参道だ。
 時間が早いので、短い参道両側に並ぶ店はどこも開いておらず、すぐに平等院入口に着いてしまう。

 

 表門の手前右側にある拝観受付所の前では、数名の観光客が並んでいる。そのほとんどが外国人観光客なのは、さすが人気の世界遺産だ。

 

 

 敷地内にある「観音堂」は、平等院が創建された当時に本堂があった場所に、鎌倉時代前期に建てられた。

 

 現在は残念ながら、外観のみの見学である。無駄な寄り道だったかも。
 観音堂横にある広い藤棚のあちこちから、暑さ対策のミストが涼しげに噴きでていた。

 

 

 よーし、平等院でのミッションである<鳳凰堂>へ、いざ見参だ!

  ― 続く ―


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