温泉クンの旅日記

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続・平戸千里ヶ浜温泉(3)

2019-04-07 | 温泉エッセイ
  <続・平戸千里ヶ浜温泉(3)>

(温泉こそ透明で違うが、この三つ並んだ丸い露天のひとり用浴槽、こいつはたしかにはっきりと覚えているぞ!)

 

 温泉好きとしては、気が抜けたサイダーというか、チェーン系安酒場にありがちな十杯飲んでも薄すぎて酔えない水割りみたいな温泉なのが真に残念至極である。これも宿泊が低料金なのでいたしかたないか。
 当たりばかりが多い九州の温泉で、ここがまさかハズレに変わっていようとは思いもしなかった。いつもなら、ブログ記事で「いの一番」に披露する温泉画像も最後にしたのでわたしの落胆ぶりが想像できるだろう。(わたしの影が映りこんだなんとも間抜けな写真もあるし)

 この宿では男女の浴場の入れ替えが朝に行われる。
 昨日の男湯は記憶になかったが、女湯から入れ替わった今朝の男湯が前回(2010年)に日帰りで入ったほうなのであろう。
 大浴場は昨日に比べれば驚くほど空いていた。というか、こうなることを意識して朝食時間を遅らせた甲斐もあった。朝食会場で浴衣姿はあまりみかけなかった。だいたい団体客の出発は早いのである。

 

 

 あとの二つの露天浴槽は、温泉が濁り湯でないので自信がないが、たぶん入ったことがあるとは思う。

 

 先ほどまで髭を剃ったり頭を洗ったりする数名の客がいた内風呂もいまは誰もいなかった。

 

 

 なんとか温泉の画像も手に入れ、温泉階のフロアに喫煙スペースをみつけてちょっと一服である。
 おっと、いま気がついたが足湯もあったんだ。

 
 
 改めてこの宿は部屋の居心地と渚の景観が売りなのだと思う。温泉に重きをおかない家族連れなどには料金も手ごろでリッチで豪華な雰囲気も味わえてちょうどいいかもしれない。

 混むことを想定して先に精算を済ませ、チェックアウト時間のぎりぎりまで滞在して、バルコニーから平戸の眺望をたっぷり楽しんだ。

 

(わたしの身体が喜ばないこのガッカリ温泉では再訪することはまずないだろうなあ・・・・・・)

 

 

 宿を出て坂を降りると、最後に千里ヶ浜の景観を記憶に焼き付けるように渚をぶらぶら散歩したのであった。

 



   →「続・平戸千里ヶ浜温泉(1)」の記事はこちら
   →「続・平戸千里ヶ浜温泉(2)」の記事はこちら


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