雨が上がりました。
今日は352回目の「火曜日行動」の日です。
今日のレポーターはハルモニ会の木村さん。
写真撮影は年齢不詳の松尾さんです、今日も協力しあってブログを完成させましょう。
オモニ会の皆さん、そして東大阪中級部の三年生が社会実践活動の一環として全員やってきました。懐かしい顔顔、、、
そうです。2年前、1年間だけ東中で講師をしていた時の一年生がこんなに大きく、立派になってきてくれたのです。涙が出そうになりました。
大村さんの第一声始まりました。
☆大村さん
今日も暑い日になりました。352回というこの数字は早く打ち切りたいものです。
今日は東大阪中級学校と第四初級学校からたくさん来られています。
参院選の投票率は50パーセントを切りました。私たちはそれほど無関心なのか、それとも無関心にさせられているのでしょうか。
選挙が終わったばかりなのに、どの局もお笑いタレントの問題ばかりを延々と流しており、選挙結果の分析は一切ありません。
自民党が圧勝したかのような印象操作がなされていますが、本当にそうでしょうか。
自民党は得票率も議員数も減っています。
新潟では野党の女性候補が勝利しました。
秋田ではイージスアショア配備反対を掲げた女性候補が当選しました。
沖縄では辺野古基地反対を正面から訴えた候補が勝利しました。
また、重度身体障碍者が2人当選し、これが国会、ひいては社会を変えるきっかけになるのではと思います。
選挙結果の数だけ見れば自民が上回っていますが、私は、捨てたものではない、私たち市民がもっと動かねばと思いました。
今年10月から国が幼保無償化に向けて動き出します。そこでも朝鮮学校の幼稚班は除外されています。認可外保育所(ベビーシッターが部屋を借りて運営するようなものをも含む)も無償化の対象なのに。こんな理不尽なことがあっていいのでしょうか。
大阪はG20 で国際化をアピールしました。たしかに、大阪の街中のデパートは外国人観光客でいっぱいです。しかし、本当に多文化共生の社会として万博を成功させたいなら、まずは朝鮮学校への差別をやめるべきです。
それでは東大阪中級学校の学生さんたちのリレートークをお願いします。
火曜バンドは不滅です。
先週もきてくれた師範科三年生と文学歴史学部2年生です。
東中の学生たちのリレートークです。
☆3年男子学生
今私達は楽しく学校生活をしています。
しかし、実際は高校無償化の排除で、補助金が国からおりず、自分達は学ぶ権利を奪われています。
私達は日本学校の子達とさほど変わりはありません。ただ国籍が違うだけでなぜ、そんなにも差別を受けなければならないのでしょうか。なぜ、朝鮮学校だけが差別を受けなければならないのでしょうか。
私はこれからも学校で私達の民族を学び、国が私達に差別を続ける限り、戦うことをやめません。1日でも早く、国からの無償化適応をお願いいたします。
☆3年女子学生
「高校無償化」は私立学校、外国人学校、すべてに適応されているのに、朝鮮学校だけが除外されています。朝鮮学校を知らないし、自分には関係ないと思われている日本の方々も多いと思います。
私達の学校は、朝鮮語で授業しますし、朝鮮の歴史や文化も学びます。ですが、日本語の授業もあります。朝鮮学校はマスコミが流すような、そんな学校ではありません。暖かい場所です。朝鮮学校の生徒はそれぞれ個性を持ち、光り輝く同胞社会の未来です。私達はこれから同胞社会の未来のために、勉学に励みます。もちろんクラブ活動や、日本学校との交流、多くの人達に朝鮮学校を知ってもらえるように頑張ります。
☆3年女子学生
学校はいつも楽しくて、充実しています。そんな楽しくて、大好きな私達の学校は今、差別を受けています。補助金から排除され、私の兄が通う大阪朝鮮高級学校は無償化から外されています。一昨年には校舎を移転までしなければなくなりました。こんなに大きな日本が規模の小さい朝鮮学校だけを補助金から排除し、無償化から外すなんて明らかな差別です。気づいていますか?
私達は生徒である前に、一人の人間です。堂々と生きていきたいんです。でも、過去の歴史や、今この存在さえも無視されつつあります。私達は部活、勉学にも一生懸命励んでいますし、それぞれ夢もあります。これ以上、私達の学ぶ権利、夢、未来を奪わないでください。何度も何度も叫んでいる私達の声に一度でもいいので耳を傾けてください。
☆男子学生
私は今日で小6の時以来2回目の参加となりました。まだ続く差別、永遠に終わろうとしない差別。自分の国の言葉、歴史を学び、歌を歌ったり。これの何がいけないのか。私達は悪い事一つでもしているのか。むしろそんなことをしているのは日本政府の方ではないかとよく思います。
2017年7月28日の勝訴のことは誰も忘れることがありません。しかし、そこから3か月も経たないうちに地方の地裁で敗訴が相次いでしまった。我々学生達は怒りと悔しさを隠し切れません。この感情はあの日本政府は何一つ理解していません。
弾圧に負けないのは朝鮮民族の伝統です。今ここに集結された方々、他の同胞達と力を合わせて必ずこの手で我々の学ぶ権利を勝ち取りましょう。
☆女子学生
大阪府庁の皆さん、私達は在日朝鮮人です。
この言葉を聞くと、話も聞いてくれませんか。胸が痛いです。
私達のことばに耳を傾けてくれないのですか。聞いてください。
私達は今も国からの援助がもらえず学校生活が困難に陥っています。
歴史を知っていますか? 昔、朝鮮人は何もしていないのに、日本は強制連行で私達の先祖を連れて行きました。それなのに日本政府は朝鮮人に対して「国に帰れ」など。
おかしいと思いませんか。でも私はこうして堂々と歴史を語ることができます。
ちゃんと歴史を学んでいるからです! 私のこの言葉が少しでも多くの人達の耳に届いて共感してくれる日を諦めず待っています。
☆女子学生
私は日本で朝鮮人として生まれました。日本人との違いは今学校で習う言葉や歴史や文化だけです。なぜそれが悪いのでしょうか。
私は、今日火曜日行動に参加して思いました。みなさんに良心はないのでしょうか、と。
それとともに、支援してくれる人がこんなにたくさんいることに驚きました。この日本が差別のない社会になるよう、共に頑張りましょう!
☆男子学生
僕は東大阪朝鮮中級学校ラグビー部主将です。わが校のラグビー部はこれまでに近畿大会に2回出場しています。それだけでなく、数多くの大会で優勝しています。それなのに「朝鮮学校だから無償化は適応できない。」本当にそうでしょうか。日本人の中でも僕らを応援してくださる方はたくさんいます。
僕は10年近くラグビーをしてきました。その中で日本学校との交流がたくさんありました。でもその子達は朝鮮学校だからといって差別するなんて一度もありませんでした。なぜ子どもができて、大人ができないのでしょうか。僕達は負けません、何度転んで何度負けようとも、この戦いに勝つまで決して負けません。
☆女子学生
私は火曜日行動に参加するのが今日初めてではありません。小学六年生のころ、日本の人達に頭を下げながらビラを配る同胞達の姿を目の当たりにして驚きを隠せませんでした。私達が朝鮮学校で楽しく勉強している裏で同胞達はこんなにも苦労しているんだと感じた私は心が痛くなりました。ですが、火曜日行動以外でもいろいろ辛い思いをして戦ってくれている同胞達や日本の方々に、日本政府は目もくれません。どうしてまだ差別を続けるのですか? どうして在日朝鮮の未来である朝鮮学校を破滅させようとするのですか? 朝鮮学校は私達にとって無くてはならない唯一の学び舎です。どうか先代達がひどい苦痛に耐え、作ってくれた学校を、私達の夢と希望が詰まったこの学校をこわさないでください。
どんな困難がぶつかってこようが、絶対に負けません。輝かしい未来のために、同胞達、そして協力してくれている日本の方々の愛があふれている学校で一生懸命学ぶことを誓います。
☆女子学生
どれだけ叫べばいいのだろう。火曜日行動が始まって7年。
補助金支給が停止され、高校無償化制度からも除外されています。今も朝鮮学校に対する差別は続いています。
なぜ私達だけが差別されるのでしょうか。毎週火曜日、ここで訴える声は聞こえていますか。
朝鮮学校に訪ねてきたある日本の方が「体育館やプールなど日本学校にあって朝鮮学校にないものはたくさんあるけれど、朝鮮学校にしかないものは、学生同士の助け合いの愛。先生と生徒の信頼の愛。学校への父母と同胞の地域の愛がある。」とおっしゃってくださいました。私はそんな朝鮮学校が大好きで9年間通っていることが誇りです。そんな愛に溢れた自慢の学校を奪わないでください。
私達は今日も朝鮮学校に通い、自分の民族に対して学び続けます。そして大阪府庁前へ向かい、火曜日行動が1日でも早く終わる事を願い叫び続けます。
☆男子学生
今私達在日同胞は一つになり、権利獲得のために戦い続けています。私達の先代達は差別されるたび立ち上がり、私達をまもるため戦い続けてきました。そのたび権利を勝ち取ってきました。何度声が届かなくても、何度心を踏みにじられようとも、私達は先代の意思を継ぎ、何度でも立ち上がり、必ずや差別のない、安心して学べる権利を勝ち取ってみせます。どうか、私達の笑顔を奪わないでください!
僕たちの手で、必ず学ぶ権利を勝ち取ろう! (全員:勝ち取ろう! 勝ち取ろう!)
大阪第4初級の少年団員たちもやってきました。
☆大村さん
学生たちの声を聴いてくれましたか? 初級学校の時にも来たというという話を聞いて、それだけ長い間やっていることに胸が痛みます。
第四初級学校の生徒たちも来ています。
三人の代表がアピールします。
☆6年女子生徒
私は大阪朝鮮第4初級学校に通う6年生です。
私の父は日本人で、母は朝鮮人です。なので私の体には朝鮮人と日本人の血が半分ずつ流れています。そして朝鮮も日本も両方、私にとってはとても大切な国です。
そんな私が朝鮮学校に通う理由は、話でしか聞いたことのない自分の国、朝鮮についてしっかり学ぶためです。
でも、朝鮮学校で学ぶのは朝鮮についてだけではありません。日本の小学生と同じように日本語はもちろん、日本の地理や歴史も習います。
このように小学生ではあるけれど、朝鮮についても日本についても学べる朝鮮学校が私は大好きですし、日本の方々にも、もっと私たちの歴史について、私たち自身について知ってほしいです。
そのためにも朝鮮学校は必ず必要です。
私たちの楽しい学校をうばわないでください。
☆6年男子生徒
ぼくは今6年生です。
この火曜日行動について昨日僕たちは勉強しました。そこで8年間もこの行動が行われていること、その回数が350回をこえることを知りました。
8年前といえば、ぼくはまだ3歳です。
そんな前からずっと火曜日行動が行われていると知り、おどろいたし、毎週朝鮮学校のために集まってくれていることを、とてもありがたいと思いました。
でも8年間もやっているのにまだ解決してくれないんだとも思いました。
朝鮮学校を守るため頑張っている人がこんなにたくさんいるのに、いつまでも僕たちのことを大阪府は無視し続けるんですか?
無視しても僕たちは朝鮮学校を守るため、「差別しないでください」と言い続けます。
何年たっても、大人になっても朝鮮学校を知ってもらうため頑張るので、朝鮮学校だけに対する差別はもうやめてください。
☆男子生徒
僕は幼稚園の時から朝鮮学校に通っていますが、日本の学校や学生達と変わらない生活をしています。
違いがあるとすれば、日本語や日本の文化はもちろんのこと、朝鮮語や朝鮮の文化、歴史も勉強しているということです。でもこれは日本学校に通う小学生が自分の国について学ぶのと同じで、僕たちは僕たちの国の言葉や文化、歴史について学んでいるだけのことです。
朝鮮人として当たり前の勉強をしているだけです。
それなのに朝鮮学校に通う僕たちだけ日本政府から差別されるのはなぜですか? そんなに朝鮮人がきらいですか?
他の国の人々はよくて朝鮮人はだめな理由は何ですか?
まだまだおさなくてわからないこともありますが、これが差別だということぐらいはっきりわかります。
僕たちの学校をつぶさないでください。朝鮮人にも温かい手を差し伸べる日本でこれからは暮らしたいです。
そのためにも、一度、朝鮮学校に通う僕たちの姿を見に来てください。
大村さんが繋ぎます。
☆大村さん
これから朝鮮学校では夏祭りが行われます。近所の日本人が来て触れ合うと朝鮮学校がどんなところかわかってくれます。ぜひビラの裏の日程を見て、来てください。
高久美さんのご両親今日も来られました。
大阪朝高オモニ会会長のアピールです。
☆オモニ
朝鮮高校と東大阪中級学校に子どもを通わせている保護者です。子どもたちが「私たちの学ぶ権利」と言うと、「日本学校に来て学べばいい」と言われます。しかし、日本学校で何を学ぶというのでしょうか。子どもたちが言っているのは、「朝鮮人としての学ぶ権利」です。
私たちは決して最後まであきらめません。維新の会の皆様、そんなに力があるなら、ぜひ、補助金を再開してください。
オモニ会、ハルモニ会合同でのシュプレヒコール、アピール、合唱「声よ集まれ 歌となれ」
宋さんのアピール
☆オモニ
布施から来ました。私の娘が小6の時にこの行動が始まりました。いまはもう高3です。この7年間、本当につらい思いをしてきました。私たちの子どもも差別と偏見に対して闘ってきました。その娘が進路のことで「お父さんのような朝鮮学校の教師になりたい」と言うようになりました。逆境の中でたくましく育っていることをほこりに思うととともに、一緒に闘っていくことを決意しました。
希望を込めて歌を歌い、シュプレヒコールをおこないます。
『声よ集まれ、歌となれ』
・すべての子どもたちに学ぶ権利を保障せよ!
・行政は朝鮮学校を差別するな!
・朝鮮学校に「高校無償化」を適用せよ!
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう!
☆大村さん
私たち日本人は支援するというのではなく、この問題を放置していては民主主義社会を築くことはできないという気持ちでいます。勝利するまで闘いたいという気持ちを込めて、『勝利のその日まで』を歌いましょう。
最後の歌は全員で「勝利のその日まで」❗️
カナダ大学に留学中のチェさんが来てくれました。
いつも溌剌❗️変わりない東中の先生方。
第4初級の校長先生も来られました。
駐輪場での申し送りです。
府庁内、ロピー活動の報告です。
*府庁訪問報告
維新の会と自民党の議員に会って話を聞いてもらいました。
山田けんた氏が納涼祭は必ず来ると言っていたそうです。
奈良からお子さんを東大阪初級に送っておられるオンマです。
第4の生徒たち、挨拶もしっかりできましたね^_^初級部低学年の時、学童保育で一緒に過ごした子どもたちが大きく大きくなって府庁前に来てくれました。
今日は夏休みも近いとあって子どもたちがたくさんきてくれました。嬉しいけど胸がいたいです。1日でも早く火曜行動に終止符を打つため、子どもたちの人権を守り学ぶ権利を必ず勝ち取るため、これからもがんばります。
今日は352回目の「火曜日行動」の日です。
今日のレポーターはハルモニ会の木村さん。
写真撮影は年齢不詳の松尾さんです、今日も協力しあってブログを完成させましょう。
オモニ会の皆さん、そして東大阪中級部の三年生が社会実践活動の一環として全員やってきました。懐かしい顔顔、、、
そうです。2年前、1年間だけ東中で講師をしていた時の一年生がこんなに大きく、立派になってきてくれたのです。涙が出そうになりました。
大村さんの第一声始まりました。
☆大村さん
今日も暑い日になりました。352回というこの数字は早く打ち切りたいものです。
今日は東大阪中級学校と第四初級学校からたくさん来られています。
参院選の投票率は50パーセントを切りました。私たちはそれほど無関心なのか、それとも無関心にさせられているのでしょうか。
選挙が終わったばかりなのに、どの局もお笑いタレントの問題ばかりを延々と流しており、選挙結果の分析は一切ありません。
自民党が圧勝したかのような印象操作がなされていますが、本当にそうでしょうか。
自民党は得票率も議員数も減っています。
新潟では野党の女性候補が勝利しました。
秋田ではイージスアショア配備反対を掲げた女性候補が当選しました。
沖縄では辺野古基地反対を正面から訴えた候補が勝利しました。
また、重度身体障碍者が2人当選し、これが国会、ひいては社会を変えるきっかけになるのではと思います。
選挙結果の数だけ見れば自民が上回っていますが、私は、捨てたものではない、私たち市民がもっと動かねばと思いました。
今年10月から国が幼保無償化に向けて動き出します。そこでも朝鮮学校の幼稚班は除外されています。認可外保育所(ベビーシッターが部屋を借りて運営するようなものをも含む)も無償化の対象なのに。こんな理不尽なことがあっていいのでしょうか。
大阪はG20 で国際化をアピールしました。たしかに、大阪の街中のデパートは外国人観光客でいっぱいです。しかし、本当に多文化共生の社会として万博を成功させたいなら、まずは朝鮮学校への差別をやめるべきです。
それでは東大阪中級学校の学生さんたちのリレートークをお願いします。
火曜バンドは不滅です。
先週もきてくれた師範科三年生と文学歴史学部2年生です。
東中の学生たちのリレートークです。
☆3年男子学生
今私達は楽しく学校生活をしています。
しかし、実際は高校無償化の排除で、補助金が国からおりず、自分達は学ぶ権利を奪われています。
私達は日本学校の子達とさほど変わりはありません。ただ国籍が違うだけでなぜ、そんなにも差別を受けなければならないのでしょうか。なぜ、朝鮮学校だけが差別を受けなければならないのでしょうか。
私はこれからも学校で私達の民族を学び、国が私達に差別を続ける限り、戦うことをやめません。1日でも早く、国からの無償化適応をお願いいたします。
☆3年女子学生
「高校無償化」は私立学校、外国人学校、すべてに適応されているのに、朝鮮学校だけが除外されています。朝鮮学校を知らないし、自分には関係ないと思われている日本の方々も多いと思います。
私達の学校は、朝鮮語で授業しますし、朝鮮の歴史や文化も学びます。ですが、日本語の授業もあります。朝鮮学校はマスコミが流すような、そんな学校ではありません。暖かい場所です。朝鮮学校の生徒はそれぞれ個性を持ち、光り輝く同胞社会の未来です。私達はこれから同胞社会の未来のために、勉学に励みます。もちろんクラブ活動や、日本学校との交流、多くの人達に朝鮮学校を知ってもらえるように頑張ります。
☆3年女子学生
学校はいつも楽しくて、充実しています。そんな楽しくて、大好きな私達の学校は今、差別を受けています。補助金から排除され、私の兄が通う大阪朝鮮高級学校は無償化から外されています。一昨年には校舎を移転までしなければなくなりました。こんなに大きな日本が規模の小さい朝鮮学校だけを補助金から排除し、無償化から外すなんて明らかな差別です。気づいていますか?
私達は生徒である前に、一人の人間です。堂々と生きていきたいんです。でも、過去の歴史や、今この存在さえも無視されつつあります。私達は部活、勉学にも一生懸命励んでいますし、それぞれ夢もあります。これ以上、私達の学ぶ権利、夢、未来を奪わないでください。何度も何度も叫んでいる私達の声に一度でもいいので耳を傾けてください。
☆男子学生
私は今日で小6の時以来2回目の参加となりました。まだ続く差別、永遠に終わろうとしない差別。自分の国の言葉、歴史を学び、歌を歌ったり。これの何がいけないのか。私達は悪い事一つでもしているのか。むしろそんなことをしているのは日本政府の方ではないかとよく思います。
2017年7月28日の勝訴のことは誰も忘れることがありません。しかし、そこから3か月も経たないうちに地方の地裁で敗訴が相次いでしまった。我々学生達は怒りと悔しさを隠し切れません。この感情はあの日本政府は何一つ理解していません。
弾圧に負けないのは朝鮮民族の伝統です。今ここに集結された方々、他の同胞達と力を合わせて必ずこの手で我々の学ぶ権利を勝ち取りましょう。
☆女子学生
大阪府庁の皆さん、私達は在日朝鮮人です。
この言葉を聞くと、話も聞いてくれませんか。胸が痛いです。
私達のことばに耳を傾けてくれないのですか。聞いてください。
私達は今も国からの援助がもらえず学校生活が困難に陥っています。
歴史を知っていますか? 昔、朝鮮人は何もしていないのに、日本は強制連行で私達の先祖を連れて行きました。それなのに日本政府は朝鮮人に対して「国に帰れ」など。
おかしいと思いませんか。でも私はこうして堂々と歴史を語ることができます。
ちゃんと歴史を学んでいるからです! 私のこの言葉が少しでも多くの人達の耳に届いて共感してくれる日を諦めず待っています。
☆女子学生
私は日本で朝鮮人として生まれました。日本人との違いは今学校で習う言葉や歴史や文化だけです。なぜそれが悪いのでしょうか。
私は、今日火曜日行動に参加して思いました。みなさんに良心はないのでしょうか、と。
それとともに、支援してくれる人がこんなにたくさんいることに驚きました。この日本が差別のない社会になるよう、共に頑張りましょう!
☆男子学生
僕は東大阪朝鮮中級学校ラグビー部主将です。わが校のラグビー部はこれまでに近畿大会に2回出場しています。それだけでなく、数多くの大会で優勝しています。それなのに「朝鮮学校だから無償化は適応できない。」本当にそうでしょうか。日本人の中でも僕らを応援してくださる方はたくさんいます。
僕は10年近くラグビーをしてきました。その中で日本学校との交流がたくさんありました。でもその子達は朝鮮学校だからといって差別するなんて一度もありませんでした。なぜ子どもができて、大人ができないのでしょうか。僕達は負けません、何度転んで何度負けようとも、この戦いに勝つまで決して負けません。
☆女子学生
私は火曜日行動に参加するのが今日初めてではありません。小学六年生のころ、日本の人達に頭を下げながらビラを配る同胞達の姿を目の当たりにして驚きを隠せませんでした。私達が朝鮮学校で楽しく勉強している裏で同胞達はこんなにも苦労しているんだと感じた私は心が痛くなりました。ですが、火曜日行動以外でもいろいろ辛い思いをして戦ってくれている同胞達や日本の方々に、日本政府は目もくれません。どうしてまだ差別を続けるのですか? どうして在日朝鮮の未来である朝鮮学校を破滅させようとするのですか? 朝鮮学校は私達にとって無くてはならない唯一の学び舎です。どうか先代達がひどい苦痛に耐え、作ってくれた学校を、私達の夢と希望が詰まったこの学校をこわさないでください。
どんな困難がぶつかってこようが、絶対に負けません。輝かしい未来のために、同胞達、そして協力してくれている日本の方々の愛があふれている学校で一生懸命学ぶことを誓います。
☆女子学生
どれだけ叫べばいいのだろう。火曜日行動が始まって7年。
補助金支給が停止され、高校無償化制度からも除外されています。今も朝鮮学校に対する差別は続いています。
なぜ私達だけが差別されるのでしょうか。毎週火曜日、ここで訴える声は聞こえていますか。
朝鮮学校に訪ねてきたある日本の方が「体育館やプールなど日本学校にあって朝鮮学校にないものはたくさんあるけれど、朝鮮学校にしかないものは、学生同士の助け合いの愛。先生と生徒の信頼の愛。学校への父母と同胞の地域の愛がある。」とおっしゃってくださいました。私はそんな朝鮮学校が大好きで9年間通っていることが誇りです。そんな愛に溢れた自慢の学校を奪わないでください。
私達は今日も朝鮮学校に通い、自分の民族に対して学び続けます。そして大阪府庁前へ向かい、火曜日行動が1日でも早く終わる事を願い叫び続けます。
☆男子学生
今私達在日同胞は一つになり、権利獲得のために戦い続けています。私達の先代達は差別されるたび立ち上がり、私達をまもるため戦い続けてきました。そのたび権利を勝ち取ってきました。何度声が届かなくても、何度心を踏みにじられようとも、私達は先代の意思を継ぎ、何度でも立ち上がり、必ずや差別のない、安心して学べる権利を勝ち取ってみせます。どうか、私達の笑顔を奪わないでください!
僕たちの手で、必ず学ぶ権利を勝ち取ろう! (全員:勝ち取ろう! 勝ち取ろう!)
大阪第4初級の少年団員たちもやってきました。
☆大村さん
学生たちの声を聴いてくれましたか? 初級学校の時にも来たというという話を聞いて、それだけ長い間やっていることに胸が痛みます。
第四初級学校の生徒たちも来ています。
三人の代表がアピールします。
☆6年女子生徒
私は大阪朝鮮第4初級学校に通う6年生です。
私の父は日本人で、母は朝鮮人です。なので私の体には朝鮮人と日本人の血が半分ずつ流れています。そして朝鮮も日本も両方、私にとってはとても大切な国です。
そんな私が朝鮮学校に通う理由は、話でしか聞いたことのない自分の国、朝鮮についてしっかり学ぶためです。
でも、朝鮮学校で学ぶのは朝鮮についてだけではありません。日本の小学生と同じように日本語はもちろん、日本の地理や歴史も習います。
このように小学生ではあるけれど、朝鮮についても日本についても学べる朝鮮学校が私は大好きですし、日本の方々にも、もっと私たちの歴史について、私たち自身について知ってほしいです。
そのためにも朝鮮学校は必ず必要です。
私たちの楽しい学校をうばわないでください。
☆6年男子生徒
ぼくは今6年生です。
この火曜日行動について昨日僕たちは勉強しました。そこで8年間もこの行動が行われていること、その回数が350回をこえることを知りました。
8年前といえば、ぼくはまだ3歳です。
そんな前からずっと火曜日行動が行われていると知り、おどろいたし、毎週朝鮮学校のために集まってくれていることを、とてもありがたいと思いました。
でも8年間もやっているのにまだ解決してくれないんだとも思いました。
朝鮮学校を守るため頑張っている人がこんなにたくさんいるのに、いつまでも僕たちのことを大阪府は無視し続けるんですか?
無視しても僕たちは朝鮮学校を守るため、「差別しないでください」と言い続けます。
何年たっても、大人になっても朝鮮学校を知ってもらうため頑張るので、朝鮮学校だけに対する差別はもうやめてください。
☆男子生徒
僕は幼稚園の時から朝鮮学校に通っていますが、日本の学校や学生達と変わらない生活をしています。
違いがあるとすれば、日本語や日本の文化はもちろんのこと、朝鮮語や朝鮮の文化、歴史も勉強しているということです。でもこれは日本学校に通う小学生が自分の国について学ぶのと同じで、僕たちは僕たちの国の言葉や文化、歴史について学んでいるだけのことです。
朝鮮人として当たり前の勉強をしているだけです。
それなのに朝鮮学校に通う僕たちだけ日本政府から差別されるのはなぜですか? そんなに朝鮮人がきらいですか?
他の国の人々はよくて朝鮮人はだめな理由は何ですか?
まだまだおさなくてわからないこともありますが、これが差別だということぐらいはっきりわかります。
僕たちの学校をつぶさないでください。朝鮮人にも温かい手を差し伸べる日本でこれからは暮らしたいです。
そのためにも、一度、朝鮮学校に通う僕たちの姿を見に来てください。
大村さんが繋ぎます。
☆大村さん
これから朝鮮学校では夏祭りが行われます。近所の日本人が来て触れ合うと朝鮮学校がどんなところかわかってくれます。ぜひビラの裏の日程を見て、来てください。
高久美さんのご両親今日も来られました。
大阪朝高オモニ会会長のアピールです。
☆オモニ
朝鮮高校と東大阪中級学校に子どもを通わせている保護者です。子どもたちが「私たちの学ぶ権利」と言うと、「日本学校に来て学べばいい」と言われます。しかし、日本学校で何を学ぶというのでしょうか。子どもたちが言っているのは、「朝鮮人としての学ぶ権利」です。
私たちは決して最後まであきらめません。維新の会の皆様、そんなに力があるなら、ぜひ、補助金を再開してください。
オモニ会、ハルモニ会合同でのシュプレヒコール、アピール、合唱「声よ集まれ 歌となれ」
宋さんのアピール
☆オモニ
布施から来ました。私の娘が小6の時にこの行動が始まりました。いまはもう高3です。この7年間、本当につらい思いをしてきました。私たちの子どもも差別と偏見に対して闘ってきました。その娘が進路のことで「お父さんのような朝鮮学校の教師になりたい」と言うようになりました。逆境の中でたくましく育っていることをほこりに思うととともに、一緒に闘っていくことを決意しました。
希望を込めて歌を歌い、シュプレヒコールをおこないます。
『声よ集まれ、歌となれ』
・すべての子どもたちに学ぶ権利を保障せよ!
・行政は朝鮮学校を差別するな!
・朝鮮学校に「高校無償化」を適用せよ!
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう!
☆大村さん
私たち日本人は支援するというのではなく、この問題を放置していては民主主義社会を築くことはできないという気持ちでいます。勝利するまで闘いたいという気持ちを込めて、『勝利のその日まで』を歌いましょう。
最後の歌は全員で「勝利のその日まで」❗️
カナダ大学に留学中のチェさんが来てくれました。
いつも溌剌❗️変わりない東中の先生方。
第4初級の校長先生も来られました。
駐輪場での申し送りです。
府庁内、ロピー活動の報告です。
*府庁訪問報告
維新の会と自民党の議員に会って話を聞いてもらいました。
山田けんた氏が納涼祭は必ず来ると言っていたそうです。
奈良からお子さんを東大阪初級に送っておられるオンマです。
第4の生徒たち、挨拶もしっかりできましたね^_^初級部低学年の時、学童保育で一緒に過ごした子どもたちが大きく大きくなって府庁前に来てくれました。
今日は夏休みも近いとあって子どもたちがたくさんきてくれました。嬉しいけど胸がいたいです。1日でも早く火曜行動に終止符を打つため、子どもたちの人権を守り学ぶ権利を必ず勝ち取るため、これからもがんばります。