ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

10月30日、316回目の「火曜日行動」です。

2018-10-30 19:38:37 | 火曜日
秋晴れの爽やかな朝です。いつもより少し肌寒い気がしましが、今日は東京無償化裁判控訴審の判決が言い渡される日です。





生野地域の同胞たちが大勢来てくださり府庁前は活気に満ちました。









今日のレポーターは春母(ハルモニ)会の陶山さん❣️






写真撮影はいつも乙女のような松尾さんです。よろしくお願いいたします。






長崎さんの溌剌としたアピールが始まりました。

⁂長崎さん

朝鮮学校で学ぶ子どもたちが笑顔で安心して学べるようにと願ってこの場所に立っています。

この大阪府が長年にわたって支給してきた補助金を打ち切ったのが2011年、朝鮮高級学校に対して打ち切ったのは2010年でした。そして2010年から始まった高校無償化制度、朝鮮高校だけが排除されてもう8年経とうとしています。

今日で316回目の火曜日行動です。今日東京では高裁での判決が出ます。大阪からも代表が応援に駆けつけています。午後4時、勝訴以外ないと信じています。去年の大阪1審の勝訴判決を聞いて、ありのままの自分たちが認められた気がすると言っていました。何の罪もない子どもたちが疎外されている。本来裁判に訴えなくても認められて当然のことです。


2012年4月17日からこの場に立って316回目です。こういう形で立たなければならないことが、日本社会全体が大きく危険な方向に向かう現れのようです。

この間秋の催しが続きました。28日は、中大阪初級学校・生野初級学校、福島初級学校で公開授業やバザーがありました。中大阪にはサッカーのアン・ヨンハク選手が来て、「夢は叶う」と話しされました。

生野ではバザーがあり、私の手作りのリンゴケーキやジャムも好評で売り切れました。

午後は統一フェスタがあり、南北の統一を願って、韓統連の皆さんが毎年催しをしてこられましたが、今年は特に南北統一に向けて、朝鮮半島情勢の大きな動きのあった年で、クレオ大阪東に多くの人が集まりました。


南北統一にふさわしく朝鮮学校関係者の皆さん、文芸同の皆さんの踊りや、建国学園と大阪朝高吹奏楽部のOB・OGの皆さんの吹奏楽演奏、韓国YMCAのオープニング。第2部では、朝鮮半島の激動の歴史を映像と語りと歌でつづる素晴らしいアンサンブルが行われました。


38度線、分断の象徴だった板門店がすべて非武装になり、地雷も撤去されて、これからは観光客も自由に行き来できるようになりました。私も2度行きましたが、緊張する場所でした。

板門店で南北の首脳が抱き合い足を踏み入れて、分断の象徴から南北平和の象徴になりました。それに対して日本の流れは、東アジアが大きく舵を切る経済も含めてこれから南北を統一することによって、ロシアまで天然ガスのパイプが通っていく、様々な観光資源を生かすような形で共和国の資源が生かされていく。こういう時代が来ようとしているのに、相変わらずこの日本の中で耳を閉じ目を閉じたような報道がなされています。

朝鮮学校に対して、南北首脳会談が行われようが、朝米首脳会談が行われようが、一切それらのことがなかったかのような、朝鮮学校に対しての相変わらずの差別政策、朝鮮敵視としてしまったらもうそこから動けなくなったような外交。

板門店が武装解除し自由に行き来がする中で、なぜ沖縄の辺野古に基地が必要なのでしょうか。なぜアメリカから7000億もの武器を買わなければならないのでしょうか。なぜ東京の空をオスプレイが飛ぶのか。

自分自身で判断しての外交、アジアの情勢が変わっていく中で日本自身がアジアの平和を作っていく立場に立たなければならないという自覚、こうしたものがない中で朝鮮学校に対して、国連からも厳しい勧告を受けました。朝鮮高校だけ高校無償化から排除するのは明らかな差別であると、日本はこれを是正しなさいと。これはもう3回目の勧告です。レッドカードでも3回出したら退場です。

日本にとって国連と言い立てるときは、国連を使って日本の気に食わない外交、中国や韓国、朝鮮民主主義人民共和国、気に食わないところを国連で制裁してほしい時に国連をことさら取り上げるけれども、国連から勧告されても法的強制力がないとうそぶく中で一切是正しようとはしていません。

すべての子どもたちに学ぶ権利がある。教育の機会均等のために高校無償化制度は作られた。だから朝鮮学校だけを排除するのは違法である。去年の大阪の地裁判決で西田裁判長が真っ先に言ったのはこのことです。残念ながらほかの裁判はすべてこのことからは逃げて、お金を受け取った時に適正に運営するかどうかわからない、その疑いがあるから適用しなくてもかまわないと言っている。


今回東京の裁判は、高裁の裁判官自身が、省令「ハ」の削除はおかしいと言ってきた。

朝鮮学校排除してきたその理由として朝鮮総連がかかわっているから、それをもって適応しなくてもいいんだと言っている。

今ヘイトスピーチがなかなか後を絶ちません。地方自治体でヘイトスピーチを叫ぶ人たちが自治体議員として中に入り込もうとし、これから地方自治体から差別と排外主義、、今まで行政が建前でも持ってきた、すべての人を公平に扱う、差別をしないということを、自治体から崩そうとしています。こうしたことに対して司法が歯止めにならなくて誰が歯止めになるのでしょうか。


先日友達の弁護士夫夫の「愛と法」の映画を見ました。日本の中で権力からいろんな形で差別をされ、国に逆らう者として不当な扱いを受けている人の裁判を、彼ら二人は担っているのですが、その中で日の丸・君が代の裁判を闘い、子どもたちに自分の言ってきた「信念を持って生きろ」ということを、上からの命令で従うことができないと頑張った、教師が闘っているのに対して、まったく司法が寄り添わない。

こうしたことに対して、弁護士の彼が涙を流して「司法が差別をされ傷つけられ追いやられていく人たちの最後の砦だと思って法律の世界に入ったけれども、最後の砦に司法がならないというのなら、一体何が差別から守るのかと彼は言うが、ほんとに今日、東京の裁判、司法が最後の砦にならずして、子どもたちを傷つけ見捨てるものを、司法がさらに子どもたちを傷つけるのかということをしっかりと訴えたいと思います。


















生野地域のオモニたちが続々と詰め掛けておられます。大阪朝高オモニ会の役員さんたちは東京の裁判所に向かわれたそうです。






















火曜バンド勢揃いしました❣️







田中直子さんが進んでマイクを持たれました。


*田中さん、

腹が立って仕方がないのでアピールします。

10月22日、松井知事の公用車でこの府庁周辺を回る中で喫煙したことに対して、自民党の府会議員が質問されました。公用車の中での喫煙についてはメディアにも取り上げられて多くの人が知っていると思いますが、私もこれを聞いたとき、こんなことに公用車を使うなんてひどいなと思ったくらいでしたが、質疑の記録を読んで、公用車でぐるぐる回って喫煙したのが10月2日であることを知りました。

10月2日は火曜日でした。しかも松井知事は、一般の喫煙コーナーを使うのはちょっとまずかったという言い方をしたのですが、その時理由として、当日デモ隊が来ていたからと言いました。この火曜行動にほかなりません。その時心底腹が立ちました。

松井知事、この火曜行動の人たちをデモ隊という意識で見ているのですか。私は森友問題を考える会でも活動しています。私たちはデモ隊と言われても全然かまいません。松井やめろ、松井出て来いと言っていますから。デモは不正義に対する正当な抗議ですから。抗議という意味では火曜行動の方たちも抗議ではあるのですが、抗議しに来たくて来ているわけではないのです。ごく当たり前の普通の権利が認められたら、抗議なんかしに来なくていいのです。

朝鮮学校に子どもたちを通わせているオモニたちがわざわざ仕事の都合をつけて休みを取ってまで来る必要がありますか。遊びたい盛りの子どもたちがビラを配りに来る必要がありますか。まっとうなことがまっとうなとおり実現しておれば、本来この権利というのはここで闘い取ろうとされている権利というのは、闘って闘って勝ち取らなければならない権利ではありません。

今すぐ、当たり前の権利を認めてください。補助金を復活してください。高校無償化から除外してはならないと言ってください。そうしないと私は大阪府民として、あなたのような知事がいることを恥ずかしく思います。


それができないのなら知事を辞めてください


*長崎さん


松井知事のしたことで今も私たちの胸に深く刺さっている。赤ちゃんを連れて寒い中火曜行動に参加した若いオモニが「この子に民族教育を受ける権利はないのですか」と聞いたら「ない」と吐き捨てた。そのあと私たちがいくら抗議し話し合いをしても、「監視カメラに写ってない、そんなことは証拠に残っていない」

そして松井知事の考えは、差別に反対だからそういうことには反対している、こういうことを言って松井知事は最後まで謝罪もせず、受け止めませんでした。ここに来て何のために訴えているのか何のためにビラをまいているのか、それ自身を知事として全く受け止めていない中でそういう発言が出ているのだと思います。


しかし私たちは決してあきらめません。わかる形で多くの人に当たり前のことであるとしっかり訴えていきたいと思っています。






イケメン三銃士は不滅です。花を添えて














































若いオンマが姜さんがマイクを持ちました。


*オモニ

この前裁判に初めて参加しました。前回の裁判は勝訴してほんとにうれしくて、今回も子どもたちがこの日本で住んでいてもいいと認めてもらえると思っていったのに、敗訴でした。

私は学生たちが肩を落として泣いているのを見て憤りを感じました。何にも罪のない子どもたちが自分の国の言葉や文化を学ぶだけで罪だと、この国で生きていってはダメだと、そういう判決だったと思います。

子どもたちはウリハッキョでたくさんのことを学び、友だちを作り、自分の国を知っていく中で、朝鮮人として日本人とどのようにかかわっていこうか、一生懸命学校で学んでいます。日本の高校生と何ら変わりなく学校で生活しているのに、なんでその子たちが除外されるのだろう。私たちの大切なたいせつな子どもたちがなんで差別にあうのだろうと、ほんとに憤りを感じます。

みんな仲良くみんな幸せになっていける日本社会になっていけたらいいなと思います。ほんとに子どもたちは学校が好きで自分の国が好きで、日本で生活をしています。みんな大阪の子どもとしていろんな日本の方々とかかわりながら、ほんとに温かい支えをいただきながら生活しています。

私たちの子どもをいじめないでください。大人として子どもたちを守りたい。子どもたちは宝です。みんなの手で子どもたちを守っていきたいと思います。お互いを認め合い、真の国際社会になるように願っています。よろしくお願いします。











火曜バンドは休憩なしです。










李さん今日は横断幕を❣️






オモニもマイクを持ちました。

*オモニ


高校に3人送りました。ちょうど高校無償化が適用された時期で、適用されるかもという話を聞いて非常に喜びました。でも朝鮮高校だけ排除。3人は自分たちはこの日本社会から排除されたと悲しい思いをして過ごしたと思います。

二人はもう社会人になって日本社会で日本の同僚と日本のためになるような仕事をしています。こういうことがあったからと言って、日本の人たちを嫌いになったり日本の国を嫌いになったりしていません。社会の一員として一生懸命仕事をしています。

この前の逆転敗訴は1審の全く正当な判決をひっくり返したもので到底受け入れられません。

今日本の教育の中でも、子どもたちのいじめがクローズアップされています。この国は自分たちと違うから、気に入らないからと言って、国が行政が司法がそれを排除する、差別する、そういうことを容認するという国になってしまったのでしょうか。

朝鮮学校を出た子どもたちは決してこの国を嫌いではなく日本社会でみんなと手を取り合って生きていくわけです。そういう子どもたちを排除して、憎しみを生むためにそういうことをしているのでしょうか。

私たちがしていることは、何かしてくださいというお願いではなく、私たちが持っている権利を正当に行使したいというそれだけのことだと思います。そのために何百回もこの場に立ち、訴え、裁判も起こし、子どもたちも時間を割いて出てきたりするわけです。それがほんとに正しいことなのでしょうか。

私は国も行政も司法もよくよく考えて、自分の胸に手を当てて、良心とはなんなのかと考えて、これから対応していただけたらと思います。

朝鮮学校では地域の日本の人たちに朝鮮学校がどんなところか理解を深めるために、公開授業やバザーを行っています。

今度の11月4日、第4初級学校でバザーがあります。そこで保護者が学校を支えるためどういうことをしているのか、子どもたちがどういう風に生活を送っているのか、子どもたちの笑顔をぜひ見に来ていただきたいと思います。よろしくお願いします。










火曜日のマドンナ申さんです。聞いてください❣️


*申さん


季節はハロウィンですね。先日渋谷でハロウィンだと言って暴れたニュースを見ました。そのニュースを通して私が感じたことは、ああこれが日本社会の表れだなと思います。なぜかというとみんな一人では大騒ぎしません。悪さしません。一人では赤信号通りません。でも全員が暴れるから、私も、僕も暴れよう。今の日本社会ではありませんか。

皆さんも周りが朝鮮学校に無関心だから、私ももういいか。そう思っていると私は思います。一人でも朝鮮学校に関心持って、朝鮮人に歩み寄ってみよう、そう思うと、一人ひとりの気持ちが変わるとこの日本社会は変わると思います。


先日、居酒屋で飲んでいると一人のおばさんが声をかけてきました。たわいもない話をしていたのですが、私が在日朝鮮人だと名乗ると、そのおばさんは少し嫌な顔をしました。長いこといろんな話をしていると最初は朝鮮のことを「北」と言っていたおばさんでしたが最後には「朝鮮」と呼んでくれました。その一つの行動で気持ちは変わると思います。

そのおばさんが最後に行ったのは「ウソから真が出るまでがんばりな」と私に言いました。「痛いの痛いの飛んで行けは本当だから、今は痛くてもその痛さは頑張れば飛んでいくんだ。気持ちが変われば飛んでいくんだ」と教えてくれました。その言葉を私は忘れず、これからもがんばっていこうと思います。皆さん、ウソから真が出るまでこれからもがんばっていきましょう。










1時間ずっとメモを続けるレポーターの陶山さん、お疲れ様です。































さゆさんも一生懸命記録を残してくれています。
















玄さんの力強いアピールです。


*オモニ


今日は東京裁判控訴審判決が出る日です。昨年9月13日に不当判決が出た東京裁判、本日第2審。ドキドキしながら時間を待っているのですが、この長い長い闘いの中で当事者の子どもたち、保護者のオモニたちアボジたち先生方、そしてチョソンハッキョを支えてくださるすべての日本の方々、緊張したこの日を迎えたと思います。

9月27日大阪控訴審は不当判決となりましたが、まだまだ私たちの闘いは続く。私たちの正義はここにある。私たちの心の中にあるということをまた再確認し、これまでに培ってきた、築いてきた絆をもう一度再確認し、すでに私たちは勝利している、そのような確信をもって本日を迎えています。

昨日まで朝鮮大学校の学生たちが同胞社会に根付いた、そのような活動をするということで3週間実習にやってきました。その中には東京裁判の原告である東京朝高の生徒さんOGさんがいました。その子も今日は東京裁判所に向かっていると聞いています。

気持ちを同じくして、皆さんの気持ちを一つに裁判所に向かうと、昨日、決心を聞きました。

同じウリハッキョを守る立場として、私もまた保護者として、今大阪朝高に3年生で通っていますけど、絶対勝つよねとエールを送って学校に向かいました。

みんなが見守る中でほんとに1000人2000人、多くの傍聴者が集まるであろう東京裁判所に思いをはせながら、私たちの闘いが必ず勝利を結ぶことを、一緒に誓いながら、ここに立っています。

大阪府においても大阪市においても、裁判だけが私たちの闘いではないという、そのような思いも含めて、補助金裁判も不当判決に終わりましたけど、控訴し最後の最後まで、最高裁まで持ちかける、そのような勢いで頑張っていきたいと思います。

引き続き火曜日行動は、補助金・高校無償化が適用されるその日まで、私たちの心もずっとつないでいき皆さんの思いもつないでいきたいと思います。

府庁で働くみなさん、ご通行中の皆さんも心を共にして私たちの思いに共感していただき、何よりも朝鮮学校に通っている子どもたちのありのままの姿を見ていただきたいと思います。


11月にかけて土日に学校公開やバザーが行われます。朝鮮学校の門をくぐっていただき子どもたち・先生方の姿を見ていただきたいと思います。それでは第4、生野朝鮮学校オモニ会、地域のOGの方たちで歌を歌います。


「声よ集まれ歌となれ」シュプレヒコール


























オモニ会の皆さんのアピール、歌、シュプレヒコールです。


*オモニ

私たち朝鮮学校保護者は、子どもたちに立派なコリアンとして誇りを持って日本でしっかり生きてほしいと願っています。

在日の子どもたちが朝鮮の言葉、歴史、文化を学ぶ権利を保障されるのは歴史的にみても国際法的にみても当たり前のことです。

しかし文科省は、すべの高校生に学びの機会を平等に与えることを目的に制度化された高校無償化制度から唯一朝鮮高校だけを除外しました。

日本政府が朝鮮高校を無償化の対象から除外する理由はなんなのでしょうか。朝鮮高校は日本で生まれ育った在日コリアンの子どもたちが民族の言葉と文化を学び、多文化共生社会の一員として国際化時代の中で、日本とコリアンの友好と親善に寄与できる人材の育成に力を注いでいます。

朝鮮高校生たちは日本の高校生と同じように勉学に励み、日本の高校生たちと同じステージで、同じグランドでクラブ活動に青春をもやし、明るい未来に向けた夢をはぐくんでいます。それなのに日本政府は高校生たちに何の関係もない政治外交上の問題を理由に、彼らの学ぶ権利を侵害しているのです。

昨年7月、大阪朝鮮学園の主張を全面的に認める歴史的な勝訴判決を下しました。私たちはこの国にも司法の正義が生きている。行政のゆがみを正す良心が生きていると大きな感動の中でこの判決を受け入れました。


朝鮮学校の子どもたちはコリアンとして日本で生まれ育ち、これからも日本社会の一員として、日朝友好の懸け橋となる大切な存在です。私たち保護者もそのような気持ちで子どもたちをウリハッキョに送っています。私たちのこの戦いにご支援ご協力をお願いします。












東京無償化裁判控訴審の判決を待つ東京の皆さんへの想いも込めて歌いました。

「声よ集まれ歌となれ」❣️














愛の配達は今日も続いています。









最後のアピールは大村さんです。


*大村さん


この前の大阪高裁の判決は裁判では負けました。でも私たちの求めていることは決しておかしいことではないし、負けてはいません。

子どもの教育の機会均等、子どもの権利条約、様々な面、そして朝鮮学校の歴史を考えるならば、また裁判の方が持ち出した、教育への不当な支配、このことは、ただ団体やいろいろなところからかけられることを不当な支配と言っているわけではないのです。

これは戦前の国家が教育に不当に介入し、そのことが戦争に結び付けていった、そのことを反省したうえで、不当な支配を禁止する。そういうものなのです。それなのにそのことを持ち出して裁判で敗訴する。私たちはそのことを絶対認めることはできません。

今日東京の高裁で判決があります。正しい判決が行われることを望んでいます。政府は今外国人の、労働力の不足ということで、国会にかけています。本当におかしいことです。ただ単なる労働力の不足、単純労働、そういった問題でたくさんの外国人を入れていこう。それには家族を持つこととかいうことを認めない。移民政策ではないということを言っています。

でもかつてどうだったでしょうか。植民地支配をしていたこの日本の中で、朝鮮半島からたくさんの労働力を日本に、そして戦争に動員していった。あるいは強制連行の形で次々と連れてきた。そしてその子孫たちが朝鮮学校で学んでいるのです。

この歴史を考えるならば、朝鮮学校に対して、きっちりと政府が責任を取ることは当たり前のことだと思います。そしてこのように外国人をたくさん入れて、国際社会を目指そうとか言っている反面、松井知事も昨日から、万博を誘致するため、マレーシアやバングラデッシュ、この前もイタリアへ行きましたね。万博誘致するとか言いながら、足元の国際化はどうなんでしょうか。

朝鮮学校に学ぶ子どもたちを無視しながらの国際化ということは、あり得ないと私は思います。

大阪府が本当に国際化するためにも、万博が本当の意味で誘致するためにも、朝鮮学校の問題をしっかり考えてほしいものだと思います。








歌姫がマイクを持ちました、最後の歌は勿論「火曜行動の歌」第三弾「勝利のその日まで❣️」






みんなで歌います。







驚いたことに警備員のおじさんたちも歌っているのです。

これだけ毎週歌えばそれは覚えることでしょう。

















ちょうど宣伝カーが帰ってきました。







駐輪場での申し送りです。


今週はイベントだらけです。競って自分の地域のイベントの紹介をされました。






申さんも11月3日10時から行われる和歌山朝鮮初中級学校の60周年記念集会への参加を呼びかけました❣️


50周年の時35人だった生徒が60周年を迎えた今日、39人だそうです。立派です❣️





今日もロビー活動が府庁内の各部屋訪問で行われ意義が有った嬉しい便りを伝えてくださいました。積み重ねです。どんな岩もコツコツつつけばいつかは砕くことができるのです❣️








来週も頑張ります❣️東京でどんな判決が下されようと動揺しません、諦めません、最後の勝利は必ず我々にやってきます。何故❓❣️正義は我にありだからです❣️










陽は沈んでも夜明けは必ずやってきます❣️












コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 兵庫朝鮮歌舞団の初ライブ「... | トップ | 詩 譲り受けた時計(バイリン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

火曜日」カテゴリの最新記事