ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

10月1日、586回目の「火曜日行動」です。

2024-10-01 16:11:46 | 火曜日
残暑厳しい火曜日を迎えました。



今日のレポーターはハルモニ会の平田さんと陶山さんです。



写真撮影は松尾さんと中山さんです。今日も心ひとつに発信して参りますね。



大村さんの第一声始まりました。

大村さん

みなさん、こんにちわ  今日は10月1日、まだ暑いですね。火曜行動は今日で586回目となりました。12年前には、こんなに長く続くとは思ってもいませんでした。

私達は、朝鮮学校のこと、そこで学んでいる子ども達のことを知ってほしいと思って立ち続けています。

朝鮮学校の問題は、日本人には関係のないこと、知らないこととして素通りしてきました。そうした状況で第1回目の火曜行動を始めました。当時は、訴えていると「何言ってるんや!」と言ったり、渡すビラさえはねのける人も居ました。

差別はいけないことというのは、小さいころから教えられています。しかし、知らないことはだめなことだと思いました。無知、無関心、それが差別に繋がっていくというという怖さを感じました。

私達は、1人でも多くの方に知ってもらえたらと、このように訴え続けています。

一昨日、北大阪朝鮮初級学校で運動会があり行ってきました。子ども達は酷暑の中、練習してきた競技や演技を一生懸命にやっていました。プログラムは朝鮮語で子ども達の放送で進められていました。保護者、卒業生、地域の同胞などが参加して盛り立てていました。

運動会のテーマは、未来、笑顔、挑戦でした。笑顔と挑戦で未来に羽ばたこうというおもいを感じさせてくれました。

これから公開授業もあります。みなさんも一度、朝鮮学校を訪れて見てほしいと思います。

子ども達は朝鮮語を学び、朝鮮の文化、歴史を学んで日本社会の中でしっかりと生きていこうとしています。ぜひ一度訪ねてみてほしいと思います。




火曜日バンドは不滅です❗



林青年がマイクを持ちました。

林さん

アンニョンハシムニカ チョチョンの林です。

まだこんなに暑い中、沢山の方に集まっていただいて力をもらっています。

今、北大阪の運動会の話をしてくださいましたが、僕も駆けつけていました。チョチョンのメンバーと、裏方というか支えるようなことをしていました。

しんどかったですが終わってみて、メンバーには「ウリハッキョの運動会っていいな」「ウリハッキョっていいな」の声が沢山ありました。抑えつけられる力が大きくても、頑張ろうという気持ちになります。頑張りましょう。



平石さんもマイクを持たれました。

平石さん

こういうことの大元である維新の話をします。兵庫県知事の”おねだり問題”が報道されていましたが、みっともないです。政治的な問題は公益通報を踏みにじったことなんです。

維新はメッキが剥げてきたんじゃないでしょうか。政治は国民のため、府民のためにするものです。議員を見ていると税金のムダ使いのような人もいます。維新政治は許せない。

朝鮮学校の補助金問題も橋下からです。ほっといても無くならないから闘わないといけない。

一昨日、南大阪朝鮮初級の15周年大会があり行ってきました。午前は運動会、午後は焼肉での集まりでした。子ども、保護者、地域の人達が集まって話合ったり歌ったりと楽しく味のある集まりでした。ここには中々来れなくなっていますが、心は一緒です。



留学生同盟の文青年もマイクを持ちました。

留学同のムンさん

 高校まで民族教育を学び、日本の大学に進んで、留学同で活動することになりました。ウリマルを学び自分の国の歴史、文化、日本の近現代史を学び、多くの同胞社会の愛を受けて育ってきました。朝鮮学校に通っていた時は、無意識・無自覚だったけど、同胞の人たちに・日本の有志の皆さんに守られていたのだと感じることがありました。

大学4年のゼミの食事会の席で、日本人との会話の中で、「在日朝鮮人は排除すべきだ」と目の前で言われました。その言葉に驚き、さすがに言葉の暴力にひるんでしまい、反論することもできませんでした。

その時感じたことは、これが朝鮮学校の小さな幼稚園生たち、小・中・高の学生たちが、そのまま日本社会の大人に「お前たち在日朝鮮人はいらない」と言われたら、どんなに悲しいことかと思いました。これが留学同で活動する大きなきっかけとなりました。人間は見た目ではいい人・悪い人判断できないのだなと学びました。

みんなで在日朝鮮人に対する、差別・排除をなくしていく、みんなを守っていく活動をこれからも頑張っていきましょう。




中橋さんもマイクを持たれました。

大阪市の中橋さん

 大阪市で教員をしていて、去年退職しました。日曜日、南大阪朝鮮初級学校の運動会に参加して感じたことを話します。

 子供たちが生き生きと参加して楽しそうでした。大人、保護者・教職員の皆さんも、生き生きと楽しんでいる姿がうかがえました。

一番感じたのは、子供たちが主体で進行なり、活動をつくりあげているところ、まさに子ども基本法の、子ども真ん中を、体現しているのではないかなと思いました。子供と教職員が一緒になって競技を考えているのだなということがよくわかりました。どの子も楽しめる工夫がされていました。大人の競技も協力して球を運ぶ競技も、みんなで一緒にやることで仲良くなり楽しかったです。

子ども真ん中の学校教育が見えたということで、これだけは府庁の皆さんにもお知らせをして、ぜひ府庁の皆さんもこれから公開授業とかもありますので、来ていただいて、自分の身体で感じていただけたらなと思います。




北大阪初級幼稚班のオモニが、マイクを持ちました。

北大阪朝鮮初級学校の幼稚班のオモニ

 先日運動会が行われました。子どもたちの輝かしい目、楽しそうな笑顔、一生懸命に走る姿、勝った・負けたに一緒に喜んだり悔しがったりする姿、どれもほんとにかわいくて、とても誇らしかったです。この光景を見て、改めて、ほんとに子どもたちは宝であり、未来そのものだと思いました。

この笑顔を守りたい、子どもたちの未来を明るく輝かしいものにしたい、その一心で今もここに立っていますし、声を上げています。

この笑顔いっぱいの子どもたちが小学生になり、中学・高校生になるにつれて、自分たちに向けられる差別を知り、この境遇に悲しんだり、何かをあきらめることになったりするのかと思うと、大人として、一親として、これほど情けなく恥ずかしいことはありません。そんな未来には絶対にしたくありません。

この声はいつ届くのでしょうか。暑い日も寒い日も、仕事を休んででも、毎週ここに通い声を上げてくださる方がどんなに多いことでしょうか。これまでたくさんの方がたくさんの声を上げてきました。私たちが求めているのはほんとに単純なことです。朝鮮学校に通う子どもたちに当たり前の権利を、ただこれだけです。

一日も早くこの火曜日行動をしなくてもいいような、そんな日が来るように、声を上げ続けていきましょう。コマッスムニダ。

歌「声よ集まれ 歌となれ」



シュプレヒコールが続いています。

シュプレヒコール

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校の子どもたちに高校無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ

・行政が差別するな




最後の歌はカンさんの音頭で「勝利のその日まで」❗❗



駐輪場での申し送りです。



来週も頑張りましょう。

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