私が学童に行くようになって早や3年と4か月が過ぎました。
3時から半まではおやつの調達、3時半に学童室に入り、始まりの挨拶と「学童の約束」の復唱、宿題と自学習及び読書が終われば、自由遊び、手洗いとうがい終えて楽しい「おやつの時間」
おやつが終われば2,3年生はお掃除、1年生は廊下のマットの上でトランプなどをして掃除が終わるのを待ちます。
ところが今日は誰が始めたのか廊下で1年生全員がウリマルの「トマト」の歌を歌いながら、踊っているのです。
私はこの時間いつもは食器を洗うのですが、今日はあまりにも大きな声、元気な声にびっくりし廊下に出てみました。なんと女の子も男の子も汗をかきながら元気いっぱい歌って踊っているではありませんか!
学童の子どもの写真をあまりとらないように努めているのですが、さすが今日は撮らずにはいられないほど元気いっぱいで愛らしかったです。
会う人ごとに、私に年齢不詳だね、と言われますが、それは多分この子たちと笑ったり怒ったり、本を一緒に読んだり、ある時は一緒に踊ったりしているうちに、自分で自分の年齢がわからなくなっているせいかも知れません。人間なんでも限りがありますが足が動く限り子供たちと過ごし、エネルギーを貰いたいと思っています。
さて、金曜日は月2回奈良のハングル教室に行く日です。
今、奈良は休校中ですが「土曜児童教室」や色々なサークル活動を学校で行い、まるで正常に学校が運営されているのでは、と錯覚するぐらいいつも賑わっています。
5人の受講生の皆さんの中には日本の方も同胞の方もいらっしゃいますが、まるで家族のように楽しい時間を過ごしています。
学童が終われば休む暇なく鶴橋に向かい、近鉄電車で八木まで行きます。駅には時にはソ委員長が、時には女性同盟の方が、時には理事長が迎えに来てくださいます。帰りも、いつも人は変わりますが最近は受講生の森本さんが駅まで送ってくださいます。
夕食もオモニたちがおにぎりやチジミなどを持ってきてくださいます。昨日はゴーヤの炒め物を作って持ってきてくださいました。
受講生の皆さんの短歌を3作、紹介します。
「金順伊さんの作品」
*「日本語が 上手とほめられ 我くやし ハングル読めぬは 歴史の産物」
*「いそいそと 鉛筆けずる 我嬉し ハングル習う 七三のときめき」
「森本忠紀さんの作品」
*「元慰安婦 来たる集いに さびしきは 若きらの姿 見えざりしこと」
森本さんの作品は「毎日新聞大和歌壇」に応募し、1位入選されたそうです。
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