ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

9月1日、162回目の「火曜日行動」です。

2015-09-01 14:38:10 | 火曜日


9月1日、162回目の「火曜日行動」です。






162回目の「火曜日行動」です。

まるで私たちの闘いのように晴れたり、曇ったり、大雨が降ったり、一時間の間に天候はめまぐるしく変わりましたが無事終了いたしました。








70階段を上り府庁に向かっていると長崎さんご夫婦の自転車が横を通っていきました。素敵な後ろ姿です。ご夫婦がいつも助け合い、みんなのために頑張っています。

 



府庁前到着です。今日のレポータは平田さんです。




ー平田さんのレポートー


いつものように、長崎さんの力強いアピールからです。

*長崎さんの横に広げられた青い色の横断幕を指して説明をしてくれました。

「これは韓国の民主労組の方たちが連帯のため持ってきてくれたものです。韓国では、エリートすら全員が正職に就けない、ひどい格差社会になっています。民主労組は、朴政権の弾圧に抗して格差是正に向けて運動をしています。今回は大阪朝高を訪ねて、「統一の歌」「ウリハッキョの歌」を涙して聞いていました。支えあっていこうと、大阪府10校のウリハッキョにノートパソコンを届けたそうです。連帯が広がっていることをアピールします」

*参加者が配っているチラシについて

「今日の黄色いチラシは、国連からの勧告について書いています。どの子にも人権があると言っています。日本人もどこにいても、日本語を学ぶことを保障されています。朝鮮人も朝鮮語を学び、文化・歴史を学ぶことを保障される権利があります。植民地時代に朝鮮語を禁じたことはおじいさん、おばあさんが語り継いでいます。育朋社はその事実を書こうとしません。これは私たちが責任を取ってこなかったことの表れです。各国は国連から勧告を受けると、何らかの対策を行って報告するものです。日本はこれまでは補助金を出していると弁明してきたが、今回はその補助金などもカットしているじゃないかと、勧告されているのです。国も地方自治体も差別政策を行っている。日本はどうなっているのか?というのが今回の勧告です」


*大阪の行政を批判して

「大阪府は原点に戻ってほしい。在日朝鮮人が多い大阪では、地域で行政との関係を築いてきた。少子高齢化社会の中で、在日の方は色々な地域の活動を担い、助け合い認め合うことをやってきている。保護者は税金を納めている。府民税、所得税、減免措置がなくなって、前より沢山の税金を払っている。しかし、自分たちの子ども達には使われない。学校には運動部のシャワー室すらない」


*いじめ問題について

「今、いじめが問題になっているが、朝鮮学校への差別は、日本の子ども達に“差別をしてもいい”と宣伝していることと同じです。大人が子どもの夢を奪わない、いじめをしない・させないことが大切です。自分のこととして考えてほしい」(レポーター平田)






今日も元気なお姿で鼓舞して下さった館山牧師!




ナカムラさん、久々の登場です。ご自分で作られたゼッケンを付けておられます。













































































ー大村さんのアピールー


*今日、9月1日は防災の日です。92年前の1923年9月1日に関東大震災がありました。非常に沢山の人が被災しました。そして、日本人として決して忘れてはならないことがあります。多くの朝鮮人や中国人が虐殺されたことです。6000人を超える朝鮮人が、自警団という日本人によって殺されたのです。普通の人、優しい父、兄がデマによって、朝鮮人だというだけで虐殺したのです。この加害責任をはたしていません。正確な実態も明らかにされていません。

*私は、震災後の福島に行ってきました。弱い者が置き去りにされています。沖縄、朝鮮学校、根はひとつ。弱者切り捨ての政策を止めるべきです。いずれ自分に降りかかってきます。今日、9月1日は、関東大震災のことを、このようなことを考えて見なおしてみてはどうでしょうか。(レポーター 平田)






ーオモニのアピールー

*朝高と第四に子供を送っている、2児の母です。税金を払っているが、保険、介護保険には加入させない。これはどういうことか考えてみてください。朝鮮人だから朝鮮学校へ行くだけです。逆の立場なら、皆さんはどう思いますか?自分の子ども達のために闘うはずです。私の声に耳を傾けて、無償化適用、補助金再開に力をかしてください。(レポーター 平田)






ー朝大生のアピールー

*よくヘイトスピーチについて日本人と話すが、日本人はハジだと言う。自分はハジか否かが問題ではない。このような学校への差別が問題です。金曜行動を行っているが、政府は政策を変えようとしません。運動は終わることはありません、何十年でも何百年でも世代を超えて続くと思います。高校の時勉強したんですが、学生達のなかでは、やって意味があるのかという声もあるが、自分はやらないといけないと思います。これは正義の運動であり、未来につながる運動だと思います。止めたら負けです。続けないといけない。(レポーター 平田)








途中大雨が降ってきました。






ー長崎さんのマトメの時、急に大粒の雨が降り出した。それでも、私たちは「火曜行動の歌」を力強く歌って、来週も頑張ろうと確認した。雨にぬれながらも、正義の運動、未来につながる運動なんだと、心強く思った。(平田さんのまとめのレポート)




今日も横道さんがトランク一杯と袋カバンに一杯ゴーヤを入れて配給して下さいました。

先週頂いたゴーヤでお料理したものをブログに添えたのですが、それをご覧になった旦那様が「みんな持って行ってあげて」とこんなにたくさん下さったそうです。作る楽しみ!食べる楽しみ!良いですね。




仕事から帰ってすぐにゴーヤを使って一品料理作りました。さぁ、今から夕食です。いただきま~す。





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