今日のレポーターはハルモニ会の陶山さん、写真撮影は松尾さんとニョニョです。今日も心ひとつに発信して参りますね。
長崎さんの第一声始まりました。
長崎さん
まだまだ残暑が厳しい中です。今日も火曜日行動に参加の皆さまご苦労様です。そしてご通行中の皆さま、府庁でお勤めの皆さま、毎週火曜日に、私たちが声をあげている、大阪府が大阪府としての誇りをとりもどしてほしい。全国で最も多くの在日韓国朝鮮の人たちが暮らしている自治体として、全国に先駆けて補助金を支給してきた大阪が、朝鮮学校への支給を打ち切って11年を越えようとしています。
朝鮮学校の保護者オモニの皆さんが今日もたくさん参加されています。朝鮮学校に子どもたちを送るために、保護者の皆さまはたくさんの苦労をし、どれほど多くの負担を抱えながら送っているのか。平日の昼間に参加するためには、仕事を休まなければならない。我が子を思う気持ち、人間としてありのままに在日朝鮮人として誇りを持ってすくすくとそだっていく、それを知ってほしい、みとめてほしい、そんな声をいつも聞いています。
火曜日行動に明るさを添えてくれているのは火曜日バンドです。朝鮮学校が日本の社会にあり、在日朝鮮人として誇りを持っていくコミュニティーが日本社会にあることが、この日本社会を豊かにしてくれたのか。朝鮮学校をつぶしていくことは日本社会の豊かさをつぶしていくことになる。そんな思いで集まっているそれぞれの仲間が集まっています。
先週はお盆のお休みでした。在日朝鮮人の方々の中では、ハルモニ、ハラボジから民族の想いを語り合ったり、一緒においしい朝鮮料理を食べたりしたひと時もあったかと思います。今日は北大阪からたくさんの保護者の方々が来られています。マイクを渡していきます。
火曜日バンドは不滅です❗
中山さんのアピールです。
中山さん
東成区に住んでいる日本人です。先日、関東大震災・朝鮮人虐殺の学習会がありました。9月1日、関東大震災から100年になります。その時6000人余りの朝鮮人が殺されました。警察や軍隊、自警団で民間人が殺したと言われています。当時の教育や行政、マスコミの朝鮮人蔑視、朝鮮人差別が様々な影響を与えて、このような蛮行が行われたと思います。当時の小学生のアンケート調査で、何が怖いかという問いに、朝鮮人という答えが249人火事が119人、地震が49人だったそうです。朝鮮人怖いという印象を与えています。
今日、行政ヘイトと言われるように行政が率先して朝鮮人差別を行っています。私は、朝鮮学校、朝鮮人差別を絶対許してはいけないという思いからここに立っています。関東大震災、朝鮮人虐殺から100年、絶対忘れてはならないと思います。
北大阪の朴先生のアピールです。
北大阪のソンセンニム
ウリハッキョでは、数は少ないですけど、たくさんの子どもたち、先生たち、たくさんの保護者の方々や支援してくださる方々のおかげで何とか学校運営していますが、少なくない負担が保護者の方にはありますし、なおかつ子どもたちが、次の社会でのびのびと活躍できる人材を育てるため一生懸命教えています。
多くの方々と手を取り合って頑張っていきます。よろしくお願いします。
北大阪地域のオモニのアピールです。
北大阪のオモニ
今も仕事中なのですが、仕事抜けてきました。私は共働きなんですけど、主人がどうしてもウリハッキョに入れたいと言うので、共働きしながら入れています。
子どもは、オンマ頑張って働いて、僕らをウリハッキョに入れてやと言います。その一言が励みになって仕事もできるし、何より子どもの笑顔が一番の喜びで力になっています。このようにオモニたちのがんばる姿見て子どもたちも元気にハッキョへ行ってもらったらいいと思います。無償化お願いします。
大阪中高オモニ会長のアピールです。
朝鮮中高級学校オモニ
オモニ会会長のリャンスッチャと申します。8月9日ニュースを見ていました。吉村知事が私立高校の代表と面会しておっしゃっていた言葉があります。「子どもたちが自分が学びたいところで学び、自分の可能性を伸ばすのは、子どもにプラスになるだけではなく、最終的には社会に帰ってくる」そのとおりだと思います。
私が腹立たしいのはあなたが二枚舌を使っていることです。朝鮮学校の子どもたちは、この子どもたち、この概念から除外されるのでしょうか。
ウリハッキョで学ぶ子どもたちがどういう人材に育っているのかあなたは見たことがあるのでしょうか。
ウリハッキョで学ぶ子どもたちは、決して反日教育を受けているわけではありません。朝鮮人としてのアイデンティティーを育むために、言葉・文化・歴史を学んでいるだけです。そして日本社会・国際社会へ羽ばたいていくのが現状です。無償化適用と補助金復活をお願いします。
大村さんのアピールです。
大村さん
朝鮮学校の問題は日本人の問題だと思ってここに来ています。かつて日本の学校に勤めていたとき、自分が朝鮮人であるという自覚もなく日本名で通っていました。歴史的に考えて、日本人の責任として、何とかきちんとやりたいという思いで朝鮮学校を、私も訪問することになりました。
朝鮮学校では民族教育がしっかりと行われていました。朝鮮学校に通うことで、私自身は朝鮮学校から、日本の今の在り方が見えてきました。今も日本社会が差別をやっています。日本と朝鮮の関係史、戦前からずっと朝鮮に対する敵視政策を続ける日本政府の在り方、そして日本人のそれを容認しているあり方が、見えてきました。
8月22日は何の日か知っていますか。沖縄では対馬丸事件で子どもたちがたくさん亡くなりました。22日大湊港を出発した朝鮮への帰国船が24日舞鶴港沖で撃沈されました。どちらも箝口令がひかれ、真相究明がなされていません。過去の歴史をそのまま引きずっていること、これが朝鮮学校の問題に一番たくさん現れていると私は思います。
歌「声よ集まれ 歌となれ」
シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな
・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ
・行政が差別するな
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう
シュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が繰り返されています
最後の歌は「勝利のその日まで」❗❗
駐輪場での申し送りです。
来週も頑張ります❗
