ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

1月6日、朝鮮舞踊家 姜輝鮮先生の三回忌の法要が行われました。

2019-01-09 21:59:07 | お知らせ
去る1月6日、午前11時より天王寺の統國寺において、故 カンフィソン先生の三回忌の法要が行われました。

















今回の法要を準備された舞踊団ナルセの皆さんのご報告を掲載させていただきますね。

⭐️ご報告⭐️

先日、1月6日(日)に和気山・統国寺にて私たちの師であります、舞踊家・姜輝鮮先生の三回忌を執り行いました。
式には、先生のご親族をはじめ、朝鮮舞踊研究所の生徒・保護者の方々、そしてこれまで舞踊団を支えてくださった諸先輩方が参列していただきました。
本当にありがとうございました。

また統国寺の方々には、葬儀・49日・納骨・一周忌・三回忌と大変お世話になりました。
これまでの様々な式のみならず、これまで私たち舞踊団の動向を常に見守り続けて下さっていたことを法要後に知り、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

三回忌を迎えるまで、本当にたくさんの方々が多方面から支えてくださったおかげで、この日を迎えることができました。きっと、姜先生も天国で喜んでくれていると思います。

私たち舞踊団一同、これまでの経験と感謝を胸に姜先生から学び受け継いだ「朝鮮舞踊」を在日同胞の大切な歴史として次世代につないで行けるよう努力したいと思います。

これからも姜輝鮮先生が創作された作品を多くの方々に届けることができるよう、活動を行って参ります。今後もご支援・応援をよろしくお願い致します☺️






妹さんらも参席されお姉さまとの思い出をお話しくださり、今まで見守って下さった舞踊団ナルセ及び関係者への感謝の言葉を述べられました。





この日法要の後、崔スニムがお釈迦様の教えだと言って、とても大切なお話をしてくださいました。

「供養は幸せになる為にするものであること。人間の幸せはものを持つことではない。人間の幸せは自分の心で幸せだと思う事であること。

  ・・・感謝の気持ちが無ければ決して幸せにはなれないこと。幸せが無いのではなく見れないのであること。

  ・・・私たちに命をくれたご両親はじめ先祖への想い、命のバトンをリレーしてくれたタスキが大事なのだと言う事。

  ・・・当たり前のことがどれだけあり難いかを知ってほしい

  ・・・苦労から決して逃げないこと。しんどいこと、人がやりたくないこと。その中に幸せが埋まっている・・・

     色々思い当たることがありました。




三回忌の法要の後、時間の許す関係者で食事やコーヒーを戴きながらカン先生の思い出話に花が咲きました。

カン先生はきっと喜んでくださったと思います。


統国寺内に済州四・三犠牲者慰霊碑が建立されています。2回目の参拝です。










ベルリンの壁もあります。色々思う事が重なった一日でした。





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