ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

6月27日、250回目の「火曜行動」です。

2017-06-27 20:45:45 | 火曜日
雨が降ると予報が出ていたので心配しましたが、なんとか持ちました、今日は250回目ということもあって大勢の皆さんがアピールをしてくださいました。

又韓国からドキュメンタリー映画監督の金さんとチョンさんが来られました。










今日のレポーターは「春母(ハルモニ)会」の平田さんです、写真は松尾さんが走り回って実況で送ってくださいます。




よろしくお願いいたします。




12時前から大勢の方々がどんどん集まって来ています。




長崎さんの第一声が響き渡っています。


長崎さん

「2012年4月17日、府庁前に立ってから今日は250回目になります。

現状は差別が解消しないばかりか補助金カットが広がっています。やむにやまれない思い、子ども達への差別に対する怒り、子ども達の学びや成長を知って欲しい、色々の立場の人が参加してきています。

日本社会が安心して暮らせる社会になるよう、どうして差別が生まれたのか、どうして住みにくくなっているのか、自分を認め、他人を認めて仲良く暮らせるように考えていきましょう。

今日は金英哲弁護士さんが来てくれています。オモニたちが参加しています。まず、オモニの立場からお話しをしてもらいたいと思います。」

(全てのレポートは平田さんです。)





我らが梁オモニム、膝が痛いのに椅子持参で来てくださいました。本当にコマッスムニダ。みんな感激です。




大村さんです、長崎さんと共にみんなを引っ張ってくださっています。





井上さん、ほとんど毎週、お疲れ様です。
遠い宝塚から、、、












アギさんがアピールですね。

「今日は250回目になりました。

保護者はこの5年間、さみしい思いをしてきました。子ども達に民族の誇りをもって自分らしく生きてほしい、そのことが否定されたのです。

朝鮮学校は子ども達がルーツを大切にし、言葉や歴史、文化を学び、先生方や地域の方々と助け合って育っていく場所です。

違いを認め合い高め合っていく社会でありたいです。

行政が差別することを許せません。行政が、大人が差別をすると差別してもいいんだと子ども達に繋がっていきます。私達が大人の責任を果たしましょう。」










火曜バンドは今日7名勢揃いです。迫力あります。




若者代表申さん、今日も和歌山からきてくれました。





火曜行動の命と言うべきマイクとスピーカーをいつも自転車で遠くから運んでくださる長崎としさんです。





いつも積極的にアピールもし、みんなを引っ張って下さる宋さんです。





今日はイケメン三銃士の中山さんの親族にご不幸があり、やむ得なく不参加なのでイケメン四人衆でがんばっていただきました。




熟女美女二人組です^_^





弁護団の金さんが早々とアピールしてくださいました。

金英哲弁護士

「一つお知らせがあります。7月28日、高校無償化の裁判、判決があります。国が平等に支給するか否かが問われています。

認められれば大阪府も補助金再開に追い込まれるでしょう。

しかし、大阪府はこれまでの経過からも独自に支給する道を考えて頂きたい。

府庁で働くみなさん、私も通った朝鮮学校はいい学校です。平等に支給してください。

無償化、補助金再開が実現するまで、ここにいる皆さんと力を合わせて最後まで闘っていきたいと思います。」







田中直子さんの姿も見えますね。



お会いするたびに若くなられている大先輩の横道さん^_^



申さんのアピールです。先週の「週間金曜日」読んでくださいね。中村一成さんが申さんのこと詳しく書いてくださっています。

シンさん

「250回、この間一緒に闘ってきた仲間がいます。私も頑張ります。

ウリハッキョに通った私だからその良さを伝えられると思います。学校にも来てください。

差別のない社会に、一緒にこの日本社会を変えられるよう共に闘っていきましょう。」






若者のアピール続いています。黄さんです。

「毎週250回を重ねてきた、言い換えれば何千人以上の人が声を上げてきたことになります。

人として認められるべき権利というか本来持っている権利が奪われている現状に憤慨して声を上げています。

日本はマイノリティに対し、特に植民地支配した歴史の結果として存在している朝鮮人に対して、権利を認めたことはない。

1945年8月以降の問題であり、どのように解決していくのかが問われている。

日本がこれから進もうとしている道は加害の歴史を消そうとしているようだ。

朝鮮学校への対応にも表れている。

どうなっていくかこわいです。何がこわいかというと、日本の多くの人達がこわいと思っていない、無関心でいることです。

この日本社会で生きていく、この日本社会が戦争にすすむのを防ぎたい。この運動の先頭に立っていきたいです。」







京都からも駆けつけてアピールしてくださいました。

京都の大学生

「日朝友好協会で朝鮮学校について学習することになっています。

京都の朝鮮学校を在特会が襲撃した事件、私は今も映像を見ることが出来ません。

裁判には勝ちましたが差別は終わっていません。

無償化不適用、補助金不支給政策を国が止めない限り、差別が続くかぎり一緒に闘っていきます。」












リョンヒさん、今日も溌剌としています。




伊関さんにリュウ先生!




歌舞団の歌姫参上





レポーターの平田さん、頑張っています。






津々木さーん。





南大阪の伊関さんもアピールです。

「関空で働くサラリーマン日本人です。なぜ日本人の私が声を上げるか、大阪の未来のため、日本のためと思っています。

日本はアジアの一員です。隣の国と国交がないのはおかしいです。拉致、ミサイル云々も話し合うしか解決の道はないのです。

海外の観光客に、日本は朝鮮学校だけ外しているなんて言えません。知ったらどう思うでしょう。興ざめです。差別・切り捨て、その先に大阪の発展、未来はないのです。


私は朝鮮学校の子ども達と田植え、コメ作りをしています。反日なんてありません。

松井知事、聞いていますか?公務員である職員が火曜行動参加のオモニに暴言を行ったことに、怒りをもって抗議します。

差別なき大阪、日本のため一緒に闘っていきます。」






岡本さーん!




生野初のオンマ!





ウォンソクさんも頑張って撮影されています。





若者がいると華やぎますね^_^





ここにも歌舞団の歌姫が、、、




保護者のエミさんの説得力のある アピール!

「先週ここに立っている時、一般の男性の方が色々はなしをしてきました。朝鮮も悪い、仲よく出来へんなどなどです。情報がひどく偏っている、ゆがめられていると思いました。


ここで生まれ育ち、働き、税金も納めて、ずっと差別され続けています。

日本の子どもには年間100万円の税が投入され、朝鮮学校の子どもには年6万円でした。今回それさえもカットされました。正しく知ってください。」






梁オモニムの息子さんです。足の痛いオモニムを車に乗せて連れてきてくださいました。




南大阪のリュウ先生のアピールです。

「南大阪朝鮮学校の教員です。保護者でもあります。大阪で50年です。

1974年に補助金が全国で初めて支給されました。大阪が多文化共生の道をめざすなか、1990年には助成金が増額されました。

今、オリンピック、万博誘致を頑張っていますが、国際化の内容が進んでいないと思います。

日本のマスコミがどのようになっているか?


どれだけの人が考えてくれているか、今、歴史が繰り返される危機感も一般的にまちがっていないように思います。


朝鮮学校は雨漏り、故障などいろいろ大変ですが、自分達で出来ることをやっていっています。

最終的には、子ども達のために、大阪府・市の未来のために頑張っていきます。」














オンマのアピールです。

オモニ

「3人の子どもを朝鮮学校に送っています。勉強もスポーツも変わりないです。

サッカーで府大会にも行きました。

子ども達同士が手を取り合っているのに、なぜ大人が差別をするのでしょう。差別がなくならない限り、皆と一緒に闘い続けます。」







ニョニョも今日はアピールと詩の朗読しました。

「5年間、この場に立ち続けながら考えてきました。

6人の孫はウリハッキョに通っています。両親は共働きで頑張っています。

ハルモニとして、一人の人間として5年以上続いているこの状況は信じられません。

この間、歌も3つ作りました。みんなを励まし、自分自身を励ますために作ってきました。

「君たちが大きくなったら」、「この坂を上れば」、「勝利のその日まで」


一つを朗読します。「勝利の日まで」

                 
1. 고개를 들어요 한숨을 거두자요
   空をみあげよう ため息つかずに

  아이들의 웃음을 빼앗길순 없잖아요
   奪われるものか 子どもらの笑顔を

   포기를 말자요 단념도 하지말고
   諦めるまい  断念するまい 

  전진만이 우리의 길 승리의 그날까지
   進もう 我らの道  勝利のその日まで


2. 뒤걸음은 못쳐요  사람답게 살아야죠
   人らしく生きよう 誇りを持って 

   배움의 권리를  끝까지 지키자요
   学びの権利を  永遠に守ろうよ
          (とわ)
  포기를 말자요  단념도 하지말고
   諦めるまい  断念するまい 
 
   전진만이 우리의 길 승리의 그날까지
   進もう 我らの道 勝利の その日まで









玄さんのアピールです。

「4年前、国連の人権委員会で訴えました。子どもが教育を受ける権利、人権は最低認められていることです。

日本の学校でははぐくまれない、朝鮮学校でしか自国の言葉、歴史、文化が学べないのです。

国連の勧告を受けても無視つづけている、信じられない事です。


ここに来て、又頑張ろう、解決まで頑張ろうと思っています。」






朴ヨンチさんもいらしています。




火曜バンドの皆さんがお一人づつアピールしてくださいました。

森本さん

「ひと言づつお願いします、」

陶山さん

「大阪府外国人教育研究会がありました。働いていた学校が36年間、城北ハッキョと交流している話をしてきました。朝鮮学校の現状、どうしてこんなことがあるのか、若い先生に訴えてきました。」

井上さん

「初めてマイクを持ちました。火曜行動にくるのは、心が洗われるからです。

小学生の時、在日の子、沖縄の子と机を並べてきました。その子のなかに悲しみを見たからです。差別のない大阪にしたいからです。」

木村さん

「私は、自分で作ったプラカードに「民族教育は子どもの権利」と3か国語で書いています。人類共通の権利、利益なんです。大阪・日本は一日も早く改めて頂きたいです。」

















木村さんも!





火曜バンドのリーダー古賀さん!

古賀さん

「日本で暮らす子ども達に差別があってはいけない。かって大阪は先進的にとりくんできました。

子ども達への明らかな民族差別である無償化排除、補助金カットは止めましょう。」







取材を続けていた韓国の監督金さん!





時間になってしまいました、1時間があっという間に過ぎ去りました、今日は歌舞団の歌姫お二人を迎えての最後の合唱です。勿論「勝利のその日まで!」





撮影を続けるウォンソクさん。




駐輪場に集まりました。















ハルモニ会も取材を受けました。





くっすんさんが愛のキャンディを配られました。














火曜行動が、250回目を迎えた事は恥ずかしいことです。一体何回続けなければならないのでしょうか!

来週も来ます。勝利の日まで70階段を上ります!

カメラマンのウォンソクさんと大阪城公園散策しながら帰路に着きました。ウォンソクさんが、70階段が見たいと言ったので案内しました。






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