ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

6月4日、571回目の「火曜日行動」です。

2024-06-04 15:06:46 | 火曜日
暑くもなく寒くもなく、ちょうど良い気候の中、571回目の「火曜日行動」が行われました。







今日のレポーターさんはハルモニ会の木村さん、写真撮影は中山さんと松尾さんです。応援よろしくお願い致します。












長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

今日も元気に571回目の火曜日行動を始めて行きましょう。

先日の6月2日に、大阪朝鮮初級学校で運動会がありました。これは、生野・第四初級・中大阪の三校が統合してから初めての運動会です。

運動会には保護者はもちろん近隣の人々も集まり、学校だけでなく地域のコミュニティにとって大切な存在であることが感じられました。幼稚班(ユチバン)の一番小さな2歳の子どもたちが一生懸命民族楽器にあわせて体操をする姿がなんとも可愛らしかったです。

子どもたちが朝鮮学校(ウリハッキョ)に行くと、そこには安心できる場所があります。同じ朝鮮人の仲間が居て、緊張することなしに過ごせる場です。

今日はさわやかな天気ですが、梅雨になると雨漏りで、教室が水浸しになることもあります。こんな悩みを朝鮮学校は抱えているのです。





火曜日バンドは不滅です❗❗






参加者の皆さん❗



















参加者の皆さん❗





崔さんがマイクを持たれました。

☆崔さん

最近話題の映画『関心領域』を見に行ってきました。

これは、アウシュビッツ収容所の所長のヘスの一家の生活の様子を描いた映画です。彼らの家は収容所と壁一枚隔てた場所にあり、そこで平穏な暮らしを営んでいます。

収容所での残虐行為自体は一切描かれませんが、常に人々の叫びや銃声などがかすかに聞こえています。しかし、ヘスとその家族は何もないかのように振る舞っています。実に恐ろしい映画です。この映画は、無関心が人間性を限りなく喪失させるということを物語っています。

大阪府庁で働く人々には、我々の声が聞こえていますか。“関心領域”の外にあるのではありませんか。
私自身はこの映画を見ながら、虐殺されているガザの子どもたちのことを深く考えました。

☆長崎さん
13年間の私達の訴えに大阪府はどう思っているのでしょうか。映画の問題と共に考えてほしいと思います。










参加者の皆さん❗













参加者の皆さん❗













大野さんがマイクを持たれました。

☆大野さん

安倍政権の時に、安倍首相が下村文科大臣に「拉致問題が解決していないから朝鮮学校に補助金を支給することはできない」と述べたわけですが、その下村氏は、現在パーティ券問題の中心的人物のはずなのに、「キックバックについては知らなかった。いつの間にかそうなっていた」と白々しいことを述べています。どうしようもないです。

カジノについては万博の5年後に開催されることが決定されています。大阪府・市はそれで収入を得られると見込んでいますが、儲かるのは事業者だけです。

今、ディーラー達に対して、客に「負ける」ようにするいかさま教育が始まってます。つまり、客を勝たせて、ギャンブルにのめり込ませ、大きな勝負の時に、客を負けさせるというものです。これでは依存症も増えることでしょう。

横浜、長崎、和歌山も結局撤退して大阪だけが残りました。

しかし、維新政治も長くはないと思っています。








林青年がマイクを持ちました。

☆若者

世界ではウクライナでもガザでも凄惨な出来事ばかりです。その裏で回っている歯車を見ると、どうしてこんなことのために民族が奪われるのかと強く思います。

毎日接しているハッキョや在日の子どもたちの民族性を育むために、夏に様々な企画をしていきたいと思います。

私たち自身が諦めずにがんばっていきたいと思います。









北大阪地域のオモニがマイクを持ちました。

☆オモニ(北大阪)

私は3人の子どもを16年間ウリハッキョ(私たちの学校=朝鮮学校)に通わせてきました。

私はずっと日本学校に通っていました。自分を日本人だと思い、そこで守られていました。

私には恩師がいます。その先生が、私の本名と在日三世であることを教えてくれました。

私が自分の子どもたちを朝鮮学校に通わせてからは、日本社会はもう守ってくれなくなっていました。私が何をしたというのでしょうか。民族性に目覚めたからでしょうか。

その恩師は毎週火曜日行動に参加しています。

☆長崎さん
朴先生は、教え子がここに来てくれるのがうれしいと言っておられました。





シュプレヒコール続いています。





















シュプレヒコールと合唱が続いています。










































カンさんのアピールです。

☆カンさん

夏にはサマーフェスティバルや納涼祭など様々な企画が各学校であります。

「来て、見て、知って!」ぜひとも最寄りの朝鮮学校に来てみてください。

オモニ達の腕によりをかけた料理がいっぱいです。アボジ達が焼き肉やテントの設営に朝から準備をし、子どもたちも手伝ってがんばっています。

ところで、もう何をやっても手詰まりの岸田首相ですが、朝鮮民主主義人民共和国に「条件なしの首脳会談」を言い出しました。「条件なし」と言うが、まずは朝鮮学校への差別を止めてからにしろと、私は言いたい。

☆オモニたちの歌とシュプレヒコール

『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!
・行政が差別するな!

・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!
・朝鮮学校の補助金支給を復活せよ!

・行政が差別するな!






カンさんの素晴らしいテナーでの音頭❗最後の歌は勿論「勝利のその日まで」❗























駐輪場での申し送りです。





恩師との久しぶりの再会です❗







今日も東成中本分会、洪分会長からの差し入れがありました、本当にコマッスムニダ❗




来週も頑張れそうです❗

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