ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

3月7日、234回目の「火曜行動」です。

2017-03-07 20:54:22 | 火曜日
昨日まであんなに暖かかったのに、火曜日だけ何故こんなにさむいのでしょう、寒のもどりです。涙




でも今日も皆さん元気に坂を上って来られました。





今日のレポーターはハルモニ会の横道さんです、寒いですがよろしくおねがいいたします。写真はいつものように松尾さんが沢山送ってくださいます。



長崎由美子さんの明るい第一声が響き渡っています。

☆長崎さんのアピールから

冬に逆戻りしたような寒い日の府庁前から234回目の火曜行動です。
3月5日は大阪朝鮮高級学校で卒業式が行われました。
3月12日は中級学校で3月19日は初級学校で卒業式が行われます。


未来に向かって羽ばたく朝高生たちが、「高校無償化」から排除されたまま卒業していかなくてはならない。
「後輩たちに、この悔しさを味あわせたくない」という思いを胸に卒業していかなくてはならない。
3月卒業式、4月入学式、このシーズンの火曜行動は本当に心が痛みます。


1月26日の補助金裁判不当判決を受けて、各オモニ連絡会の緊急集会が持たれています。。
「私達が諦めてどうする。黙っていてどうする」「当事者が闘わずに、誰かに任せて闘える闘いではない」オモニ達は真剣に話し合われています。
「本当に悲しみ怒っているのは、頑張ってきた弁護団だ。特に若手の弁護士はショックだと思う。励ましたい」と弁護団にも心を寄せています


『寒梅は真理に似て』という言葉があります。
差別や偏見の中にあっても、自信を持ってしっかり立っている子どもたち。
人間への不信ではなく、人間としての尊厳をもって力強く立つオモニたち。
これこそ『真理』だと思います。


「森友学園」と朝鮮学校の待遇の格差に唖然とします。
松井知事は被害者のように言っていますが、森友学園の申請が出てから、大阪府の認可基準を突然規制緩和して、認可への道筋をつけたのが真実です。
政府と関係の濃い学校を異常に厚遇する。
「森友学園」だけではありません。全国で起っている、このいびつさをしっかりと訴えていきたい。(レポート横道)















古賀さんお帰りなさい。森本さんと松尾さんご夫妻です。



























朴さんのアピールです。

☆パク・ヨンチさんのアピールから

卒業式、入学式の季節です。毎年行われる何も変哲のない風景です。
大阪朝高は100人の3年生が卒業しました。
卒業生たちは日本の高校生と同じように、大学に、専門学校に進学します。留学する子もいます。就職する子もいます。
日本の子どもと何ら変わらないのに、何故「無償化」から排除されなければならないのか。
「補助金」をストップされなければならないのか。悔しい気持ちをいだきながらも、朝高生として誇りを持って卒業していきます。


卒業生たちは在日四世です。一世は日本の植民地支配下で日本にやって来ざるをえなかったのです。
大阪府・市はそう言う事情を理解して、普通の私学の4分の1程度にしろ、補助金を出してきたのです。
しかし突然、政治的理由で補助金を打ち切り、政治を教育の場に持ち込んだのです。


誰も、どの民族に生まれるか選べませんが、朝鮮民族に生まれてきた以上、民族の母語、文化、歴史を学びたいと思うのは当たり前のことです。日本の人も同じだと思います。


どの国で生きようと、民族教育を保障することは、今では国際的なスタンダードです。
植民地支配の歴史的経過を踏まえれば尚のことです。
大阪府や市の行政が良心を取り戻すまで、強く訴えていく。(レポート横道)












イケメン三銃士揃いました。^o^




レポーターの横道さん、かじかむ手を必死に動かしておられます。





青年同盟の高さん、アピールです。

☆青年同盟 高さん

母校大阪朝高の卒業式に行ってきました。
僕の地域から10人が卒業を迎えました。

彼らは勉強やクラブ活動に励みながら、街頭に出てビラを配り署名を集める活動もしてきました。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

僕も大学の4年間文科省前の金曜行動で訴えてきました。
当然の権利が奪われる現実に、苛立ちと怒りを覚えます。

青年同盟は全国から同胞や支援者が集まり抗議集会を予定しています。
頑張りましょう!(レポート横道)






中大阪保護者の金さんもアピールです。

☆金さん

中大阪初級学校で緊急集会が10日に行われます。

弁護士の先生から裁判報告や無償化連絡会から大村さんのアピールがあります。

今日は城北ハッキョで緊急集会です。ぜひご参加下さい。(レポート横道)






青年同盟の梁さんもアピールです。

☆青年同盟の梁青年

今夜19時より城北ハッキョで緊急集会を行います。

高校無償化は教育の機会均等のためのものであるのに、朝鮮学校だけを除外したことに、私は怒りを鎮めることができません。

安倍政権の反動政治によって差別されていることをアピールしていきたい。(レポート横道)













若者が元気です。








宮川さん、寒さを乗り越えバイオリンを演奏されています。




☆歌舞団の歌姫金さんのアピールと歌

(ペーパーをお借りして転載しました)

「今日はどうしてもこの場でお伝えしたいこと、歌いたい歌があり、マイクを握らせていただきました。
私は朝鮮の歌や踊りをもって活動している金和美と申します。

去る1月26日、補助金裁判不当判決を受け、ショックで愕然とする中、2月9日に行われたオモニ連絡会主催の緊急集会に参加しました。

怒りをあらわにしながらも、一致団結し「自分達が出来ることを精一杯やろう」と思いを語られるオモニ達の姿に奮い立たされ、オモニ達に元気を与えられる歌を作らなければいけないという使命感が、ふつふつと沸いてきました。

それから、火曜行動に欠かさず参加してらっしゃるホ・オンニョ先生に作詞をお願いし、チョ・バンウ先生の協力も得て「勝利のその日まで」という曲を完成させる事が出来ました。
今日この場で初披露となります。

この歌が、オモニ達のそして皆さんの想いを代弁する歌になれれば光栄です。」

(優しさに溢れているのに力強くもある、歌詞にとっても合ったメロディーでした。
感激!—横道)














森本さんが仲間を引き連れて「幸せなら手をたたこう」をバイリンガルで歌ってくれています。

☆三線の森本さん

歌舞団の方の歌は素晴らしい。感動しました。
一緒に歌えるように皆で覚えていきましょう!

今日は、奈良で再開された幼稚班で歌っている歌を習ってきたので歌います。
皆さんも知っている「幸せなら手をたたこう」の朝鮮語バージョンと日本語バージョンです。
どちらも歌います。

日本語バージョンは
 幸せならあいさつしよう(アンニョン)
 幸せならあいさつしよう(アンニョン)
 幸せなら態度でしめそうよ ほらみんなであいさつしよう(アンニョン)










宮川さんの短歌が朝日歌壇に掲載されました。



この歌は東京新聞に掲載されるそうです。





森本さんの作品も朝日歌壇に又掲載されました。








クッスンさんが今日もみんなをねぎらって愛のキャンディの配給です^o^








尊敬するオモニとのツーショット







☆長崎さんの結びのアピールから

私は在日朝鮮・韓国の子どもが70%を占める、キリスト教系の私立保育園で働いてきました。
そこで民族教育が子どもたちの笑顔をつくることを実感しました。


先ず保育士の中で自分のルーツを知り、言葉を取り戻し、通名ではなく本名を使う人が出てきて、子供たちに広がっていきました。
給食のビビンバやチジミは保護者も喜んでくれました。


「寝た子を起こすな」と抗議してくる保護者もいましたが、やがてその人も「先生、よくやってくれた」と理解してくれる様になりました。


「子どもが責任を取れないことで、子供を苦しめてはいけない」
「大人が子どもの夢や希望を奪わない」
そして人間として誇りをもって、闘っていきましょう!(レポート横道)


この後いつものように火曜行動の歌「この坂を上れば」を合唱しました。













駐輪場に集まりました。





訪朝されていた古賀さんの第一声は「日本ではややこしいことばかり言ってるけど、共和国はとても平和です。」でした。





新しいアコーディオンです。ウンバンウルとかいてありますあ、鈴蘭と言う意味です。









森本さんも集いの案内をされました。皆さん寒い中お疲れさまでした。

とても寒いので地下鉄で帰る方々とお蕎麦を食べて帰りました。来週も頑張ります。






















コメント
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